Mime-Version: 1.0
Date: Wed, 24 Mar 1999 11:58:19 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 1223] [aml]ガイドライン反対全国ファックス通信35号
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 1223
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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 From: toshimaru ogura <ogr@nsknet.or.jp>
 Date: Wed, 24 Mar 1999 10:26:41 +0900
 Subject: [aml 11556] ガイドライン反対全国ファックス通信35号
 

小倉です。全国ファックス通信です。

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   全国 YY  YY    YY YY  YY 通信
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   '97ガイドライン安保・有事法に反対する
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●「'97新ガイドライン安保・有事法に反対する全国Fax通信」の、ファク
シミリと郵送での購読料は半年間3千円です。
●この「電子版」は、より多くの方々に読んでいただきたいという趣旨から
公開していますが、*是非カンパをお送りくださるよう*お願いいたします。
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'97新ガイドライン安保・有事法に反対する 全国FAX通信【電子版】
No.35 1999年3月19日(月2回発行)

東京都千代田区三崎町3−1−1 近江ビル4階
TEL:03-5275-5989
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*〈Fax通信〉は情報の受け手が同時に発信者となるメディアを目指します。
*全国からの情報、企画、意見をお待ちしています。
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http://www.jca.ax.apc.org/~toshi/NoG_News/NoG.index.html
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目次
●「つぶそう! 周辺事態法 4/4・5全国共同行動」に全力で参加しよう!
●ていこうせん
●【国会動向】周辺事態法案審議入りに抗議する!
●3・21「非武装・非軍事国=日本」への具体的青写真を考える
●周辺事態法廃案を求め大学教員が国会へ!
●わたしを番号で呼ばないで!
  国民総背番号制を許さない! 3・28行動
●【浜松】新ガイドラインとAWACSに反対する全国集会を開催
●【福岡】米海軍イージス駆逐艦の博多入港抗議! 福岡市は一転して岸壁使用
  を許可した!
●【鹿児島】市民団体を横断して、今、やれることを!
●米軍用地特措法の再改悪を許すな!
  土地の取り上げ放題はいや! 4・9集会
●沖縄ニュースクリップ 3/1〜3/15
●許すな!憲法改悪、市民連絡会(準)
  「5・3のつどい」他の準備会のお知らせ
●〜海上自衛隊鹿屋基地のある町から〜 新ガイドライン反対の行動を!
●盗聴法・アメリカで何が起きているか −−アメリカの盗聴事情を聞く−−
●報告:新ガイドラインで自治体交渉!
●各地集会・行動予定(3/20〜4/9)
●Fax通信・事務局からのお知らせ

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「つぶそう! 周辺事態法 4/4・5全国共同行動」に
  全力で参加しよう!

 17日(水)の夜、「つぶそう! 周辺事態法4/4・5全国共同行動」実行委
員会の会議が開かれた。そこでは、まず全国各地からの参加と発言についての確
認を行った。4日(日)については、最終的な集約はまだだが函館や小樽からは
じまり、横須賀、厚木、浜松、名古屋、大阪、呉、北九州、長崎、大分、そして
沖縄からの発言、さらに4月15日の日比谷野外音楽堂での「つどい」をはじめ首
都圏での取り組みからもいくつかの発言を予定している。宮下公園(渋谷)での
2時間強という限られた時間の中の集会だが、全国各地それぞれに特色のある報
告や発言をたくさん盛り込む形にしたい。
 また、メインの発言者としては松井やよりさん(アジア女性資料センター)と
舟越耿一さん(長崎・県民の会)、そして選挙で忙しいということはあるにせよ
国会議員からの発言も追求する。公園から出発しての渋谷駅周辺でのデモの際に
は、新ガイドライン安保と周辺事態法案などについて分かりやすく説明した簡便
なリーフレットを準備して撒こうということも話された。
 4日夜の渋谷区勤労福祉会館での全国交流会では、沖縄の動きや国会情勢、い
わゆる「神戸方式」に関するこの間の動き、自治体と新ガイドラインなど、いく
つかの具体的な柱を立てて各地からの報告を受けての討論と交流を行なう場とし
たい。この交流会の参加費は500円(資料代込み)。
 5日(月)は午前11時から午後2時まで、衆議院第2議員会館内の第1会議室
で院内集会を予定している。長崎からの署名約6万人分や名古屋からの署名など
の提出も行う。
 午後2時からは、同じく衆議院第2議員会館前に集合して、「止めよう『戦争
協力』女たちの連絡会」呼びかけで行われる「とめよう日米新ガイドライン、つ
くろう女たちのピースライン」という国会行動に参加してゆきたい。
 この「女たちの連絡会」では、新ガイドライン関連法案に反対する「女たちの
共同アピール」への賛同人を募っている。こうした取り組みと連動する形での国
会行動は、闘いの幅をより広げるという意味でも重要だと考える。「ピースライ
ン」のビラには「男性の方もどうぞ」との吹き出しが付いている。5日の午前か
ら午後にかけての一連の連続・共同行動と位置付けて、ぜひ参加していこう。
 以上が−−まだ未確定な部分はあるが−−4月4、5日の全国共同行動のおお
まかな形だ。まだまだ、そのための準備は大変だ。ビラを作りなおしたり、リー
フレットを作ったり、その他の様々な準備やアレンジはこれからだ。もちろん実
現のためにはお金もかかる。参加・賛同もぜひお願いしたい(参加・賛同/個人
1口1000円、団体1口3000円、郵便振替00190-7-11558 新ガイドラインに反対す
る行動)。
 3月18日、衆院の日米防衛指針(ガイドライン)特別委員会が実質的な審議に
入った。今こそ、これまでの成果も踏まえながら全国から大きく集まる4/4・
5の共同行動に全力で参加しよう!(事務局・岡田)

