(from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
--------------------------------------------------------------------------
Date: Thu, 29 Apr 1999 12:18:40 +0900
From: 和田 喜太郎 <YRX00535@nifty.ne.jp>
Subject: [aml 12022] 京都の抗議文と集会予定
和田です。
野呂田防衛庁長官は、予定を変更して連休中に舞鶴に来るそうです。(「はるな」
艦上で現地幹部らから「不審船」問題の聴取と対策の検討協議のため。)
以下、その舞鶴基地のある、京都の団体の抗議文と集会予定です。(27日の自民
党大阪本部前「抗議集会」で配布されたビラから。)
*************************
戦争への道=周辺事態法を廃案へ!
衆議院採決弾劾!
すべての労働者・市民・学生の皆さん!小渕政権は本日、自民党・自由党・公明党
の賛成によって、新ガイドライン関連法案(周辺事態法案、白衛隊法改悪案、ACS
A改悪案)の衆議院での採択を強行しました。私たちは、満身の怒りをもってこの暴
挙に抗議します。そして、参議院での廃案に向けてともに立ちあがることを呼びかけ
ます。
新ガイドライン関連法案は、朝鮮半島を当面の焦点としたアジア太平洋におけるア
メリカの戦争に、日本が全面的に参戦することを目的としたものです。法案では、ア
メリカの戦争に協力するために、日本の民間空港・港湾・医療施設などを米軍に提供
し、米軍の武器・弾薬・燃料などを輸送し、地方自治体などが戦争に協力することを
事実上義務づけられています。
そればかりではありません。朝鮮半島で戦争の危機が 深まった一九九四年、アメ
リカは、朝鮮民主主義人民共和国の首都・ビヨンヤンの制圧をも含む共和国への全面
戦争に突入する寸前にまでいたりましたが、その際に日本政府がひそかに作成した危
機対応計画案によれば、日本政府は自衛隊に戦後初めての防衞出勳=戦争への突入を
発令し、これに反対する人々を弾圧するために、自衛隊の治安出動を命じ、朝鮮総連
には破防法を適用して解散させることまで計画していました。
新ガイドライン関連法案が成立するならば、日本はアメリカとともに侵略戦争を行
う国へと根本的に変化していくことになります。政府は、すでに新ガイドライン関連
法案につづく有事立法の制定や憲法の改悪まで準備し、戦争へと私たちを総動員して
いこうとしています。
このような危険な法案に対して、京都府・京都市・舞鶴市を含む二〇〇迫る地方議
会で、反対や危惧を表明する意見書が採択され、真っ先に戦争へと動員される港湾関
係や航空・船舶・国内輸送などの運輸関係の労働者をはじめとして、多くの労働組合
・知識人・弁護士などが反対の声をあげています。また、かつて日本の植民地支配と
侵略戦争によってすさまじい犠牲をこうむったアジア諸国でも、この法案に反対する
声が日々強まっています。
このような危険な法案は廃案にするしかありません。すべての皆さんに、この法案
を廃案に追い込むためにともに立ちあがることを心から呼びかけます。
新ガイドライン関連法案を廃案へ!
5.19京都集会
■5月19日(水)午後6時30分〜 ■場所/三条河原 集会後デモ
新ガイドライン関連法案を廃案へ!
生活破壊と戦争協力を許さない323京都集会実行委員会
連絡先/京都府久世郡久御山町佐山37自立労連気付
TEL 0774-43-8721 FAX 0774-44-3102
******************
和田喜太郎 <YRX00535@nifty.ne.jp>