山谷労働者福祉会館のなすびです。
本日の小渕・クリントン会談に対する抗議声明・抗議呼びかけが、沖縄から送られ
てきました。ちょっと急ですが、「本土」にいる人は、そこからできることをやりま
しょう。僕たちには僕たちの役割があります。
(以下、転載。一部文字訂正)
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知事選のご報告とご協力へのお礼もさし上げきれていない中、大変恐縮ですが・・・
11月20日はクリントン大統領と小渕総理の会談の日です。強引に押しすすめら
れようとしている基地建設に対し、抗議の電報・FAX・TELをお願いします。
沢山の皆さんに広めていただけるとうれしいです。
ヘリ基地NO!女性たちの会
【抗議先】
首相官邸
東京都千代田区永田町2−3−1
TEL:03-3581-0101 FAX:03-3581-3883
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抗議声明
53年前の沖縄戦は、1931年から始まった15年戦争の末期に起こった日米最
大の戦闘であり、一般住民を巻き込んでの凄惨極まりない地上戦でした。
敗戦と同時に米軍占領は始まり、1953年には土地収容令を公布し強制的な土地
接収を開始し、沖縄の米軍基地機能の強化は強引に押し進められ、現在日本全体の米
軍基地の約75%が集中して配置されている状況にあります。
53年間、沖縄県民は米兵による悲惨な事件、事故、軍事演習による事故、基地が
あるゆえの環境破壊、汚染、化学兵器、核兵器に対する恐怖など、常に深刻な問題に
直面させられてきました。
沖縄住民は、「土地を守る四原則」をかかげ、反対運動を展開し、1956年夏か
らは「島ぐるみの土地闘争」として大きなうねりを巻き起こし、平和を求める人々の
闘いは止むことを知らず、今日まで受け継がれて来ています。
1995年の県民投票では、基地の撤去、整理縮小を明確に意志表示しました。
1997年の名護市民投票でも、新たな基地建設反対、普天間基地は無条件返還と
表明しました。
私たちは、人殺しをするための軍事基地建設によって、ヤンバルの自然が破壊され
、たくさんの生き物たちが住処を奪われ、殺されていくのを黙って観ているわけには
いきません。山が殺されれば、海も死んでしまいます。貴重な生命種であるジュゴン
も生き残れなくなるでしょう。
基地があって、環境が汚染されていない所は、世界中どこを探してもないと断言出
来ます。ヤンバルの豊かな自然のおかげで安心して飲めるお水も、汚染されてしまっ
たら私たちの暮らしはどうなるのでしょう。
このような事は、当然分かっていて、それでも何としても基地を作りたがっている
人たちにとって住民の健康の事などは、大した問題ではないのかもしれません。
また、軍民共用の空港ともなれば、なおさらに危険度は高いと言えます。軍事演習
による恐ろしい事故は今までにもたくさんありました。もしそんな基地が作られたら
・・・何も起こらないとはとうてい思えません。
11月19日、クリントン大統領が来日し、翌20日には小渕総理と会談する予定
のようです。私たちは、沖縄に新たな基地を建設するための密約に断固、抗議します
。
21世紀に向けて、基地のない本当に平和な島を作るため、今すぐ共に行動を起こ
しましょう。
1)クリントン大統領と小渕総理に、首相官邸宛に抗議の電報・電話をジャンジャン
ぶつけましょう。
2)県庁前で「私たちの未来に基地はいらない。日米の首脳会談は基地を作るための
密約ではなく、人権・平和・環境を守る会談にすべきである」との抗議、アピールを
するための「座り込み」をしましょう。
1998年11月19日
呼びかけ団体
「ヘリ基地に反対し、平和・人権・環境を守る市民の会」
「ヘリ基地NO!女性たちの会」
「普天間基地撤去及び爆音を追放する宜野湾市民の会」
「ヘリ基地いらない、二見以北十区の会」
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(以上、転載終わり)
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なすび<nasubi@jca.ax.apc.org>
山谷労働者福祉会館 活動委員会 東京都台東区日本堤 1-25-11
電話:03-3876-7073 FAX:03-3876-1869
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