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ていこうせん

 韓国50,000人、タイ11,000人、オーストラリア8,500人、フィリッピン2,000人
、ニュージーランド450人。−−これはベトナム戦争中にアジア・太平洋地域の国
が派兵した最高時の兵員である。なかでも韓国は総数延べ312,853人、そのうち戦
死したもの4,687人だったという。アメリカ合衆国が勝手にはじめた戦争に、周辺
の国々がどのように巻き込まれていったか、そしてそれらの国々の政府がどれほ
ど積極的に加担したか、これほど雄弁に物語る数字はないだろう。「周辺事態」
とはじつはこういう状態を言うのではないだろうか。新ガイドライン法というの
は、こんどこういう事態になったら、ベトナム戦争の時よりももっと積極的に、
人、物、そして国土の全体を提供しますよという対米公約なのである。
(ゆ)

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【国会動向】周辺事態法案審議入りに抗議する!

 3月12日の衆院本会議で新ガイドライン関連諸法案の政府による趣旨説明と各
党の代表質問が行われた。昨年4月に上程されたまま「たなざらし」状態だった
周辺事態措置法案などの戦争協力法案がついに審議入りとなった。
 当日、午後5時半から衆院の議員面会所で審議入りに抗議する緊急の行動が行
われ、70人が集まった。共産党の佐々木陸海衆院議員よ社民党の辻元清美、保坂
展人両衆院議員が、国会報告と今後の日程について報告した(佐々木、辻本両議
員は、ガイドライン特別委員会の委員で、ともにこの日の本会議でそれぞれの党
の代表質問を行った)。
 小渕政権は、5月連休中に予定されている首相の訪米前に「法案成立のメドを
つけたい」としている。政府の思惑では4月中に衆院での可決という段取りにな
っているようだ。佐々木議員によれば、特別委員会の理事会で民主党の議員が委
員一人あたり3時間、計150時間の審議時間を要求したのに対し、自民党の側は一
人1時間でいいとつっぱね、まだ調整はついていない、ということだった。
 いずれにせよ3月17日の予算成立を受けて、その次週から本格的な委員会審議
が始まることになるだろう。沖縄・特措法のような10日間ほどのスピード審議と
いうことにはならないが、民主・公明などの野党との調整次第では、かなりのテ
ンポで進められることになる。3月18日(木)には特別委員会での総括質疑が行
われ、2月14日の「春一番」集会を引き継いで4月15日に予定されている「戦争
協力を許さないつどい」の準備会事務局の呼びかけで、午後5時30分から衆院議
員面会所で抗議行動を行った。
 今後とも審議状況に対応した緊急の行動を積み重ねていきたい。連絡は「市民
のひろば」まで。
(事務局・国富)

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3・21「非武装・非軍事国=日本」への具体的青写真を考える

