大分県湯布院町の浦田です。
aml,pmn,g-brain,keystone、「おおいた・市民運動情報ML」
に投稿します。ダブって読まれる方はご容赦を。
神戸YWCAより呼びかけられた「リボンの抗議」行動に関して
6月5日に一度、私が転載情報として投稿しましたが、
この転載した呼びかけ文中に、重大な事実誤認があるとのご指摘を
多くの方からいただき、
6月6日に「転載停止のお願い」を投稿し、
神戸YWCAに問題部分の修正をお願いしていました。
本日、6月7日付で神戸YWCAより
みなさんからご指摘いただいた部分を
訂正した呼びかけ文が届きましたので、
お送りします。
また、
その6日に私がお送りした「転載停止のお願い」メールの中で、
私が書いた文章の中で、
> 通信傍受法案は法案として成立したものではなく、
> 現在も参議院で審議されているものであり、
> これから参議院で廃案にさせるべく、
> 全国各地で(私の住む大分でも)全力をあげている最中です。
とした部分に関して、
> 盗聴法案を含む組対法三法案は衆院から参院に送られましたが、まだ審議に入っ
> ていません。野党三党は、審議入りそのものを阻止あるいは少しでも遅らせるた
> めの抵抗をつづけており、いまのところ阻止しています。来週中に審議に入ると
> いうことは、力関係的にはありうることですが、廃案に向けて審議入りそのもの
> を遅らせるための努力もされている最中です。
> 審議されている というのはやはりこれも誤謬です。
とのご指摘をいただきました。
書けば書くほど私自身の認識不足をあきらかにするのみで、
まったくお恥ずかしい限りですが、
私の書いた「現在も参議院で審議されている」とした部分の削除を
お願いしたいと思います。
この2、3日、私は、胃のあたりをさすりながらキーボードを
打ってる状況ですが、この神戸YWCAの取り組みが、
全国各地で取り組まれている様々な盗聴法案を廃案にするための
動きの一つとして、大きな力になることを祈っています。
> --------------以下 神戸YWCAのファックス文書-------------------
> 1999年6月7日
> 各位
>
> (財)神戸YWCA 基盤強調点委員会
> 〒651−O061神戸市中央区上筒井通1−1−20
> TEL(078)231-6201
> FAX(078)231-6692
>
>
> 6月4日付で、神戸YWCAより発信した文章について、早速ご意見等をい
> ただきました。その中で私たちの文章中の表現について、現在の事実に
> 照らして訂正したほうが良いのでは、というご指摘をうけました。
>
> ガイドライン関連法は、可決成立しましたが、通信傍受法案はまだ衆
> 議院を通過しただけで、まさにいま、参議院での逆転をめざして、全国
> でいろいろな働きかけ、行動がなされているところです。ですから、私
> たちが先の文章の中で「可決成立」という表現を使っているところが、
> 誤りではないか、ということです。これから参議院で通信傍受法案を廃
> 案に追い込んでいく運動を高めるためにもこの「成立」という表現は
> 適当ではなかったと、反省しております。また、このことでご迷惑をお
> かけした方々には、心よりお詫び申しあげます。
>
> そこで、別紙同封のごとく訂正をいたしましたので、再度送付させて
> いただきます。ご査収ください。
>
> 私たちは、この呼びかけの主旨をご理解いただき、文章、リボンの形態
> 等をそれぞれに合った形で改善してくださることを望みます。
> 尚、上記の事柄に関する受発信については、適宜ご処理くださいます
> ようお願い致します。
>
> --------------------------------------------------------
>
> ■戦争準備に対する抗議行動について
>
> 先のガイドライン関連法案の衆参両院での強行採決に続き、通信傍受
> 法案が衆議院を通過したことについて、皆様とおなじく神戸YWCAでもま
> すます危機感を募らせています。そこで別紙のような抗議行動への取り
> 組みを提案致します。どうぞご賛同くださり、ともにこの活動をひろげ
> てくださいますようお願い致します。
>
> 尚、私たちは、この呼びかけの主旨をご理解いただき、文章、リボン
> の形態等をそれぞれに合った形で改善してくださることを望みます。
> 貴方の発信くださる文章については、神戸YWCAでは責任を負いかねま
> すのでどうぞご了承ください。
>
>
>
>
>
YWCA
> Young Women's Christian
Association
>
K O B E
> ===============================
> リボンをつけて戦争準備に抗議の意思を示しましょう
> ===============================
>
> 市民の皆さん、小渕内閣は、6月1日、衆議院本会議で、検察、警察な
> どの捜査機関が電話などの傍受(盗聴)することを認める通信傍受法案
> を含む組織的犯罪対策三法案を、自民、自由、公明三党の強行採決に
> よって可決させ参議院へ送付しました。私たちはこの暴挙に反対し、強
> く抗議するものです。
>
> 通信傍受法案は、捜査の目的で電話をはじめ、インターネット通信、
> ファックス、電子メールなどからも盗聴するという、驚くべき悪法で
> す。「日本が戦前に逆戻りするように感じた」というある人の意見がい
> みじくも物語っているように、この法案は憲法21条に明記された通信の
> 秘密の保障を踏みにじり、プライバシーの侵害、さらには言論の自由を
> も破壊しかねない悪法です。
>
> 電話をはじめとした通信手段は、私たちの生活に欠かせないもので
> す。私たちが家族や友人、知人との間でやり取りする通信が、そして市
> 民団体やNGO、労働組合などの運動やそれらに関する情報が、捜査機関に
> よって合法的に公然と盗聴される、こんなことが許されてよいはずがあ
> りません。
>
> 政府は、法案の修正によって、対象を麻薬などの薬物捜査、組織的殺
> 人、集団密航に限定するとか、NTT社員を立会人に付けるなどと説明して
> いますが、そんなことは信用できるものではありませんし、法案の危険
> な性質を変えるものではないと私たちは考えます。盗聴は、それがいっ
> たん導入されると歯止めが利かないのが歴史の教訓です。
>
> 先のガイドライン関連法案の可決成立に続いて、わずか1週間あまりで
> 民主主義社会の根幹を揺るがしかねない人権侵害につながる悪法を強行
> 採決しようとする政府の姿勢は、明らかに戦争準備、戦争協力に向けた
> 態勢作りの一環と言わざるを得ません。私たちは、このような日本政府
> に強い怒りと危惧の念を表明します。
>
> 国会審議の進め方等を含めて、このような重大な法案がつぎつぎと通
> 過しているにもかかわらず、その事態が市民の間に浸透していないのが
> たいへん残念です。このままでは後世に禍根を残すことになりかねませ
> ん。私たちはより多くの人々に関心を寄せていただき、また誰もが反対
> の意思を表示できる方法として、ひとりひとりがグリーンとブルーのリ
> ボンを胸につけることを考えました。政府、政党など関係機関に抗議の
> 声も送る予定です。
>
> 全ての市民の皆さんが、通信傍受法案への反対、抗議、廃案に向けた
> 意思表示と行動に立ち上がることを呼びかけます。皆さんがこの取り組
> みに賛同してくださるようお願いします。
>
> 神戸YWCA
> 1999年6月4日
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浦田龍次 Ryuji Urata
〒879-51大分県大分郡湯布院町川上1525-12
〔e-mail〕 yufukiri@fat.coara.or.jp
★盗聴法を含む組織的犯罪対策三立法に反対しています☆
http://www.jca.apc.org/jca/wiretap
■大分県・日出生台(ひじゅうだい)への米軍演習移転問題
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■米海兵隊は日本にいらない!全国アクションプロジェクト
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