Mime-Version: 1.0
Date: Thu, 18 Nov 1999 01:00:50 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 2079] [aml]今、沖縄の平和が危ない講演会(大阪11/27)
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 2079
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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 Subject: [aml 14844] 今、沖縄の平和が危ない講演会(大阪)
 Date: Wed, 17 Nov 99 23:32:07 +0900
 From: 池田 良二 <ikryo@sky.linkclub.or.jp>
 

今、沖縄の平和が危ない

新沖縄県立平和祈念資料館問題を問う−ビデオ「沖縄戦」上映&講演集会
 新沖縄県立平和祈念資料館は来年3月、糸満市にオープンします。沖縄戦の悲惨
な実態を伝え、沖縄から平和を発信する中心施設として期待が寄せられています。
これまで県から委ねられた監修委員会が、歴史に忠実に展示内容をつくってきまし
た。

 ところが、県当局は監修委員会に全く知らせず、一方的に展示内容を変えようと
しました。変更の内容は、敗走する日本軍が住民を守らなかった悲惨な沖縄戦の実
相をあいまい化しようとするものです。たとえば、幼児を抱いた母親に銃を向けて
黙らせようと脅している日本兵の大型模型から銃を取り外しました。また、「日本
軍の住民虐殺」を「犠牲」に書きかえ、「沖縄戦\本土決戦準備の捨て石作戦」の
タイトル変更など…。

 こうした改ざんは、サミットを控え、「反日的になってはいけない」(稲嶺沖縄
県知事)という意向によるものだったことが明らかになっています。沖縄戦の真実
のいんぺいは、平和の発信センターの自己否定に外なりません。こうした動きに、
地元紙は連日批判キャンペーンを展開し、多くの県民から抗議の声があがりました。

 政治的圧力による歴史の改ざん問題は、沖縄だけでなく、「ピースおおさか」や
全国の平和博物館でも起こっており、平和の発信センター「ピースおおさか」にと
っても共通の課題です。「ピースおおさか」をはじめ、平和博物館が二一世紀の平
和を築いていくため大きな役割を果たしていけるよう、新沖縄県立平和祈念資料館
問題を「ピースおおさか」問題と重ねて考えましょう。
 

講師:石原 昌家(まさいえ)さん
   (沖縄国際大学教授、沖縄戦研究者。新沖縄県立平和祈念資料館監修委員)
ビデオ上映:「沖縄戦」(30分)

日 時:11月27日(土)13:30〜(13時開場)
場 所:(財)大阪国際平和センター(ピースおおさか)講堂
        (JR、地下鉄「森ノ宮駅」下車西へ5分)
資料代:800円(入館料を含む)

主催:「ピースおおさか」市民ネットワーク
協賛:「平和な島を」関西沖縄の会
   米兵の暴行糾弾!沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会
後援:R大阪国際平和センター(ピースおおさか)
連絡先:「ピースおおさか」市民ネットワーク
   〒530-0047 大阪市北区西天満4−8−2北ビル本館603号 中北法律事務
                  所気付     
   問い合わせ先:090-8657-9083



 
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