 日米両政府が、民意を問うことなく勝手に策定した「日米防衛協力のための新
ガイドライン」関連法案(周辺事態法など)の国会審議が本格的に始まろうとし
ています。審議に先んじて、実は、米軍艦船は民間港への寄港を増大させ、沖縄
駐留の米海兵隊の実弾砲撃演習は「沖縄の痛みを分かち合う」という名の下に、
北海道・本州・九州などの移転地を一巡して行なわれています。そして沖縄では
、地元の人々の反対の声を押えこんで基地移転を伴う大がかりな基地の合理化が
進められようとしています。
 両政府にとっては、軍人・軍隊の存在に私たちの心を慣らし、日常の当たり前
の風景だと思わせることが必要なのです。私たちが政府の思いどおりになるのな
ら、私たちのこころには「不況脱出のためには、戦争も当たり前だ」という思い
が生まれてくるかもしれません。
 私たちは先に「提言:新ガイドラインを問う」を発表して、新ガイドライン関
連法案は、戦争を行ないうる国家へと日本を転換させるものであり、これを許す
ことはできないという考えを訴えました。事態がいっそう重大な局面を迎えたい
ま、私たちは第二次提言を用意しながら、集会を開きます。社会全体が軍隊の存
在や軍事演習に慣らされた先には「ほんとうの戦争」が待ち受けていると批判す
る私たちは、では、どのようにして、武装していない/軍隊を持たない国、すな
わち非軍事的な社会を実現するのか。道は果てしなく遠いように見えますが、そ
の青写真を考え、討論することは、周辺事態法案反対運動の中身を豊かにしてい
くことに繋がると思います。ぜひ、参加してください。
とき◆3月21日(日)午後1時半〜4時半
参加費◆800円ところ◆渋谷区勤労福祉会館会議室
          (渋谷駅徒歩7分、山手教会斜め向い)
問題提起◆梅林宏道(平和資料協同組合〈ピース・デポ〉)
    ◆浦島悦子(ヘリ基地いらない二見以北十区の会/新たな基地は
          いらない、やんばる女性ネット)
    ◆立山紘毅(山口大学経済学部教員/「サンダーバード国際救助
          隊」の立案者の一人)
主催・連絡先◆東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル4F
       市民のひろば気付 「提言:新ガイドラインを問う」事務局
       (電話:03-5275-5989/FAX:03-3234-4118)

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周辺事態法廃案を求め大学教員が国会へ!

 自治体、民間をも戦争に動員し、日本を再び戦争国家に変える周辺事態法案の
国会審議がいよいよ本格化しようとしています。
 わたし達は、日本の将来に重大な禍根をのこす同法案の成立を阻むため、昨年
末来、浅井基文明治学院大学教授、新崎盛暉沖縄大学教授ほか105人の呼びかけ人
のもと、「周辺事態法案に反対する大学教員3000人署名運動」に取り組んできま
したが、3月5日現在、2000筆をこえる署名を得ることができました。
 来る3月29日、集めた署名を国会に提出するに際し、下記のとおり集会と国会
請願デモを行います。
 多くの市民、教員の参加を呼びかけます。

日時■3月29日(月)集会3時〜4時半、デモ出発4時30分
講演■新崎盛暉(沖縄大学教授)
   弓削 達(東京大学名誉教授)
会場■星陵会館(地下鉄赤坂見付駅、永田町駅)
主催■周辺事態法案に反対する大学教員3000人署名運動
連絡先 086-251-8472(野田)

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わたしを番号で呼ばないで!
  国民総背番号制を許さない! 3・28行動

 改悪法案が目白押しだが、忘れてならないものに住民基本台帳法一部改正案が
ある。一部改正などと姑息なやり方で、国民総背番号制を準備するものだ。ほと
んど報道されないので知名度は低いが、これも大変危険な法案だ。コードとカー
ドで「国民」を一元管理、新たな市民監視体制を導入しようとしている。カード
は初めは希望者だが、いずれ誰もが持たざるを得ない状況が作られて行くだろう
。3月9日「改正」案が上程された、外国人登録法、出入国管理法と合わせて考
えると、日本に存在するすべての人間をあぶりだし、仕分けし、排除し、有事体
制を確立しようとしていることがこの法案からも見えてくる。外国人登録証の常
時携帯義務は、国連規約人権委員会から是正を2度も勧告されているにも関わら
ず、重罰制度と共に改正しないのは、外国人のみならず、日本国籍者全員にカー
ドを持たせ識別する目的をもっているに違いない。
 この問題で昨年より活動を続けているグループと様々な戦線が合流し、今国会
終了まで行動していく実行委員会を結成しました。実行委員会への参加・賛同と
ともに3・28行動への参加を呼びかけます。
(番号管理・情報監視はいやだ!市民行動・柏木)

