「北朝鮮スパイでっちあげ事件」八尾国賠 |
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原告
八尾恵原告代理人
木村哲也・本田敏幸・久連山剛正 他5名被告
「旅券を返せ!」裁判…国および外務大臣
「違法捜査を許さない!」裁判…国および神奈川県事件の概要
1988年5月25日、有印私文書偽造同行使で逮捕、公正証書原本不実記載同行使で計22日の勾留を受け、「朝鮮民主主義人民共和国のスパイ」としてでっち上げられる。8月1日、外務省より旅券(パスポート)を取り上げられる。「有印」は不起訴、「公正」は罰金5万円の略式命令で終わる。提訴内容
1989年4月17日、旅券(パスポート)取り上げに対し、「旅券を返せ!裁判」として、一般旅券返納命令取り消し等請求訴訟(国賠付)を東京地裁に。1989年11月10日、「違法捜査を許さない裁判」として、違法な目的、令状発布、逮捕、勾留、取り調べ、捜索、差し押さえに対する国家賠償請求訴訟を横浜地裁に提訴。裁判経過
「旅券を返せ!」裁判一審は、一部勝訴により70万円を勝ち取る。しかし二審は敗訴。現在最高裁に。また、「違法捜査を許さない!」裁判は、96年5月8日に一審敗訴。直ちに控訴。連絡先
東京都港区新橋2−8−16 救援連絡センター気付
八尾恵 TEL03−3591−1301