冒険社のみやひらさんから依頼されました。代理投稿です。
(amlとkeystoneに同報)
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公開講座へのお誘い
1999年の幕があきました。皆様いかがお過ごしですか。
「沖縄の歌 ひとつも知らなかった」1月5日、朝日新聞に連載され始めた辺境論
1のタイトルが目に飛び込んで来ました。琉球処分以降の皇民化教育と同化の嵐の歴
史が個人の体験をとおして語られています。
母にこの事をはなしましたら「日本人にならなくてはいけない」として沖縄の歌を
歌うと[国賊」と言われた事を初めて話してくれました。沖縄の歌を歌うと国賊、ウ
チナーグチは野蛮といわれ、大和口を話し沖縄の名字を変えるなどなど、差別された
くないために、ウチナーンチューは一生懸命日本人になっていきました。皇民化政策
は次々におこなわれ、沖縄戦ではみごとに捨て石にさせられました。にもかかわらず
本土復婦、そして75%の米軍基地を押し付けられ、「重たいから少し荷を軽くして
」といっても「沖縄よりひどい目にあっているところがある」「被害者100%では
ない、アジアの人々に加害している。」と、大和の方にいわれる。
都合のいい時は日本人としての責任を押し付けられ、悲しいことにみごとにその責
任をはたしてきた沖縄。大山朝常さんは「日本は帰るべき祖国ではない」という。日
本はいつから沖縄の「祖国」になったのか。今から120年前の1879年(明治1
2年)明治天皇により琉球王尚泰は処分され、1609年以来の270年にわたる属
国から正式に日本に併合させられました。以来400年ちかくも沖縄と日本の不適切
な関係が続いています。
世紀未を迎え、建国記念日に日本と沖縄の関係の原点にある琉球処分がどのように
おこなわれたか、琉球処分というのは一体何だったのか、我部政男先生の長年の研究
をとおして考えて行きたいと思います。お忙しい毎日とはおもいますが、大変貴重な
お話しがお伺いできますので、ぜひおでかけいただきたくご案内申しげます。
冒険社 みやひら
電話:3825-1503、ファックス 3825-1523
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2/11(建国記念日)公開講座
日本は沖縄に何をしたのか!
琉球処分について
講師:我部政男 教授(山梨学院大学 法学部長)
日本の侵略膨張の起点である沖縄の武力併合=琉球処分の封印を解く。
1999年2月11日
13:30〜16:30
シニアワーク東京 5階 第1セミナー室
(中央線飯田橋駅歩7分)
参加費:700円
主催:冒険社 担当:みやひら
電話:3825-1503、ファックス 3825-1523
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