今日(22日)行われた組対法三法に反対する全国集会に寄せられた新崎盛暉さん
のメッセージです。資料集から転載。
のさばるな!警察 許すな!戦争への道
組対法三法を廃案に 5・22集会
主催:5・22全国集会実行委
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沖縄からのメッセージ 新崎盛暉
戦後何度か、「まるで1930年代を想起させる」ということがいわれてきました
。しかし、いまほど、30年代もかくや、と思わせる時期はありません。「テポドン
騒動」から「不審船騒ぎ」にいたる状況は、「満州事変」を引き起こした柳条湖事件
から、日中全面戦争のきっかけになった廬溝橋事件までが、一気におしよせてきたか
の観があります。
わたしは、4月中旬、『本当に戦争がしたいの!?』という本を出しました。その
一月後、自由党党首小沢一郎は、「新ガイドラインは、まさに戦争に参加するという
話」と率直に述べています。
そして衆議院法務委員会自民党筆頭理事の八代英太は、「ガイドラインは外側から
国を守り、組対法は内側から国を守る法律である」といっています。まさに、語るに
落ちるとはこのことでしょう。
いま国会では、地方分権整備一括法案で、米軍用地特措法を含む475の法律を一
纏めに変えてしまおうという動きも進んでいます。97年に続く米軍用地特措法の再
改訂は、総理大臣の一存で米軍用地を取り上げることができるというものです。
人権侵害から財産権の侵害まで、有事法制整備の動きが一斉に襲いかかってきてい
ます。それぞれの立場で、新しい戦前への動きをくい止めるために全力を尽くしまし
ょう。
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注:
・新崎盛暉さんは沖縄・一坪反戦地主会 代表世話人、沖縄大学教授
・『本当に戦争がしたいの!?
対談 新ガイドラインの向こうに見えるもの』
新崎盛暉・天野恵一
凱風社 1999年4月20日 本体 800円 ISBN4-7736-2309-8
http://www.jca.apc.org/~kaymaru/Books/1999/990420.html
・米軍用地特措法 再改悪 関連資料
http://www.jca.apc.org/~sei-u/hitotsubo_kanto/Tokusoho/Tokusoho.html
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「盗聴法」超党派国会議員 意見交換会
5月27日(木) 17:00〜18:00
衆議院第一議員会館 第3会議室
呼びかけ:
枝野 幸男(衆)、金田 誠一(衆)、河村たかし(衆)
木島日出夫(衆)、北村 哲男(衆)、中村 敦夫(参)
橋本 敦(参)、福島 瑞穂(参)、保坂 展人(参)
連絡先: 福島瑞穂 事務所(3508-8506)
中村敦夫 事務所(3508-8632)
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しかし、警察が一番盗聴したいのは、自自公の政治家どもや大作ではないかな。た
たけば埃がわんさか出てきそうだし、権力をコントロールするには、彼らの弱みを握
るのが一番手っ取り早いと思うけど。解散するぞって脅かすだけで、平和も人権もく
そ食らえになってしまう党があることだしね。
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MARUYAMA K. kaymaru@jca.apc.org
2GO GREEN (JCA-NET)
http://www.jca.apc.org/~kaymaru/2GG_JCANET.html