仲田です。
1月10日、朝日新聞神奈川版です。
夜間訓練と夜間発着訓練を使い分ける米軍と日本国政府。
かつて、後退を転進、侵略を進出、占領軍を駐留軍と言っていた政府やマスコ
ミがあった。今も、連合軍を多国籍軍と訳する人々の詭弁。
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◎見出し
厚木・横田基地
あすから事実上のNLP
口頭連絡に県など反発
◎要旨
厚木基地と横田基地で十一日からキティホーク艦載機による発着訓練が始まる
ことが、九日わかった。
米海軍や防衛施設庁側は「夜間の通常訓練で、夜間発着訓練(NLP)ではな
い」としているが、訓練は午後九時まで行われるため、事実上のNLPになり
そうだ。
東京防衛施設局が横田基地の周辺自治体に文書で訓練の日程を連絡したのに対
し、横浜防衛施設局は県や大和市などに口頭で非公式に伝えただけ。県などは
「対応が不公平だ」と反発しており、平和団体なども今回の「NLP」の中止
を求めている。
訓練は厚木基地で十一日から十五日までと、十九日のそれぞれ午後六時から午
後九時まで。横田基地では、十一日から十五日の午後六時から午後八時まで行
われる。
横浜防衛施設局からは、県基地対策課に七日夕方に電話連絡があり、大和市
基地対策課にも、座間防衛施設事務所から連絡が入った。「夜間の通常訓練の
範囲内であって、NLPではない」という説明。
使用機種についての説明はなく、訓練では、騒音の激しい戦闘機FA18、F
14などが使われるとみられる。
NLP実施は一週間前までに事前通告することになっている。昨年一月の訓練
では、開始一時間前の通告に地元が反発、米国防長官の謝罪にまで発展。
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仲田博康
nakada_h@jca.ax.apc.org