■参加・賛同費 個人千円 団体二千円
■郵便振替 番号管理・情報監視はいやだ!市民行動
      00190-5-51623

わたしを番号で呼ばないで!
国民総背番号制を許さない!3.28行動
3月28日(日)13時〜 集会・デモ 渋谷・宮下公園

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【浜松】新ガイドラインとAWACSに反対する全国集会を開催

 2月28日、NO! AWACS全国集会をもち、全国から160人が参加した。
 過去の侵略戦争において浜松は爆撃の拠点であり、戦争末期には毒ガス航空戦
基地、特攻基地にもなり、軍需生産の拠点でもあった。AWACS浜松配備は浜松を実
戦中枢拠点とし、新ガイドライン下、日米共同作戦の拠点ともなっていく。政府
防衛庁はさらに空中給油機の導入配備をねらっている。
 これらの動きに対し、全国から参加した仲間たちは力強く、基地前で、市街地
でNO! の声をあげた。
 AWACSと空中給油機に反対する団体署名は155団体へと増加した。Japan Intern
atinal Peace Networkという形でのインターネットによる世界への発信もはじま
った。
http://www.geocities.com/CapitolHill/Senate/5118/index.htm
 今後もAWACS・空中給油機・TMDに反対する活動を署名や集会などをとおして訴
えていく予定です。とくにTMDはAWACSをくみこんでの戦略的ミサイル攻撃システ
ムであり、その攻撃的本質をはっきりとみすえておく必要があります。読者のみ
なさん! 共にがんばりましょう。集会に参加されたみなさん! ありがとうござ
いました。(NO! AWACSの会浜松 竹内康人)

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【福岡】米海軍イージス駆逐艦の博多入港抗議! 福岡市は一転して岸壁使
用を許可した!

 2月27日米海軍横須賀基地のミサイル駆逐艦ジョン・S・マッケイン(8,422ト
ン)が博多港に強行入港しました。当初福岡市は商船の荷役に支障があるとの理
由で着岸を拒否していましたが、24日に至って米国側から圧力がかかり急遽須崎
埠頭への着岸を許可したと報道されました。同艦はイラクへの攻撃「砂漠の楯」
「砂漠の嵐」両作戦に参加した人殺しの駆逐艦です。時代遅れの「軍事力による
平和」を標榜する米国の道具です。しかも核ミサイル搭載艦であり、今回の入港
には博多港を米軍前線核移動基地にする地ならしとなる危険があり、断固反対し
ます。

■軍事利用を許さない!■
 同艦の入港目的は「乗組員の休養や友好親善」だとされています。しかし、軍
艦の入港は軍事利用であり、作戦行動の一環であることに違いありません。博多
港は商業港であり、国際貿易港です。民間港湾施設が軍事利用されること自体が
問題なのです。入港・岸壁使用(許可)に抗議しただちに出港することを求めま
す。

■米軍は博多港を指定している!■
 日本ではガイドラインと言われていますが、米国では戦争マニュアル扱いさて
ています。すでに1994年に米軍は「朝鮮半島有事」に日本に要求する内容をまと
めています。1996年の日米新ガイドライン締結の作成資料になったものですが、
すでに福岡空港とともに博多港が使用施設に指定されているのです。北部九州地
域は全体として米軍の北東アジア戦略に組み込まれているのです。

■入港強行は周辺事態法の先取り、許せない■
 25日、政府は新ガイドラインに関する自治体への協力手引き作成に着手したと
報道されました。この手引きによると、法案では「協力を求める」とされてきた
戦争協力を自治体が「正当な理由がある場合」を除き事実上拒否できない内容に
なっています。今回の米海軍艦艇の入港は周辺事態法の先取りであり、許せませ
ん。港湾法によって定められている岸壁使用規制の権限を港湾管理者である福岡
市長から国が奪おうとしているのです。周辺事態法案は地方自治を破壊するもの
なのです。
「ガイドラインに反対する」ネットワーク
(福岡市南区玉川1-16 電話とFAX:092-553-0358)

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【鹿児島】市民団体を横断して、今、やれることを!

