比嘉です。
「山と渓谷」7月号を読んでいたらこんな記事が。
また、防衛施設庁がこっそりこんなことをしてる。
とんでもないと思います。
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沖縄県の山原の森に米軍施設建設計画
生物研究者らが反対運動
(略)
96年、日米政府の合意で在沖米軍基地の一部が日本に返還
されることになった。(略)
北部訓練場についても北半分の返還が決まったが、返還地域に
あるヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)を別の場所に移すこと
が条件となっている。このため、直径75メートルのヘリパッド
7カ所と幅3.8メートルの侵入道路6キロが山原のなかでも最も
自然度の高い森林が残る東村と国頭村の一帯に建設されること
になった。
われわれはハワイ大学との共同研究などの機会を得て、立ち入
りの難しい北部訓練場を何回か調査することができた。その結果、
ヘリパッド建設予定地周辺には、少なくとも1313種の動植物が
生息することが判ってきた。そのなかには、世界で山原にしかい
ない固有種22種と、環境庁や沖縄県のレッドデータブックで、絶
滅の恐れが高いとされた希少種が126種も含まれている。
さらに今後本格的に調査が進めば、その数は倍増するだろう。す
でに、建設予定地内には植物で4新種(未発表)が見つかってい
る。
(中略)
防衛施設庁は、現在アセス調査を行っており、その結果を見て
から最終的に判断するというが、現在の126種の絶滅危惧種では
見直しに値しない、ということなのだろうか。
今年末に出される結論に注目したい。
文と写真 横田昌嗣(琉球大学理学部海洋自然科学科進化生態学講座)
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比嘉明子 higa@jca.apc.org http://www.jca.apc.org/~higa/
日米新ガイドラインに服従なんかしませんよ〜だ。のページ
http://www.jca.apc.org/~higa/anti-guideline/index.html
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