From: 内田 多栄 <taei@d4.dion.ne.jp>
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Subject: [keystone 2026] Re: [keystone 2023]   米韓合同演習と日米共同演習
Date: Mon, 1 Nov 1999 01:49:04 +0900
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ご指摘ありがとうございます。確かに私の考え方は政府側の見解と同じようなところ

多いと思います。しかしそれは結果論であってたまたまその判断が同じになるだけの
話であって私自らは、番犬でしたか、書いてありましたが露にも思っておりません。

ただし、私も同じ日本国民として沖縄の方が第二次世界大戦で受けられた思いさらに
戦後のかなりまで米国の占領地としてあったことに対しては自分達のきずかないまた
配慮の足らない部分がたくさんあると思います。本土の人間ももっと真剣に沖縄の方
が我々の肩代わりをして下さっているんだということは片時も忘れてはならないと思

す。

しかしその事とアジアの秩序・日本の安全を考えることは別の次元の話です。事実を
正確に見ないとそれは誤った方向に動きます。日本がGDPの16%を占める以上、
更に日本経済が世界の平和を前提として運営されている以上当然、世界に対して何ら
かの貢献をすべきだし、積極的に国際社会の一員として行動しなければならないと
思いますしまた、求められるでしょう。

日本も普通の国として行動すること、またいつまでもアメリカのお世話にならないた

にもはやく自衛隊を国軍化する必要があります。当然、専守防衛と国際社会の一員
として行動する国軍化です。軍事とはなにか。これは国家権力そのものの発動であっ

国家というものは、一定の地域、一定の数の国民をまとめていかなければならず、ま
たそこに体現されるそれぞれの人間の集団の利害を調整する場合、最終的には組織
的な暴力を行使せざるを得ない。この行使の場面そのものが戦争であり、同時にまた
その戦争に対して備えておく。また何時の場合においても予測しがたい情勢の変化に
対応して自分の国の主権、一定の面積を持つ領土とそこに住む国民それ自身全体を
他国の主権の下に無条件に追い込まない、徹底して自国の主権を主張するための手段
が軍事力です。この観点から見る必要があるのではないでしょうか。



 
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