獄中暴行医療拒否・藤井国賠

原告
藤井誠

原告代理人
伊藤秀一・辻恵

被告
神奈川県

事件の概要
1984年6月、京セラ多摩川作業所閉鎖反対闘争に対し、神奈川県警は、当該・支援労働者を不当逮捕。20日の勾留理由開示公判出廷の護送車内で、取り調べ警察官ら6名が暴行を働き、医療拒否。支援では原告のみ不起訴、他は罰金刑確定。

提訴内容
1985年4月6日、横浜地裁に提訴。暴行と医療拒否に各100万円。弁護士費用60万円。

裁判経過
警察資料について、提訴前の証拠保全を求めたが、高裁への準抗告を却下された。また公判での証拠提出命令も却下され、苦戦を強いられる。しかし91年3月14日、暴行の一部のみ認定され、損害賠償10万円、弁護士費用3万円で一部勝訴。双方控訴。93年5月31日、東京高裁判決は双方ともの控訴棄却。よって一審の一部勝訴判決が確定した。

連絡先
〒228 相模原市西橋本5−8−1全国化学日本板ガラス労組川崎支部気付
藤井誠 TEL0427−71−7092


[BACK]