米軍三沢基地(三沢市)所属のF16戦闘機が釜石市橋野の山林に墜落した事故で、
青森県三沢基地第35戦闘航空団では、操縦者名(少佐)を明らかにし、21日午後一
時、空対地訓練のため、2機編隊で三沢基地を離陸、同2時半に帰る予定だったが、事
故機は1時半頃墜落。僚機は2時31分、基地に帰ったと発表。
事故機は、20ミリ砲の銃弾510発とフレア(赤外線誘導ミサイルに追跡をかわす
せん光弾)30個、チャフ(レ−ダ−誘導ミサイルをかわすために空中に放出する小片
)60個を搭載していたとのことですが、ミサイル、爆弾などのついては明らかにして
いません。
三沢には、第35戦闘航空団のF16が36機います。シェルタ−といわれる格納庫
で行われた整備点検は、チ−ムに分かれて、一機に4時間程をかけて行われたとのこと
ですが、報道陣には、一通りの点検後、機体を公開し、その一部を再びチェックすると
いうパフォ−マンスで済ませたようです。事故原因につながる可能性の高い箇所などは
具体的に公表できないとしています。
その後、同基地のスティーブン・ウッド司令官は25日、三沢市役所を訪れ、鈴木重
令市長に同基地第35戦闘航空団のF16全機の整備点検を終えたと報告。同司令官は
「2日間訓練を中止し、F16全機が厳しい運用上の安全、整備基準を満たしていると
判断した。全操縦士の再教育をした」として、すぐにでも飛行を再開したいとの意向を
示しましたが、鈴木市長は「住民の不安は解消していない」「飛行再開は私が判断する
ものではない」としつつ「今すぐに、というのは無理でしょう」と答えたということ(
会談は非公開)。再開する場合はあらためて基地側が市に連絡することし、26日午後
3時、27日からの訓練再会を通告。釜石市の事故現場上空では、「当面」飛行訓練を
自粛。
ウッド司令官は「日本と太平洋地域における防衛という主要任務を遂行するために、
飛行訓練を再会しなければならない」と述べましたが、事故調査を引き継いだ、米太平
洋空軍(ハワイ)司令官パトリック・ギャンブル大将は、釜石市での墜落事故の原因究
明は1ヵ月、公表はさらに1ヵ月ほどかかるという見通しを表明。住民は、自分の畑に
も足止めをくってゆけず。迷彩服はもう見たくもないと恐怖を新たに。
また、岩手県釜石市の野田市長は、22日、謝罪に訪れ、事故発生後、地元の消防や
警察のいち早い協力に感謝した第35支援群司令のデビット・ブリアム大佐に、事故原
因の明確化、原因についての情報提供、山林への補償を要望、飛行訓練の中止を求める
要請書を手渡しましたが、大佐は飛行中止については言及せず。
市長は増田岩手県知事に、「市民の心配が現実のものとなってしまい市民は恐怖にお
ちいっている。」として、平成3年に、低空飛行の衝撃波で民家の窓ガラスが割れた被
害などを例にあげて、米軍機の飛行訓練中止を国の各省庁に申し入れるよう要請。市長
は28日外務省などに対して、米軍の飛行訓練中止を要請する予定。
知事は、国がが政府としてアメリカに伝えるべきことではあるが、釜石市から直接要
望を受けたことを岩手県として国に伝えたいと述べました。
岩手県は21日、「事故原因や再発防止策が明らかにされていない」と、外務省と防
衛施設庁に、原因究明と再発防止を米軍に要請するよう求めたたのみ。
F16は朝鮮半島から中東・湾岸地域の「紛争」に備えて活動し、朝鮮半島の「有事
」の際の米空軍の中心勢力とみられていますが、墜落は今回で7機目です。同機は在日
米空軍唯一の核搭載能力のある戦闘・攻撃機で、胴体下に1発のB61水爆を搭載可能
です。B61は、広島型の40倍の威力があるそうです。
昨年クリントン大統領が中国を訪問したおり、米中はお互いに、本国向けの大陸弾道
核ミサイルの照準を外すことに合意しましたが、中国の在日米軍基地向けの核ミサイル
の照準は、従来どおりそのままという条件を米国は飲んでいるとのこと。
よくまあ、他の国を「ならず者」などといえるもんです。
国会では、「いやしくも国民の聞いている前で」多国籍軍への武器弾薬輸送は、憲法
上可能で、実施は慎重に判断するとおっしゃっていたようですが、イラク攻撃やテポド
ンにいち早く舞い上がった矢先に「慎重に」なんていわれてもさあ・・。2枚舌だか5
枚舌だか知らないが。
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ラジオでも、−市長が訓練中止を要請− 「うん、あたりまえだ」
(すかさず)−中止されたことはありません− 「ガクッ」
<アハハ>「笑うな、もう。風邪引いても卵酒つくってやんないぞ」
外で成人式の話
「よく、忘れもしないで日の丸あげるねえ」「日本人の義務だ」「へ、そんなホ−リツ
みたことない。だったら早くケッコンして、子どもつくりな。ギムをはたしてくれる人
がいなくまるよ」怒ってしまった・・・。
雪投げをした仲ではあるが、道の真ん中で、セクハラしてしまった。あ−、寒かった。
機嫌の悪いときに気分の悪い話をもちかけるほうがワルイのだが。