runner@仁井谷です。
チラシからの紹介です。
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上福岡『沖縄てーげぇの会』第3回沖縄のつどい
「ひびけ沖縄の心」海勢頭豊コンサート
7月3日(土) 18時30分開場 19時開演
【埼玉】上福岡市勤労福祉センターホール
入場料 2.000円 小中学生1.000円
主催:上福岡『沖縄てーげぇの会』
問合せ先 ・西村康夫(TEL0492-66-0303)
・足立邦彦(TEL0493-35-2645)
・銘刈昭恵(TEL0492-51-3384)
・小熊千寿子(TEL049263-7659)
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海勢頭 豊 うみせど ゆたか
沖縄本島中部の離島へ平安座島で1943年に生まれる。戦争中、戦死者の葬
列が毎日のように続いた光景が、幼い目に焼きついている。沖縄の海と光と風
の中で育つ。
18歳のころからギターと音楽理論を独習してギターリストとしてデビュー。
復帰の激動期からシンガーソングライターとして活躍している。チェルノブイ
リ援助に参加し、91年5月には奈良で救援コンサートを開いた。
主な歌に、恩納岳・ブート岳に砲弾を打ち込む米軍の実弾射撃演習を阻止し
ようとした、喜瀬武原(きせんばる)闘争を歌った「喜瀬武原」、沖縄の戦後
風景を、さとうきびの花に託して歌った「さとうきびの花」・沖縄戦で亡くな
った人への鎮魂歌「月桃(げっとう)」、職を求めて島を出ていく娘への愛憎
の情を歌った「チルグゥー」などがある。
一方作曲家としても広く活動している。83年にバレー組曲「血の婚礼」、
84年に沖縄初の県民オペラ「太陽の反逆」85年にオペレッタ「マッチ売りの少
女」87年にオペラ「マムヤ」初演・アニメ「かんからさんしん」などの映画音
楽や琉球舞踊のための作曲も多い。
92年7月、二期会と提携してオペラ「百十踏揚(ももとふみあがり)」を上
演、95 年6月にはガラビ壕で初演された演劇「がま」の音楽を担当した。
また、「沖縄県民の映画」として話題を集めた「GAMA一月桃の花」では、音
楽を担当するだけでなく、製作責任者もつとめた。
美しいメロディ一は天性のもので、サンゴ礁の島々をイメージし神秘的であ
り、その澄み切った世界で表現される平和への祈りは、大きなエネルギーとな
って人々の心に染みてゆく。
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「ひびけ沖縄のこころ一海勢頭豊コンサート」によせて
沖縄の魅力は、青い空・碧い海ばかりではありません。亜熱帯の気候・風土な
ど豊かな自然の中で育まれ培われた人と人とのつながり、固有の伝統文化に
は、私達に自らの在り方や募らし方を省みるきっかけを与えてくれる、不思議
な魅力があります。また、沖縄の歴史には、私達の歴史観を問い直させる力が
あるように思います。私達はこうした力に新鮮なものを感じ、惹かれるので
しょう。
私達の国の自然・文化・歴史は、それぞれ地域性があり個性を持っていて、一
様ではありません。私達『上福岡・沖縄て一げえの会』は、この一様でない異
なりを『豊かさとして大事にしよう』そうすることによって、それぞれが大切
なものになると考えています。こうした思いで、今回の『ひびけ沖縄の心一海
勢頭豊コンサート』を企画いたしました。海勢頭豊さんの音楽を通して、一様
な文化から自らを自由に解き放つ時間を共有していただければ幸いです。
(上福岡・沖縄て一げえの会)