Date: Sun, 28 Mar 1999 00:38:28 +0900
From: 加賀谷いそみ  <QZF01055@nifty.ne.jp>
Subject: [keystone 1240] 三沢調査
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 国が軍隊を持っている限り、戦争をやめる気も知恵もないことは、知っていたつもり
でしたが、国というのは、情報操作一つで簡単に戦争をつくることができるんだなあ、
とよくよくわからせてもらった先日の日本政府軍暴走の出来事でした。そしてやめ方が
下手だから恐ろしい。アジアの平和は日本の民衆の手にかかっていることがはっきりし
ました。
 スポーツ中継とまがうばかりのハイテンションの夜中の大本営放送には、へきえき。
聞いているほうが恥ずかしかった。途中で寝てしまったが。
 漁業関係者の安全のことなんか、眼中になかったでしょうね。演習の時でさえそうだ
もの、聞くだけやぼ。

 「国家の安全」のために、治安や面子とやらをを守ったらしいですが、日常、低空飛
行にさらされて安全を脅かされている身としては、そうですかとはいいがたい心境。
 以下は、中東へ、武器のゴミを捨てに行っている青森県三沢米軍基地の様子の一こま

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一三飛行隊のF16、来月の中東展開に備え猛練習
三月十七日三沢を調査    
                佐藤裕二(「これが三沢米軍基地だ」著者)

 三月十七日夜明け前に車で三沢に向かった。三沢は晴れていたが前日の大雪のためか
、CERE(戦闘即応訓練)は中止とのこと。しかし、自衛隊のF1やF4EJ改戦闘
機は、激しい訓練をしている。
 天が森の射爆場に一昨年新設された海軍の衛星追尾施設(アイスボックス・コンバウ
ンド)を覗きにいく。膝まで雪に埋もれ、靴がぐしゃぐしゃ。施設はどうやら稼働をは
じめたようだが、なぜか看板は撤去されていた。機密性が高いのだろう。
 三沢空港に戻る。F16が4機編隊で、午前、午後合計16機離陸した。
 現在14FS(飛行隊)の8機が、13日にサウジアラビアのプリンスサンタン基地
に出掛け、イラクの南部飛行禁止空域の「パトロ−ル」の任についており、4月末には
帰還、かわりに今度は、13FSの8機が展開する。
 だから、訓練中の13FSのF16は、すべて中東展開のスタイル(レ−ダ−攻撃用
のハ−ムミサイル、その他2種類の4発の空対空ミサイルと電子妨害機器のECMPO
D)、14FSは空中戦訓練と爆撃訓練スタイルだった。

 19日に陸前高田市の広田半島上空でかなり激しい低空飛行をしたというF16は、
この日と同じスタイルのF16だったに違いない。来月の中東展開を控えて、実戦並の
猛訓練をしているのだろう。
 アラスカからの輸送機C130と米空軍最新・最大の輸送機C17が離着陸した。い
ま邦人救出のため防衛庁が購入しようとしている機種、1機二百億以上するといわれる

 空港ビル正面滑走路北側には、自衛隊のものらしい新たなシェルタ−が2基建設中だ
った。
 演習が中止だと言ううのに、メ−ンゲ−トには、ID(身分証明書)100%チェッ
クの看板が出ていた。
           ---------ここまで--------

 なお同氏のお話では、白神山地上空を飛行する機種としては、三沢基地所属の自衛隊
のF1、F4EJ改戦闘機、T4ジェット練習機と米軍のF16戦闘機が考えられます
が、日本野鳥の会が撮影した白神山地の低空飛行写真をみると、間違いなくF16であ
ることがわかるとのことです。



 
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