 3月8日、17名の参加者を得て鹿児島相談会が開かれた。まず私の、新ガイド
ラインの危険性と日本社会にとっての最重大な危機についての趣旨説明。続いて
、それに対して個々や市民団体は今何が出来るのだろうかの話合いに入った。当
日の参加者は、宗教者・学者・各政党関係者・女性団体など、まさに望ましと構
成であり、これから具体化され行動されるであろうことの幅広い分野からの結集
を予感させるものであった(このような集い自体が鹿児島では極めて珍しく貴重
なことでもある)。
 地域という足元のことからガイドライン問題を考えるべきだ「戦争責任を考え
ることは、即ちガイドラインのことを考えることだ」「生活につながった説得を
する工夫が必要だ」「地域性に根ざすことを否定はしないが、急を要する今、鹿
児島らしさをぶちあげてみるべきだ」「沖縄に一番近い鹿児島は、今こそ、平和
の光を輝かすべきだ」等々。
 長年、原水爆禁止運動や労働運動、女性解放や平和研究などに携わってきた多
彩なメンバーからの様々な意見であった。私はこれまで、政治運動体の中で生き
てきた者ではない。その意味で、相談会の進行の仕方、また運動論においても大
いに拙いものがあったであろう。が、個としての座標軸で捉え生きてゆこうとし
てきた視点で、憲法の平和主義原理の大きな危機を、深く伝えることが出来たと
思う。それは、個々の人の党派性や理論を横断しながら、今の問題への「緊急」
かつ「集中」した取り組みの提起だった。
 第一回の相談会の実りを、次回3月19日へ向けて具体的な行動へと確定してゆ
きたい。まさに、「国会へ向けて、出来ることは何でもやろう」とする全国の仲
間達と共に、この鹿児島の地からも、(市民集合体としては随分後発といえど)
、国会へ向けて、心拍の鼓動が届くようなアクションを起こさねば! 時間は限
られているのである! 最後までねばり強く、頑張りましょう!(文責・鶴ヶ岡
裕一)

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米軍用地特措法の再改悪を許すな!
  土地の取り上げ放題はいや! 4・9集会

4月9日(金)
開場◆18:30、開会◆19:00、
場所◆シニアワーク東京・講堂(飯田橋歩7分)
参加費◆700円
講演◆池原秀明(沖縄反戦地主会事務局長)
   松島暁弁護士(反戦地主会弁護団)
主催◆沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック 
連絡先◆tel.090-3910-4140/fax.03-3386-2203)

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沖縄ニュースクリップ 3/1〜3/15

【3月1日】与勝半島沖を埋め立て普天間基地代替ヘリ基地と民間航空機整備場
を建設する構想に反対の「ヘリ基地ちゅくらさんど−−与勝の会」の設立・総決
起集。
【3月5日】在沖海兵隊による実弾射撃訓練の本土移転に伴う輸送に関して、政
府は、在日米軍と民間の運送会社との役務協約に基づき「在日米軍が、民間航空
機、民間船舶および民間車両により海兵隊の人員および155ミリりゅう弾砲、車両
、弾薬等の物資を訓練を実施する演習場に輸送した」との政府見解を答弁書とし
て公表。▼普天間飛行場の代替ヘリ基地を受け入れることと引き換えに沖縄本島
と結ぶ架橋を実現しようと「津堅島の未来を考える会」が、町、県、国の関係機
関に島民の90%以上に相当する400人余の署名と要請書を手渡した。
【3月8日】浦添市議会が、那覇軍港機能の浦添地先への移設を盛り込んだ「浦
添市西海岸開発促進に関する要請決議」「同意見書」を賛成多数で可決。
【3月9日】防衛庁が、米軍用地の強制使用手続きを規定している駐留軍用地特
別措置法(特措法)について、市町村長や知事にゆだねられてきた土地物件調書
などへの代理署名、裁決申請書の公告・縦覧などを国(首相)の直接事務にする
ことを柱とする改正案をまとめた。
【3月10日】具志頭村議会が、「『周辺事態措置法』などの制定に反対する意見
書」を賛成多数で可決。県内では西原町、東風平町議会に次ぎ3番目。あて先は
内閣総理大臣、外務大臣、自治大臣、防衛庁長官。同趣旨の意見書などを可決・
採択した自治体議会は計106に上った。
【3月11日】外国艦船の入港時に「非核証明書」の提示を求める「港湾条例」の
改正を3月議会で提案する方針だった大浜長照・石垣市長が、議案提出を6月議
会以降に見送ることを決めた、と沖縄タイムス。
【3月12日】「那覇軍港の浦添移設に反対する市民総決起大会」が開かれ、約11
00人が参加。今後、市民投票を想定して反対運動に取り組んでいくという。▼宮
城健一浦添市長は、「那覇軍港の浦添移設に反対する市民の会」が検討している
「移設の是非を問う市民投票」について、市民の要求次第で容認する姿勢を示し
た。
【3月14日】ペルシャ湾岸地域に派遣されていた在沖米海兵隊の第31海兵遠征部
隊の兵士約2000人が長崎県・佐世保基地所属の揚陸艦3隻(ベローウッド他)で
勝連町のホワイトビーチに約4カ月ぶりに帰還した。▼沖縄の社民党県連、社大
党、共産党県委の革新3党は労働団体、民主団体などに呼び掛け、4月中旬に「
戦争協力法・ガイドライン関連法案に反対する県民集会」(仮)を那覇市で開催
することを決めた、と琉球新報。▼沖縄県内の全53市町村長を対象に新ガイドラ
イン関連法案のアンケート調査を実施した、と沖縄タイムス。港湾、空港の利用
で政府から協力を求められた場合、施設のある22市町村のうち石垣市や浦添市な
ど8自治体が拒否を表明。24自治体が協力要請には納得ができないと回答。
【3月15日】在沖米海兵隊が1997年に山梨県の北富士演習場で行った実弾砲撃演
習の際、全日空機で武器・弾薬を運んだと防衛施設庁が明らかにした、と琉球新
報。

