福岡での組対法反対緊急集会の案内です。
ビラからの転載です。
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緊急!! 盗聴法もやばい！
4月27日、周辺事態法案等の戦争協力法案（ガイドライン関連法案）が、自自公の
賛成で衆院を通過してしまいました。新聞報道等によると、公明党が、従前の「野党
に軸足を置く」路線から自民党との裏連立を模索する路線に大きく右旋回したことが
最大の理由だとされています。公明党執行部が自民党との選挙協力を念頭において、
中選挙区制の復活等の政治駆け引きの材料にされているようです。まさに「民衆の利
益」を党利党略により売り渡したと言っても過言ではありません。
公明党執行部の変質、変身ぶりはこれだけでは止まりません。国会情勢の報告によ
ると、公明党執行部は、ガイドライン関連法案ばかりでなく、自民党との協議の中で、
組織犯罪対策３法案まで「丸のみ」する危険性があり、ガイドライン関連法案と同時
に組織犯罪対策３法が盗聴法まで含めて丸まる成立してしまう危険性が大きくなって
きました。公明党は、これまで「盗聴法だけは絶対反対」という姿勢をとり続けてき
ていました。創価学会に対する警察の弾圧の歴史からみれば、これは当然の事と言え
ます。そして心ある公明党の党員の方々は、様々な現場で「盗聴法絶対反対」を訴え
られ、真摯に活動を続けておられます。今回の公明党執行部の変質〜路線転換は、こ
うした心ある公明党員の方々をも欺くものです。
私たちは、反差別、反天皇制、反原発、反戦・反基地、死刑廃止などの市民運動や
労働運動に取り組んで来た福岡県内を中心とした49の市民、労働団体の連名で、「破
防法」団体適用や、その後の組織犯罪対策３法の制定に反対してきました。いうまで
もなく、この法案は、戦前の破壊活動防止法、治安維持法、戦後の暴力団対策法、そ
して破防法の団体適用などど軌を一にする民衆規制の法案であり、民主主義を抑圧す
る警察国家化をもくろむ法案に他なりません。
一時は、公明党も盗聴法に反対しているということもあって廃案になるかという動
きもあったのですが、公明党執行部の裏切りにより、３法まるごと成立してしまう危
険性が出てきています。
しかし、今なら未だ間に合います。戦争協力法案と一体となった組対法３法絶対反
対の声を大きくあげましょう。私たちは、下記の要領で緊急集会を開催します。当日
は、東京から講師を招いて、緊迫した国会情勢の報告をして頂く予定にしています。
是非ご参加下さい。
盗聴法（組織犯罪対策法）成立を許さない！緊急集会
日時：1999年5月15日（土）午後7時〜
場所：福岡中部教会（地下鉄赤坂駅下車徒歩2分、裏に駐車可）
☆なお緊急行動として、当日午後6時より天神岩田屋前でビラまき情宣をします。
組織的犯罪対策法制定に反対する市民共同行動（福岡）
【連絡先】福岡市東区箱崎3丁目33番10号402 TEL/FAX 092-651-4816
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柴田 一裕(Kazuhiro Shibata)
kshibata@mtci.ne.jp
http://w32.mtci.ne.jp/~kshibata/