「日の丸・君が代」法制化・強制反対署名・呼びかけ人会の吉田正弘です。
政府は２４日にも「国旗・国歌法」の審議を始めようとしていますが、私たちは署
名運動を一層広げるためにも、６月２７日に大阪で法制化に反対する討論・講演集会
を開くことにしました。関心のある方はおいでください。（ちょっと会場が狭いです
が、ごめんなさい。詳細は下のアドレスのホームページをご覧ください）。また、オ
ンラインでの署名にもご協力ください。
今回、私たちは「日の丸・君が代」法制化・強制問題をより広い人達に考えてもら
うために、沖縄で活躍するフリーの写真家・石川真生さんの「日の丸を視る目」とい
う写真展を大阪の４カ所で開くことにしました。石川真生さんが９５年からとり続け
てきた写真です。（初の写真展だと思います）。関心のある方はぜひのぞいてくださ
い。なお、２７日の集会では第２部で石川真生さんに講演していただく事になってい
ます。
以下、石川真生さんのメッセージを紹介します。
昔から考えていたことがある。「私は何者なんだろう」「沖縄人は日本人なんだろ
うか」。
日の丸を焼いた知花昌一さんが押入から出してきたという日の丸を見せてくれた。
祖国復帰運動の思いでのこの旗は焼くことなくしまっておくという。パッとひらめい
た！。「日の丸の旗をみんなに持たせて、その人自身を、日本人を、日本の国を表現
させたらおもしろいんじゃーないか。」
写真歴２０余年。沖縄人とそれに関する人たちしか撮ったことのない私が、初めて
日本人（ヤマトンチュ）を撮りたいと思った。この私自身を知るためにも、日本（ヤ
マト）という国を見てみたいと思った。
ぜひとも撮らないといけない人たちがいた。アイヌ人と部落の人と在日朝鮮人だ。
左の人だけ撮ってもおもしろくない。右もいればまん中もいる。右翼は森田忠明さ
んとの出会いによって広がっていった。「沖縄のあなたに対して、きちんとした考え
を持った民族主義者を選んで紹介しましょう」と全面協力してくれた。
１００人（組）を目標に取り始めて５年目に入った。最後の一人を取り終えたと
き、私は自分自身を知ることができるのだろうか。
１９９９年６月 石川真生
転載歓迎
署名運動のホームページ
http://member.nifty.ne.jp/eduosk/index.htm
メール PGA02521@nifty.ne.jp