Mime-Version: 1.0
Date: Wed, 25 Nov 1998 12:48:42 +0900
To: aml@jca.ax.apc.org, G-brain <g-brain@iijnet.or.jp>,       keystone@jca.ax.apc.org, pmn@jca.ax.apc.org
From: Ryuji Urata <yufukiri@fat.coara.or.jp>
Subject: [keystone 847] 「いまこそ海兵隊を呼びもどすとき!」N. Y.Times意見広告実現
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 847
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org

いくつかのML、こちらで連絡先のわかっている方にご連絡します。
ダブって届く方はお許しを・・・。(転載歓迎)
===============================================================

米海兵隊は日本にいらない!米紙意見広告運動98
事務局の浦田です。

---------------------------------------------
「今こそ米海兵隊を呼び戻すとき!」意見広告は、
11月23日付けNew York Timesに掲載されました。 
---------------------------------------------

 日本からの米海兵隊の撤退を求めて、昨年、今年と取り組んできました「米
海兵隊は日本にいらない!」米紙意見広告運動98は、ようやく11月23日付けの
ニューヨークタイムスに掲載されましたのでご連絡いたします。

 今年の意見広告はタイトルを It's Time to Bring U.S. Marines Home!"と
し、メインの写真として、先月撮影されたばかりの親子と推定される名護市沖
を遊泳中の3頭のジュゴンの写真を採用。ジュゴンに象徴される沖縄の貴重で
豊かな自然環境を米軍基地がいかに破壊し、現在も脅かし続けているのかと
いうことを訴えました。

 また、2番目の写真として、米軍基地の鉄のフェンスを挟んで、基地の中に
ある拝所に対して、頭を垂れている沖縄の人々の写真を使いました。
宗教的慣習を大切にする沖縄の人々が、古来から継承してきた営みをも、
広大な米軍基地の存在が阻害している点を強調しました。

 また3点目の特徴としては、沖縄県の大田知事より意見広告のためにもらった
メッセージを掲載したことです。先日の知事選では、残念ながら3選は成りません
でしたが、これまで、県知事という立場でありながらも、国という枠を超え
て、自ら直接アメリカに赴いて、米軍基地の削減、とりわけ米海兵隊の削減を
訴えてきた大田知事の取り組みは、私たちの意見広告運動が、日本の市民から
直接アメリカの市民に対して訴えるものであるということと主旨を同じくする
ものとして、メッセージを依頼し、快くご了承いただいたものです。

(12月上旬まで沖縄県知事としての任期はあるので、表記も、「元」ではな
く、「沖縄県知事 大田昌秀」としてあります)

その他の紙面のポイントとしては、

(4)米軍機による騒音被害と墜落事故の恐怖
(5)米軍基地周辺のでの有害物質による土壌や地下水汚染 
(6)実弾砲撃演習による自然破壊とそれが本土にも拡大されつつあること
(7)米国内の米軍基地と比較して格段に高い在日米軍基地での性犯罪率
(8)10月に沖縄で起きたひき逃げ事件。不公正、不平等な地位協定の問題
(9)県民投票、市民投票によって示された沖縄の人々の米軍基地に対するノー
(10)海兵隊撤退論は、日本の元首相を始め、いまや米国内でも元海兵隊司令官を
   始め、多くの人から出されつつあること。
(11)軍事力ではなく、対話と相互理解による平和を!

また、今年の意見広告運動でも昨年同様、米国市民からの反響を日本語に翻訳
して、公表。賛同者全員に掲載報告として、発送する予定です。また、これら
の反響は、ホームページhttp://www.coara.or.jp/~yufukiri/でも公開していきます。
 

全国の皆さんのご協力によってようやく掲載実現までこぎ着けました。
心から感謝を申し上げます。
 
 
 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「米海兵隊は日本にいらない!」米紙意見広告運動'98

    代表世話人 伊波洋一     (沖縄)   高里鈴代 (沖縄)
          田巻一彦     (神奈川)湯浅一郎 (広島)
          神田公司     (熊本)   佐藤晶      (大分)

            紙面制作ワーキンググループ 
         田巻一彦(神奈川)
         新倉裕史(神奈川)
         ジェンス・ウィルキンソン(東京)
         キャロリン・フランシス(沖縄)
         伊波洋一(沖縄)
         山中悦子(神奈川)
         湯浅一郎(広島) 
         神田公司(熊本)
         青木雅彦(兵庫)
         浦田龍次(大分) 

    事務局   松村真知子 浦田龍次 

      〒879-51大分県大分郡湯布院町川上1525-12
          tel&fax  0977-85-5003
         〔e-mail〕 yufukiri@fat.coara.or.jp
   
   
 ■第1次集約状況 340万7千円(8月20日)    
 ■第2次集約状況 452万7200円(8月30日)                
                                                
 ■第3次集約状況 574万6000円(9月12日)    
 ■第4次集約状況 628万7200円(9月27日現在)               
                                      
  
 ■第5次集約状況 710万6000円(10月10日現在)              
             
 ■第6次集約状況 755万2300円(10月31日現在)
 ■第7次集約状況 802万1600円(11月10日現在)

  
 ■掲載紙面はこちらで見れます。
   http://www.coara.or.jp/~yufukiri/  
 

 事務局からお願い;
 全国の皆さんからのご賛同、ご協力ありがとうございました。
 全国より、802万円の熱いカンパをいただきましたが、
 「掲載報告」の制作のための、印刷費、発送費などが
 若干不足しています。
 賛同カンパは引き続き、募集していますので、
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

     
 〔賛同カンパ振込先 〕       
 ■一口      1000円より       
 ■郵便振替口座  01710-3-57680        
 ■口座名義    米紙意見広告を実現する会  
  
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


  • 1998年
  • 3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

    キーストーンメーリングリスト 目次