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住民投票＞名護市民投票裁判その後
( 5) 99/06/20 19:58 005へのコメント コメント数：1
1997年12月に行われた、海上ヘリ基地建設の賛否を問う名護市民投票の「建
設反対」という結果を無視し、建設受入れを表明した比嘉鉄也前名護市長と名
護市に対し、504人の市民が1998年1月20日に損害賠償を求め提訴し、公判が重
ねられています。
第１回公判 1998年4月28日
第２回公判 1998年6月30日
第３回公判 1998年9月22日
第４回公判 1998年12月8日
第５回公判 1999年3月16日
第６回公判 1999年5月25日
と、すすんできました。次回は第７回です。
日時：1999年7月6日(火) 午後1時30分〜
場所：那覇地方裁判所
午後1時より地裁前で事前集会の予定
今後の見どころ、ポイント
1.原告が平和的生存権・思想信条の自由等を侵害され、精神的苦痛を受けた
ということを立証する
2.比嘉前市長が市民投票の結果を尊重しなかったということが違法であると
いうことを立証する
3.比嘉前市長を証人として法廷に呼び、直接問いただす
被告側が求めていた早期請求却下にはならずに済んだようです。このまます
すめば、第８回公判では原告の輿石正さんたちが、証人として法廷に立つこと
になる見通しだそうです。9月か10月頃じゃないかとのことです。
証人として法廷にたつであろう輿石さんをはじめとして、エコネット・美の
主なメンバーはこの裁判の原告です。
輿石さんは名護市内で予備校を経営されています。原告団の連絡先にもなっ
ています。名護市内の私企業でヘリ基地に表立って反対を唱えているのは、ど
うやらこの名護高等予備校だけらしく、大変風当たりが強いようです。確かこ
の予備校では、名護市民投票の際に自主投票を行っていた記憶があります。一
時は何十人もの生徒が親の指示で一度にやめてしまったそうですが、１週間位
でほとんどの生徒が自らの意志で戻ってきたそうです。
97年12月24日、市民投票の結果をくつがえし、受け入れと辞任を表明した比
嘉前市長を、正式な辞任前の僅かな期間でリコールするという方向ではまとま
らず、市長選でケリをつけようと動き始めたとき、予備校の生徒が「おかしい
んじゃないの」と輿石さんに言ってきたそうです。それが裁判という方向を考
えるきっかけだそうです。
輿石さんは、こどもたちに支えられているとおっしゃってました。
今年４月までの訴状、原告側・被告側の準備書面、関連する資料諸々を集め
た「名護市民投票裁判・資料集」が完成しました。収録されている「原告団だ
より」では、予備校の生徒の話をふくめ、提訴までのいきさつや、第１回公判
に遅刻しそうになり呆れられた話も読めます。
関心のある方、名護市民投票裁判原告団までお問い合わせ下さい。
名護市民投票裁判原告団
住 所：〒905-0021
沖縄県名護市名護１５９１ 名護高等予備校内
電 話：０９８０−５３−６０１２／０９８０−５１−１１７７
ＦＡＸ：０９８０−５２−４４１７
資料集の詳細はあとでアップしておきます。
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住民投票＞【本】名護市民投票裁判・資料集
( 5) 99/06/20 22:20 407へのコメント
【タイトル】 名護市民投票裁判・資料集
【著 者】 名護市民投票裁判原告団編
【発 行】 名護市民投票裁判原告団
名護市民投票裁判原告団・沖縄サポート会
【発行年月】 1999年4月29日
【ページ数】 290ページ
【判 型】 Ａ４判
【定 価】 1500円
【ＩＳＢＮ】 なし
【種 別】 記録、資料
【分 野】
【検索キー】 住民投票
【目 次】
序文 前名護市長比嘉鉄也提訴へのいきさつ（上山和男）
《資料Ａ》原告団関連資料
1 市民原告団・提訴声明文
2 名護「市民原告団」から全国の人々に呼びかけます
3 比嘉鉄也名護市長を告訴する原告団への参加を呼びかけます
裁判維持へのご支援を
訴訟委任状
比嘉鉄也名護市長を告訴するー市民投票とは何であったかー
4 市民原告団だより
原告団だより・２号
原告団だより３号
原告団だより・４号
原告団だよりＮＯ．４
原告団だよりＮＯ．５
名護市民投票裁判 原告団だより
名護市民投票裁判 原告団だよりＮＯ．７
《資料Ｂ》裁判関連資料
1 訴状・要旨
2 訴状 1998年1月20日
3 答弁書 平成10年4月17日
4 意見陳述書（輿石正） 1998年4月28日
意見陳述書（稲嶺のり子）
5 準備書面（原告団） 1998年6月15日
6 証拠説明書（原告側） 1998年6月15日
名護市民投票条例
名護市民投票条例の告示に関する文書
名護市民投票条例案修正意見対比表
名護市民投票条例の議会への付議に関する文書及び市長の意見書
7 準備書面（被告側） 平成10年7月30日
8 準備書面（被告側） 平成10年9月10日
9 準備書面（原告側） 1998年9月21日
10 準備書面（原告側） 1998年10月30日
11 準備書面（被告側） 平成10年11月30日
12 準備書面（原告側） 1998年12月7日
13 準備書面（被告側） 平成11年1月25日
14 準備書面（原告側） 1999年2月22日
15 証拠説明書（原告側） 1999年2月22日
名護市議会議事録
16 準備書面（被告側） 平成11年3月15日
17 証拠申請書（原告側） 1999年3月16日
18 準備書面（被告側） 平成11年3月25日
19 準備書面（原告側） 1999年4月12日
20 証拠説明書（原告側） 1999年4月12日
琉球新報 1997年12月25日朝刊
沖縄タイムス 1997年12月25日朝刊
21 名護市民投票条例裁判の意味するところ（三宅俊司）
《資料Ｃ》周辺資料
1 東京サポーター発行物
大阪サポーター発行物
沖縄サポーター発行物
2 名護市議会、市民大会における決議文、各団体の要請書など
3 「住民投票の拘束力」（高作正博）
4 自治法（住民投票関連）
5 原告団アンケート
《資料Ｄ》年表
海上ヘリ基地問題年表（宮城 保）
《資料Ｅ》座談会
「名護市民投票」から「名護市民投票裁判原告団」への歩み
輿石 正
上山和男
安次富浩
宮城 保
【コメント】
［入手方法］
じんぶん企画（〒905-0012 沖縄県名護市名護1591番地 0980-51-1177）
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