(from 『民衆のメディア・メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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Date: Wed, 5 May 1999 22:00:52 +0900
From: yt_w-tv@st.rim.or.jp (YUTAKA TSUCHIYA)
Subject: [pmn 6923] "HelpB92" のテキスト
土屋です。
ユーゴのインディペンデント・ラジオ局"B92"を支援するグループ、
"HelpB92"のウェブのトップページに掲げられたテキストです。
7シーチキンス-MLより転載します。
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99.05.03 (Free B92/AMARC/HelpB92)
世界・報道の自由の日(World Press Freedom Day)(*1)- 5月3日
ユーゴスラヴィア連邦共和国(FRY)のメディア関係者と連帯する国際的な活動
原文:http://helpb92.xs4all.nl/amark/3maj.html (*2)
このライブストリームを聴いて、B92のサウンドを開放しよう!
http://play.rbn.com/?b92/b92/live/b92live.ra
FREEB92:http://www.freeb92.net/
AMARC:http://www.amarc.org/b92/
HELPB92:http://helpb92.xs4all.nl/
5月3日、世界コミュニティーラジオ放送局協会(AMARC:World Association
of
Community Radio Broadcasters)(*3)とHelpB92は国際的なキャンペーンを開始
した。これは、ラジオB92やそのほかANEMに属する50の独立系放送局との連帯活動で
ある。
この連帯活動は、ユーゴ関係の放送局やその他のメディアに対する広範な弾圧に抵抗
するためにスタートするものである。表現の自由を守ろうとする世界中の人たちに、
この活動に加わってほしい。独立系メディアのアクティヴィストたちが、このとてつ
もない危機的な状況や戦争に耐えて安全に活動を続けられるように、手を貸してほし
い。
ラジオB92とANEMは過去10年間、バルカン半島におけるナショナリスト的レトリック
や憎悪や戦争に対抗して活動し、世界中から拍手をおくられてきた。今回の国際的な
連帯活動は長期にわたるもので、その目的は、ラジオB92とその他ANEMに属する放送
局全ての放送を再開し、かつ、できる限り自由に情報を報道するのを可能にすること
である。この目標を達成するために、世界中のラジオやテレビ局の同業者・表現の自
由を擁護する組織・アクティヴィスト達と、ユーゴの独立系メディアのジャーナリス
トやその他スタッフとの間に姉妹関係をつくることを目指している。
まず手始めに、世界中のコミュニティーラジオ局を動員した活動が目玉として行われ
る。多くの放送局が世界・報道の自由の日にANEM及びラジオB92と連帯して放送を行
う予定である。
AMARCのマリア・ヴィクトリア・ポランコ会長はこの日ボゴタで行われるユネスコの
式典においてこのキャンペーンを紹介する予定。
詳しい情報はAMARCヨーロッパ支部事務局(英国)のブライアン・カーティ(Brian
Carty)へ問い合わせのこと。
住所:15 Paternoster Row, Sheffield S1 2BX, United Kingdom:
tel: +44 114 221 0592 / fax: +44 114 279 8976,
e-mail: brianc@amarc.org / http://www.amarc.org/b92
■特に以下の組織 が協力してくださっています(*4)
・戦争・平和・ニューメディアのセンター
(Centre for War, Peace and the News Media)
・ジャーナリスト擁護委員会
(Committee to Protect Journalists)
http://www.cpj.org /
info@cpj.org
・検閲に関するインデックス
(Index on Censorship)
http://www.indexoncensorship.org
/ ursula@indexoncensorship.org
・自由メディア運動(スリランカ)
(Free Media Movement, Sri Lanka)
cpa@sri.lanka / inform@slt.lk
・報道・社会研究所(ペルー)
(Instituto Prensa y Sociedad, Peru)
postmaster@ipyspe.org.pe
・パラグアイジャーナリスト連合
(Sindicato de Periodistas del Paraguay)
spp17@infonet.com.py
・タイ報道者協会
(Reporters' Association of Thailand)
http://www.rat.or.th
/ reporter@inet.co.th
・アフリカ独立系メディアを守るネットワーク
(Network for the Defence of Independent Media in Africa)
http://www.oneworld.org/ndima
/ ndima@aecc.or.ke
・メディアウォッチ(バングラデシュ)
(Media Watch, Bangladesh)
media@bdonline.com
・南アフリカメディア研究所
(Media Institute of Southern Africa)