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許すな!憲法改悪、市民連絡会(準)
  「5・3のつどい」他の準備会のお知らせ

 「許すな!憲法改悪、市民連絡会」準備会は「憲法調査会」設置反対のさまざ
まな行動をおこしつつ、全国各地の市民団体に参加を呼び掛けてきました。この
国会での調査会をめぐる事態は依然として流動的です。新ガイドライン関連法案
の阻止とあわせて、あとあとに悔いを残さないためにも、いまこそ市民運動が頑
張らなくてはならない時です。5・3のつどいの準備もあります。この企画も相
談したいと思います。
 つきましては下記の次第で準備会を開きます。ぜひ関係者の皆様をお誘い
のうえご出席ください。
●日時:3月24日(水)午後6時半から
●会場:千代田区立神保町区民館・2階・A会議室(地下鉄神保町駅下車)
●議題:「調査会」設置をめぐる情勢、今年の5・3憲法のひろばの取り組み、
  その他
●連絡先:許すな! 憲法改悪、市民連絡会(準)
     (電話:03-3221-4668/FAX:03-3221-2558)

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〜海上自衛隊鹿屋基地のある町から〜 新ガイドライン反対の行動を!

 「反戦・反核平和運動をすすめる大隅市民の会」では、周辺事態における後方
支援において、鹿屋基地が攻撃の標的になる可能性が大きいという危機感から、
3月から4月にかけて「新ガイドライン」への抗議として、署名や座り込み行動
を行う。
 長年、広島・長崎の日や、核実験への抗議として座り込み行動を続けてきてい
るが、イベント広場や自衛隊前などでのデモや座り込み、署名などを通して周辺
事態法の恐ろしさを伝え、その廃案へ向けてみんなの力を傾け、全国的な抵抗線
に私たちも合流する。鹿屋基地は戦時中、知覧と同様に特攻基地であった。
●問い合わせ先:0994-44-0948(代表:上山陸三)
(報告:鶴ヶ岡)

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盗聴法・アメリカで何が起きているか −−アメリカの盗聴事情を聞く−−

 アメリカの自由人権協会から盗聴法の第一人者であるバリー・スタイン
ハード
氏をまねいて学ぶための市民集会および勉強会が開かれる。
●日米ネットワーカー交流会「電子ネットワークにおけるプライバシーと盗聴」
日時*3月22日(月・休日)13:00〜/主催*同交流会実行委員会/場所*東京
都飯田橋シニアワーク会議室(JR飯田橋駅下車、九段下方向徒歩5分)/基調
講演*バリー・スタインハード/報告*山下幸夫、福冨忠和/参加費*500円/主
催*同交流会(070-5800-0568)
●市民集会「盗聴法・アメリカで何が起きているか」
日時*3月23日(火)18:00〜/場所*労働スクエア東京(JR京葉線・地下鉄
日比谷線「八丁堀」下車2分)/参加費*1000円/主催*実行委員会/連絡先:
中村敦夫事務所(03-3508-8632)ほか

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報告:新ガイドラインで自治体交渉!

