大分県湯布院町の浦田です。
一週間ほど前の記事ですが、
12月1日から9日まで、大分の日出生台と十文字原演習場で、
対ゲリラ戦訓練が行われるようです。
マスコミへの訓練公開は12月4日。
日出生台はふだんは演習場内での牛の放牧、採草が慣行として
認められていますが、
自衛隊から地元畜産農家に対して、この対ゲリラ戦訓練の時期は
演習場内に入ってくれるなとお達しがあったそうです。
訓練開始は、ちょうど村山訪朝団の出発の日から・・・。
(転載不可)
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11月19日 西日本新聞
北朝鮮工作船教訓に対策強化(小見出し)
大分で対ゲリラ戦訓練 (大見出し)
陸上自衛隊 来月1日から1000人が参加
九州初の連隊規模
陸上自衛隊が、他国からの武装ゲリラの侵入や破壊活動を想定した千
人規模の「対ゲリラ戦闘訓練」を、12月1日から9日まで大分県の日出生
台(玖珠町など)と十文字原(別府市)の両演習場で実施することが18
日わかった。対ゲリラ戦に絞った大規模訓練が九州で行われるのは初め
て。今年3月の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作戦による領海侵
犯事件を機に、防衛庁はゲリラ対策の強化を進めており、九州での重点
訓練もこれに呼応したものとみられる。
関係者によると、訓練には、第40普通科連隊(北九州市小倉南区)や
福岡駐屯地の第4偵察隊(福岡県春日市)などが参加する。図上訓練など
を除いた実動訓練は12月4日〜7日の4日間で、夜間戦闘での敵味方識別な
どの基礎訓練のほか、林の中に置いたドラム缶を「給油施設」に見立て
たゲリラからの攻撃防御訓練、ゲリラの拠点への攻撃・奪還などを行
う。
自衛隊の対ゲリラ戦闘訓練はこれまでの通常の演習の一部に組み込む
形で、市街地戦闘訓練として実施していた。
防衛庁は北朝鮮工作船事件をきっかけに、陸自小倉曽根訓練場(北九
州市)に初の対ゲリラ戦模擬訓練場を、海自佐世保基地(長崎県)にミ
サイル高速船を、それぞれ建設、配備する計画も進めるなど九州を中心
にゲリラ対策を強化している。
陸自は今回の訓練について「連隊規模での初めての実施で、今後の対
ゲリラ訓練の本格導入に向けた基礎データを得る訓練」としている。
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浦田龍次(うらたりゅうじ) Ryuji Urata
〔e-mail〕 yufukiri@fat.coara.or.jp
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