http://www.misanet.org
/ research@misanet.org
・表現の自由のためのカナダジャーナリスト連合
(Canadian Journalists for Free Expression)
http://www.cjfe.org / cjfe@cjfe.org
・アーティクル19
(Article 19)
http://www.gn.apc.org/article19
/ article19@gn.apc.o
・太平洋諸島ニュース協会
(Pacific Islands News Association)
http://www.pressasia.org/PFA
/ pina@is.com.fj
・香港ジャーナリスト協会
(Hong Kong Journalists Association)
http://www.freeway.org.hk/hkja
・フリーダムハウス(自由の家)
(Freedom House)
http://www.freedomhouse.org
/ kguida@earthlink.net
・エジプト人権機関
(Egyptian Organization for Human Rights)
http://www.eohr.org.eg
/ eohr@link.com.eg
・情報の自由な配信に関する研究所(インドネシア)
(Institute for the Studies on Free Flow of Information, Indonesia)
isai@rad.net.id
・ジャーナリスト:独立系ジャーナリスト擁護協会(アルゼンチン)
(Periodistas: Asociacion para la Defensa del Periodismo Independiente,
Argentina)
http://www.netizen.com.ar/periodistas
/ periodis@netizen.com.ar
・グラスノスト・ディフェンス・ファウンデーション(ロシア)
(Glasnost Defence Foundation, Russia)
http://www.internews.ru/GDF
/ simonova@fond91.msk.ru
・ノルウェー表現の自由フォーラム
(Norwegian Forum for Freedom of Expression)
http://home.sol.no/~nfy
/ nffe@online.no
・国際報道研究所
(International Press Institute)
http://www.freemedia.at
/ ipi@xpoint.at
・西アフリカジャーナリスト協会
(West African Journalists Association)
http://http://webstar.com.gh/waja
/ waja@africaonline.com.gh
・ギリシアヘルシンキモニター
(Greek Helsinki Monitor)
・自由ラジオの(フランス)
(Confdration Nationale des Radios Libres, France)
・オランダローカル放送局団体
(Organisatie van Lokale Omroepen in Nederland)
・ロシア非政府系ラジオ局協会
(Association of Non-Governmental Radio Broadcasters of Russia)
・国立コミュニティーラジオフォーラム(南アフリカ)
(National Community Radio Forum, South Africa)
・コミュニティーメディア協会(英国)
(Community Media Association, United Kingdom)
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訳注:
(*1)この日は日本でなんと呼ばれているのでしょうか?ご存じの方はお知らせ下
さい。
(*2)Free B92のサイトにも掲載されているがヘッダーなどが多少異なる:
http://www.freeb92.net/days/day40/amarceng.html
この訳文の支援各組織のURLやアドレスはこのページを参考に補ったもの。
(*3)AMARC(World Association of Community Radio Broadcasters)はコミュニ
ティーラジオの活動を支援する国際的なNGOである。主にラテンアメリカ・アフリ
カ・ヨーロッパの放送局が加盟している。地域参加型のコミュニティーラジオが発展
していくためには連帯し国際的に協力するのが原則的に必要であるとして、数々の支
援活動を行っている。
http://www.amarc.org / europe@amarc.org
(*4)組織名があまりに多いので原文のままにしようかとも思ったのですが、アル
ファベットのままよりは、たとえカタカナであっても、どれだけ多くの国の組織が関
与しているか一目瞭然なので、一応日本語にしました。確認していませんので正式名
称ではありません。間違っている可能性もあります(特に英語以外)。正式名称をご
存じの方はお知らせ下さると助かります。
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訳:西尾香猫 VYB02547@nifty.ne.jp
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土屋 豊(W-TV OFFICE)
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