仲田です。
嘉手納基地でPCBが検出が検出されたというニュースです。
詳しくは、http://www.ryukyushimpo.co.jp/からたどってください。
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琉球新報7月16日朝刊
◎見出し
土壌からPCB検出
嘉手納基地での米軍環境調査
廃油投棄認める
最大値 6.25PPM 「人体へ影響ない」
日米合同委で報告
全調査結果の公表を
PCB研究者 「高濃度投棄は明らか」
◎要旨
略
ため池周辺土壌のPCB検出状況
表面土 31 13
深さ3フィートの土壌 33 27
排水溝のたい積物 29 13
排水溝表層水 2 0
大気 2 0
最大検出値は6.25PPM
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ずさんな化学物質管理
説得力欠く米側調査報告
環境浄化が今後の課題
基地PCB問題・年表
60年〜70年代 PCB入り変圧器油を嘉手納マリーナ近くのため池に投棄
75年夏から76年夏 大雨でため池の周辺の盛り土が崩れ、大量の廃油が流出
98年8月17日 ため池にPCB入り変圧器廃油を投棄していた基地従業員
の証言を本紙が報道。嘉手納町、県は那覇防衛施設局に事
実関係を照会
8月25日 軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)が在沖米軍な
どに、事実解明を要請
8月26日 嘉手納町議会が真相の徹底糾明と意見書・決議を全会一致
で可決
9月10日 日本政府調査団に対し、嘉手納基地副司令官がため池の視
察を了承
9月19日 米軍、照屋寛徳議員の基地内立ち入り調査を拒否
9月20日 日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、米政府は調査
団の派遣を報告
9月25日 米軍、新党平和国会議員団の立ち入り調査申請を拒否
9月28日 日本政府調査団が初の立ち入り視察。嘉手納基地司令官は
「ため池の存在は確認できず、投棄はなかったと思われる」
と説明
10月 7日 北谷町議会が「米軍による環境汚染の徹底調査および浄化
を求める決議」を全会一致で可決
10月26日 米国防総省の調査チームが土壌など、環境調査を開始
11月 4日 政府調査団に土壌調査を説明。1メートルの掘削深度に専
門家から疑問の声上がる
99年2月ごろ 外務省が日米合同委員会などで、米側に調査結果の早期公
表を要請
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仲田博康
nakada_h@jca.apc.org