だれのための「日の丸・君が代?」 そのウソと押しつけ
広島県教職員組合協議会
明石書店 1999年6月20日 本体 800円 ISBN4-7503-1171-5
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目次
まえがき 広島県教職員組合協議会
I 「日の丸・君が代」とはなにか
新しい野望、古いシンボル(山部芳秀)
1.広島の高校校長自殺事件から
2.法制化の狙いと「不審船」事件
3.国旗も国歌も軍隊から
4.「日の丸」は「船と政府の印」
5.「赤丸を売る看板のごとし」
6.大日本帝国国旗法案、不成立の謎
7.「貴賓奉迎歌」としての「君が代」
8.政府、国歌制定にのりだす
9.国歌選定の苦心と悩み
10.天皇奉迎歌と学校儀式
11.二種類の「君が代」並ぶ
12.「君が代」の意味とは
13.国家主義教育と「臣民」づくり
14.「権力の神聖装飾」
15.「文部省の犯罪」とは
16.隠れている「勇ましい日の丸」
17.「親方日の丸」=日の丸は親方の旗
18.「日の丸」信仰の由来と危険
19.戦後の「国旗・国歌」制定の試み
20.公式制度連絡調査会議設置される
21.審議会をやめ「日の丸」掲揚運動へ
22.勝手に国歌として「強制」へ
23.「君が代は日本国」の由来不明
24.こども、親・保護者、教師にも拒否権
25.法制化されたとしても
II 「日の丸・君が代」の強制は
どのように進められているか(安保英賢)
はじめに
1.「協定」「確認書」はどのようにつくられたか
2.職務命令を発しての「日の丸・君が代」の強制
――校長はどのように追いつめられていったか
3.おわりに――求められる全国レベルでの闘い
III 私も強制に反対します
突撃の旗印「日の丸」(湯浅謙)
アジアにも尊敬ざれる国旗・国歌でなければ(文 徳盛)
「日の丸・君が代」とアイヌ(計良光範)
問い直しこそ必要なのに(朱 秀子)
「日の丸・君が代」はまやかしの手法(小森龍邦)
「日の丸・君が代」、「女帝」天皇制論、ともに撃つ視点を(鈴木裕子)
強制がなければだれも起立しない(木野村香映)
沖縄での「日の丸・君が代」の強制は学校教育の衰退をまねいた(村上有慶)
人間を畜生にする「日の丸・君が代」(木村真昭)
あとがき
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