Date: Wed, 16 Jun 1999 18:09:31 +0900
From: 加賀谷いそみ  <QZF01055@nifty.ne.jp>
Subject: [keystone 1571] <郡山>戦争法+治安管理法=?
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X-Sequence: keystone 1571
Precedence: bulk
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 野呂田防衛庁長官は、新ガイドライン関連法のひとつを成立させた5月25日「ガイ
ドラインの実効性確保のための残された課題に全力をあげて取り組む」とおっしゃった
。そして5月28日の衆院安保委員会で、政府が77年以来研究を進めてきた「有事法
制」で未報告になっている「第三分類」を「できれば六月いっぱいに研究成果を出して
ほしい」と、「有事法制」の立法化を示唆。
  詳細は[aml 12420] [朝日]有事法制の整備が急務 野呂田防衛庁長官

 「第三分類」は国民統制の治安立法
日本軍に忠誠を誓わないともがらは、弾圧排除する。それをまず「国旗国歌法」でと。
 

 周辺事態法は5月28日公布、3ヵ月以内に施行
同法の自治体・民間に「要請・依頼」する動員内容は7月中に全自治体に配布を予定。
それには政令、訓令がともなう。
 同法で、「協力」せい!といっても罰則規程がないから、法を発動させたとき具体的
に役立つという保障はまだ担保されていない。そこで、有事法制が必要になる。
 国民の財産を奪い、生活空間を取り上げ、市民を差別し、24時間を通して強制労働
させる準備まではできる「見通し」がついている。

以下 教職員組合郡山支部からいただいた資料と集会案内

列挙されている法及び法案はすべて違憲立法。それらに「審議」を求める野党も同じ穴
のむじな。
悪政の根元は政府自民党だが、庶民には公明許されずの思いも強い。こちらでは知人ら
が振興券を公明に送り返して、抗議の意思を示しそうと友人に呼びかけている。

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大変な時代がやってきた!!
戦争法+治安管理法=?

新ガイドライン関連法
  住民基本台帳法改悪案
    組織的犯罪対策三法案
 尅蜊縺E神戸・名古屋
<海軍>港湾におけるクレ−ン提供、埠頭などの使用、燃料補給

○関西新空港
<空軍>航空機格納庫、倉庫、事務所などの使用、警備や通信支援

○呉
<陸軍>川上弾薬庫から十トントラックで148台分の弾薬輸送
<MSC>*所属艦船の入港支援*バンなど車両やプレハブ施設の提供

○松山・水島
<海軍>港湾におけるクレ−ン提供、埠頭などの使用、燃料補給

○岩国
<海軍>岩国の港湾内及び港湾接近航路の警備
<第七艦隊>海上自衛隊航空基地使用に関する後方支援
<第三海兵機動展開部隊>トラック、トラクタ−、トレ−ラ−、フォ−クリフトなどの
提供
<MSC>*所属艦船の入港支援*バンなど車両やプレハブ施設の提供

○福岡・板付
<海軍>*福岡空港の滑走路使用*港湾におけるクレ−ン提供、埠頭などの使用、燃料
補給
<空軍>*航空機格納庫、倉庫、事務所などの使用、警備や通信支援

○長崎
<海軍>滑走路使用

○佐世保
<MSC>*所属艦船の入港支援*バンなど車両やプレハブ施設の提供

○鹿屋
<第七艦隊>海上自衛隊航空基地使用に関する後方支援

○宮崎空港・鹿児島空港
<空軍>航空機格納庫、倉庫、事務所などの使用、警備や通信支援

○沖縄
<陸軍>人員・物資の輸送
<海軍>那覇空港への税関職員派遣
<空軍>嘉手納基地での非戦闘員の護送にかかわる資器材の提供
<空軍>那覇空港での航空機格納庫、倉庫、事務所などの使用、警備や通信支援
<第三海兵機動展開部隊>トラック、トラクタ−、トレ−ラ−、フォ−クリフトなどの
提供
<MSC/軍事輸送管理軍>(天願・金武湾・那覇)*所属艦船の入港支援*バンなど
車両やプレハブ施設の提供
<MSC>*所属艦船の入港支援*バンなど車両やプレハブ施設の提供*船舶、クレ−
ン車、トラックなど器材、資財の提供
 

【集会案内】

=こんな法案がドウシテ通るの?アブナイ!と思っている人みんなあつまろう!=
戦争への道を許さない!
第1回 郡山のつどい

ガイドライン法成立 
盗聴法案 有事法制・・・
  憲法は空文化、国民の不安感去らない
  自自公3党の理不尽さ指摘

◎「新ガイドライン関連法」が5月24日に成立しました。さらに「盗聴法」や「日の
丸・君が代の法制化」「有事法制研究」が「自自公」体制の下で矢継ぎ早に進められて
います。これらが「戦争に参加する国家づくり」にあることは明白です。

◎「法案が通ってしまえば終わり」ではなく、私たちは今こそ、ガイドライン法の具体
化をさせず、有事立法をやめさせ、戦争協力を拒否して平和憲法を守る運動を、党派や
団体の垣根を越えて一緒に進めていかなければならないと思います。

◎6月17日の「つどい」は、その第一歩です。戦争への道を許さないために一人でも
多くの皆さんの参加を訴えます。

●6月17日(木)
    午後6時〜
●ホテルラフィ−ネ郡山
 (市役所西隣 TEL 923-7172)

 □講演
    新ガイドラインをどう乗り越えるか!
       日本外交と平和戦略
国際平和学者 浅井基文さん(明治学院大学教授)

○報告と提起 1
 『戦争協力を強いられる立場から』
 松本耕三さん(全港湾東北地本書記長)
○報告と提起 2
 『意義あり!日の丸・君が代法制化』
 飯塚裕一さん(県教組郡山支部副支部長)
○参加者からのアピ−ル
○集会決議の採択
          −入場無用−

主催:『戦争への道を許さない!郡山のつどい』実行委員会
   連絡先 福島県教職員組合郡山支部
       郡山市桑野2−33−9
       TEL 024(932)2144 FAX024(932)2143



 
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