(from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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Date: Wed, 30 Jun 1999 03:05:15 +0900
From: "Y.Asai" <yasai@jupiter.interq.or.jp>
Subject: [aml 12851] 東アジアの平和と人権国際シンポジウム/名古屋交流会の
ご案内
名古屋のあさいです。
チラシより集会のご案内を。
蛇足ですが...
今年は未だに花粉症が治らない、と言うかだんだん酷くなっている。既に5ヶ月間に
なるのに。ひょっとすると、違う病気なのかもしれない...。
(以下、案内チラシより・・・最後まで)
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東アジアの平和と人権国際シンポジウム
十一月・沖縄国際シンポジウムに向けて――
第一回 名古屋交流会のご案内
■国際シンポジウムとは――
一九四〇年代から五〇年代にかけて、台湾や韓国済州島をはじめ、東アジア各地で
吹き荒れた国家暴力による弾圧と民衆虐殺から半世紀。今、遺族や被害者の悲痛な叫
び、研究者や心ある人々の絶え間ない努力によって、歴史のタブーに光が当てられつ
つあります。
「東アジアの平和と人権国際シンポジウム」は、民衆弾圧の真実を検証する作業を通
じて、事件発生の根本要因となった東アジア冷戦構造の本質を明らかにするとともに、
これを克服する目的を掲げて、一九九六年六月に発足、九七年に台湾台北市、九八年
には韓国済州島において開催されてきました。
■今年のシンポジウムは、沖縄。
冷戦時代の沖縄の歴史と闘いに焦点を当てながら、同時に日本と沖縄の関係性、戦
後日本の進路決定における天皇の役割、さらにアメリカの東アジア戦略・日米安保体
制のもとで経済大国となってきた日本自身の問題を考えてみる場になると思います。
そして、沖縄の今日的問題である「米軍基地と女性の人権」という視点から、東アジ
アの社会と環境に対する米軍基地の犯罪性を明らかにしていきます。
このシンポジウムが、「自由主義史観」や「周辺事態法」でアジアへの再侵略の道
を踏み出そうとする日本への警鐘となり、東アジアにおける平和な地域社会と民衆連
帯への道を拓くものであることを願って……。
■名古屋では、
昨年六月に、ドキュメンタリービデオ『レッド・ハント』の上映とともに徐勝さん
(元在日韓国政治犯・現在立命館大学教授)を招いて、韓国済州島4・3事件の経緯と
歴史的背景を語っていただきました。また八月に開かれた済州島国際シンポジウムに
は、名古屋からわたしたちの友人が三人参加し、一〇月にはその報告会も持たれまし
た(これにも徐勝さん特別参加)。
今年は、沖縄国際シンポジウム参加に先立ち、シンポジウムの意義と課題を相互認
識する機会を数回にわたって持ちたいと考えています。また、シンポジウムの存在を
この地域で知っていただきくための取り組みとしても位置づけています。
■第一回目は、
沖縄国際シンポジウム日本事務局長の服部さんを囲んでの公開交流会。このシンポ
ジウムをどう捉えるのか――を、フリートークします。どうぞご参加ください。
名古屋での交流会は、第二回目に藤本治さん(静岡大学名誉教授)、第三回目に徐
勝さんをお招きする企画をすすめています。
と き・7月17日(土)午後6時〜
ところ・名古屋市女性会館(052−331−5288)
地下鉄名城線東別院駅@番出口東3分
ゲスト・服部良一さん(沖縄国際シンポジウム日本事務局長)
参加費・500円
主 催・東アジアの平和と人権国際シンポジウム名古屋準備会
連絡先・スタジオリーフ TEL 052-505-3424 FAX 052-505-2924
◇服部良一さんプロフィール
大阪西成を中心に、長年労働運動や市民運動に携わる。
95年沖縄少女暴行事件をきっかけに、「沖縄とともに基地撤去を
目指す関西連絡会」事務局長。沖縄国際シンポジウム日本事務局長。