From: 内田 多栄 <taei@d4.dion.ne.jp>
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Subject: [keystone 1912] Re: [keystone 1907] <改憲>市民運動全国交流集会のよびかけ
Date: Sat, 25 Sep 1999 23:28:05 +0900
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 初めて参加させて頂きます山口県在住の内田と申します。
はっきり申しあげるならすでに日本国民の過半数は現実路線を選択しているし現実的

感覚で判断しているのではないでしょうか。

日本は戦後、軍事という国家の主権をアメリカに放棄させられました。その代わり冷

を背景に日米安保条約というきわめて片務的な条約を結びました。しかしこれが日本
が戦後「軽武装国家路線」を選択できたきわめて恵まれた国際環境にいたわけです。
この平和路線つまり経済大国でありながら軍事小国であるという世界に類例のないか

これからの21世紀の国のあり方を明示した世界に誇れる路線を示したわけです。

これから21世紀を考えるにあたり、基本的精神は何らこの軽武装国家路線と変わり
ません。
但し、日本を取り巻く国際環境が劇的に変化したこと、さらに経済も「インフレ」か
ら「デフレ」
にその基調を変えたこと。

つまりこの客観的な変化に対応しようとするなら当然、今のようなことが論議されて
しかる
べきではないでしょうか。広い視野つまり国際的視野から検討していくことが今ほど
大切な
時期はございません。それほど日本の地位は劇的に変化したということで国際社会に
対して
それ相応の対応が求められるのは当然ではないでしょうか。

いまほど冷静かつ客観的な目で日本を第二次世界大戦に追い込んだ原因は何なのか。
さら
にまた敗戦の原因は何か。またアメリカの占領政策はどうだったか。同じ敗戦国で
あったドイツ
と比較すると軍事に対してのアプローチはどうだったか。

どうもこのメーリングリストの議論を見ていると国際社会から自らを孤立化させる議
論が多い
と思うのですがどうでしょうか。率直に述べましたがいかがなものでしょうか。
 
 
 

>
>  平和を願い、憲法の改悪に反対するすべてのみなさん。
>  先般の通常国会にみられた新ガイドライン関連3法や盗聴法、「日の丸・君が
代」法
> 、住民基本台帳改悪法など、「戦争のできる国」づくりの急速な展開につづいて、
いよ
> いよ憲法の改悪(明文改憲)への動きが急速に強まっています。国会に憲法調査会
を設
> 置したことをはじめ、マスコミを通じた改憲試案の提起や国民投票法案の準備な
ど、か
> つてない規模で改憲論が横行しています。憲法は施行後最大の危機にさらされてい
ると
> 言っても過言ではありません。あわせてPKF凍結解除や有事立法の準備、自衛隊
の増
> 強など、実質的な改憲状況がさらにすすめられようとしています。
>  私たちはこのような危険な流れを打ち破るために、全国各地の市民運動が結集し
て、
> お互いの経験を交流し、今後の改憲阻止運動の在り方をさぐり、全国と各地域での
相互
> のネットワ−クの強化をはかりたいと思います。
>



 
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