沖縄タイムスで<1999年3月5日 朝刊 29面>
「津堅島で、海上ヘリ基地誘致の集会」(見出し)の
記事が出ていますが、皆さんどう思われますか。
地図を見てみますと、津堅島から本島に橋を架けるとなると、
キャンプ・シュワブ沖の海上ヘリ基地建設計画反対運動の中で
明らかにされた諸問題に加えて、長距離の橋によって潮の流れが変わり、
ただでも危機的な状況にあるエコシステムが、崩壊の一途をたどることに
なると考えられます。民主的な科学者達による調査が
なされるべきです。
記事には「(この集会で)「夢の架け橋実現を」「農漁業の観光振興を」
「島チャビを克服し人口二千人の島へ」「若者に夢 子どもがあふれる島を」
(名護でもバージョンは違いますが似たようなスローガンが山ほど見られました)
というスローガンが読み上げられ、ガンバロー三唱で、気勢を上げた。
同会(「津堅の未来を考える会」(松根真静会長))では早速五日に
防衛施設局や県などに要請を行なうことにしている」
とあります。島の92パーセントの人が誘致に賛成と言うことですが、
もし米軍が「悪くない」と言った場合、これまで日本政府が言い続けてきた
「地元の頭ごしにはやらない」も、クリアーされるわけですか。
島の残りの8パーセントの人々の声を聞きたいですね。全国からの
サポートネットワークも必要になってくると思われます。
今の段階では何ともいえないかも知れませんが…
安倍
rentai@labyrinth.net or yabe@wvu.edu