 秋田の加賀谷いそみさんと、東京・中野の「新ガイドラインに反対する!・中
野」から、それぞれ自治体交渉の報告が寄せられた。
 まず、秋田では県知事に関連法案に対して、明確な態度を表明するよう求め、
提出していた公開質問書の回答が3月12日付けで返送されている。
 「私としては、国民、とりわけ県民の意図するところを的確に見定めた上で、
県の非核・平和の誓いを基本としながら、外交、防衛面での「国益」と県民の生
命や財産を守るという「県益」について慎重な検討を行っていきたいと考えてお
ります。」
 「(国から詳細な説明を得られない)現時点において加賀谷様の御質問に対し
て具体的にお答えできる状況にはありませんので、私の基本的な対応方針を申し
述べて回答とさせていただきます。」
 秋田県ではすでに14市町村議会で、同法案に反対の意見書を決議しているにも
かかわらず、このような、回答にならない「回答」である。
 また、中野区長の回答も同じようなものだ。数項目に分けて法案に対する見解
を求められているにもかかわらず、具体的には何も答えようとしていない。
 「今の段階では、中野区がどのような影響を受けることになるのか、また、そ
れについてどのような対応をとることができるのか、などについては、いずれも
不明確な点が多く、法案に対する考え方などを表明するのは適当ではないと考え
ております」「今後も区民とともに平和への思いを大切にしながら、平和な社会
の実現のためできる限りの努力をしてまいりたいと思っております」
 抽象的な「平和」の理念を掲げるのみで法案そのものには何ら言及しない、こ
のような自治体の姿勢をどのように突き崩していくのかが問われている。
(まとめ:全国=Fax通信・編集部)

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各地集会・行動予定(3/20〜4/9)

3月20日(土)右翼ナショナリズムの現在 右派言論と自由主義史観の「その後
」 時間*17:30〜/場所*文京区民センター(都営三田線春日駅)/発言*太
田昌国、栗原幸夫、加納実紀代/800円/主催*反天皇制運動連絡会(03-3368-3
110)
3月21日(日)沖縄の基地をなくそう!周辺事態法を廃案にしよう!ピースアク
ション 時間*13:00〜 デモ出発15:30/場所*栄広場(名古屋市栄・三越前
)/発言*桑江テル子(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)/エイサー
、韓国農楽など/主催*同実行委/連絡先*052-881-3573
■AWACS・空中給油機・周辺事態法反対集会(反AWACS・DAY)
 時間*14:00〜/場所*浜松市勤労会館(浜松駅北2キロ)/講師*森英樹・
前田哲男ほか/主催*AWACS浜松基地配備に反対する市民の連絡会
(053-422-0039)
3月23日(火)「思いやり予算」違憲訴訟・東京/第5回口頭弁論 時間*13:
40〜14:00/場所*he東京地方裁判所・713号法廷(地下鉄「霞が関」駅下車すぐ
)/直接7階の法廷へ来てください/連絡先*米軍への「思いやり予算」を返せ
!訴訟(東京)事務局(TEL/FAX:03-5275-5989)
3月26日(金)市民運動の憲法論 時間*18:30〜/場所*文京区民センター(
都営三田線春日駅)/講師*高田健(国際経済研究所)/700円/主催*金曜連続
講座運営委員会(03-3221-4668)
3月27日(土)アンポをつぶせ!ちょうちんデモ連続講座 時間*19:00〜/場
所*武蔵野公会堂(中央線吉祥寺駅)/ウラン開発のビデオ「ジャビルカ」の上
映とお話/主催*アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会(0422-44-0364谷島)
3月28日(日)「命どぅ宝」基地はいらない ひびけ沖縄のこころ関西のつどい
 時間*13:30〜/場所*大阪城野外音楽堂/講演*大田昌秀(前沖縄県知事)
/報告*浦崎成子(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)他/500円/主催
*同実行委(06-6364-0123 中北ほか)
4月9日(金)小林よしのり「戦争論」の検討 時間*18:30〜/場所*文京区
民センター(都営三田線春日駅)/講師*越田稜/700円/主催*金曜連続講座運
営委員会(03-3221-4668)

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