X-Sender: kaymaru@mail.jca.ax.apc.org (Unverified)
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Date: Fri, 19 Feb 1999 02:27:16 +0900
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From: "MARUYAMA K." <kaymaru@mail.jca.ax.apc.org>
Subject: [keystone 1112] 沖縄環境ネットワーク通信 8号
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 沖縄環境ネットワーク通信 8号(1999年2月10日)

<特集>軍事基地と環境問題
 沖縄の環境・自然破壊の元凶は日本攻府とアメリカ軍(福地曠昭)
 米軍基地の環境問題を取材して(松元剛・松永勝利)
 米軍基地環境問題と県議会(伊波洋一)
 「米軍基地による有害物質汚染と浄化に関する
    1996年国際フオーラム」に参加して(前田政明)
 軍事基地と環境問題をめぐる制度的課題(砂川かおり)
 沖縄の軍事基地と生活環境の破壊 一基地の変遷を通して一

<沖縄県内の最近の動き>
 新しい政権下での沖縄の環境問題の現状と課題(上間正敦)
 「第15回水郷水都全国会議 in 沖縄・宮古島」開催に向けて(崎山正美)
 エコ・ネット
 事務局だより
 みんなの広場
 環境情報おきなわ
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 以下、同封されていた「事務局便り」の転載です。稲嶺新知事の環境に対する姿勢
が伺えます。
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事務局便り 1999年2月11日

 沖縄では、日本列島のトップをきって、桜の花が咲き、一足早い春を迎えておりま
す。とはいえ、寒さの厳しい日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今年の年頭を飾る沖縄環境ネットワークニュースレター8号が完成しました。今回
は、「軍事基地と環境問題」を特集に取り上げ、復帰前から今日にいたる軍事基地に
関する環境問題をまとめて掲載しました。「沖縄の軍事基地と生活環境の破壊――基
地の変遷を通して――は、これまでの基地から派生する環境問題を一通り振り返るの
に非常に参考になると思われます。また、その他の執筆者の報告も、それぞれの立場
から多角的にこのテーマについて問題を提起する内容になっています。

 1999年沖縄県行政改革の最初の案が1月の下旬に公表されました。その中では
、厳しい財政状況の中、県の文化環境部環境保全課の「室」から「課」ヘの降格や、
農林水産部における農林環境対策監1名・農林環境対策主幹2名の廃止など、環境行
攻を後退させる行革案が出されました。これが稲嶺新知事の実質的な環境面での初仕
事であったことは、非常に残念なことでした。沖縄環境ネットワークは、これに対し
、このような環境行政の後退を見直すよう、知事に緊急申し入れを行いました。この
ような世論の反対を受けてか、現在までの県の動きは、農林水産部における農林環境
対策監1名・農林環境対策主幹2名は継続して配置し、環境保全室の「課」ヘの降格
は、継続的に検討するものとして、とりあえず、4月からの実施は見送られています
。(環境攻策の後退と共に、心配された基地対策室や女性政策室の「室」から「課」
への後退も継続的な検討となっています。)沖縄北部地域での軍民共有の基地建設の
動きなど、これから新知事の下、新たに生じる問題などに対応するためにも、今後も
慎重に様子を見守り、継続的に沖縄の環境運動や環境行政を強化する活動の必要性を
更に認識する次第です。以上、事務局の近況報告と伴に、ニュースレター8号をお届
けします。

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沖縄環境ネットワーク
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