北口@千葉です。チラシより転載転載歓迎。以下転載です。
PEACE BOAT
NOKK Bldg 4F, 3-13-1 Takadanobaba, Shinjuku-ku, Tokyo, Japan
TEL: 81-3-3363-7561 FAX: 81-3-3363-7562
ハーグ国際平和会議報告会
「21世紀のNGOたちの平和課題」
5月12-15日に、オランダのハーグで国際平和会議が開催されました。こ
れは、1899年に世界ではじめて開かれた国際平和会議の100周年を祝うもの
で、(1)軍縮(2)国際人権法・人権機関(3)紛争の平和的解決(4)
戦争の根源追及と平和の文化樹立、を4つの柱に、世界のNGO・国連機関が
議論を繰り広げました。
最後に発表された21世紀に向けての平和課題基本原則10か条に、日本国憲
法第9条の精神が盛り込まれたのは,たいへん特筆すべきことでした。日本
では死にかけている9条ですが、多くの小紛争が長引く今の世界にあって、
その効力と必要性が認められた結果でしょう。その分、第9条を持つ国とし
て、平和に向けて日本が非軍事部門での具体的な役割を担う責任は重くなっ
たと言えます。
ハーグで話し合われたことを日本で生かすために、下記の要領で報告会を
開きます。一人でも多くの肩に聞いていただきたいので、是非とも、紹介し
ていただけますよう、宜しくお願いいたします。
記
日時 6月20日(日) 14:00-16:30
場所 日本キリスト教会館6F (地下鉄東西線早稲田駅歩5分、早稲田
奉仕園敷地内)
報告者 ピースボートスタッフをはじめとするハーグ会議参加者
資料代 500円
主催 ピースボート 03-3363-7561 (担当:古山)
報告内容
1.会議の概要とその意義
2.世界のNGO・日本のNGOの取り組み――四つの柱を巡って
3.ピースボートが主催したフォーラムの報告
a. 北アイルランド――30年間の紛争を乗り越える草の根の平和プロセス
ハーグ会議に先立ち、日本人35人、イギリス・アイルランド人35人
で、北アイルランドを訪れました。元政治犯のグループ、カトリック・プロ
テスタント両共同体の融合を推進するコミュニティ・ハウス、昨年の和平協
定で発足したばかりの議会などで、実際に和平プロセスの中を生きる人々の
様子に触れました。
長年の紛争の結果、やっと和平合意に達した人々が、戦争に逆戻りしない
ためにどのように支援していったらいいのか、20代の若者中心に報告しま
す。
b. エリトリアとエチオピア――今の国境紛争をどう解決するのか
現在も国境紛争が続く両国のNGO代表を招いて、平和会談を行いました。
初めはたいへん攻撃的な意見が飛び交い、合意点など見つかりそうにないと
思われましたが、最後には、「この話の続きは、是非中立的な国日本で」と
のコメントも述べられ、対話の継続に対してかなり積極的な姿勢が見られま
した。
紛争当事国の仲裁を日本が担う可能性を、ピースボートベテランスタッフ
が報告します。
c. 韓国と北朝鮮――NGOがつくる北東アジア非核地帯構想
韓国人が北朝鮮人と話す場合、国から許可が必要です。そのような国
家間関係
の中、韓国・北朝鮮・日本のNGOメンバーで、非核地帯を作ってしまおう
という相
談会を持ちました。
日本では新ガイドラインが国会を通り、武力容認の機運が高まってし
まってい
ますが、新ガイドラインにある「周辺事態」を招かないためにどのような
対話が望
まれているのか、北朝鮮担当スタッフが報告します。
4.日本国憲法第9条が日本より世界でウケた訳
5.ハーグのアジェンダを日本でどう実行に移すか
詳細に関するお問い合わせは、ピースボートまで
TEL:03-3363-7561 FAX:03-3363-7562 E-Mail:X