土田@那覇です。
昨日13日、ジュゴンの子どもが刺網に混穫され、死体となって発見された。
沖縄島海域のジュゴンは、絶滅の危機に瀕している。そして、沖縄島北部軍事基地
建設計画がそのとどめをさそうとしている。
+-----------(以下、Save-Dugong MLからの転載)------+
そのジュゴン混獲「事故」報道関連のホームページは、
新報のホームページ(11/13夕刊、写真):
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/1998/9811/981113eb.html
沖縄タイムス(11/14朝刊、写真はもうないようだ):
http://www.okinawatimes.co.jp/day/199811141300.html#no_5
棚原さんホームページ:
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/MarineGal/Dugong.htm
↑
土田ホームページのトップページ:
http://www.okinawa-u.ac.jp/~tsuchida/
からもリンクさせています。
ジュゴン混獲死亡「事故」なのかどうか。
天然記念物の意味と、政府(文化庁)や県の行政責任はないのだろうか?
天然記念物に指定しただけで、棲息・生態調査を怠り、ジュゴン保護措置を全く行
なってこなかったことの現われといえるのだから、少なくとも、ジュゴンを過失致死
させたという行政上、道義上の責任がまずもって、日本政府(文化庁、環境庁、水産
庁)と、沖縄県(該当部局)にはあるはずだ。
日本政府と沖縄県によるジュゴン過失致死事件ではないのだろうか?
しかし、生物の多様性の維持というか、種の保存の意義について再考していかない
と、彼等の責任逃れが予想されるだけに、有効に対抗しきれないかもしれない。
私も、ジュゴン「保護」などといっている。人類が自然(環境)を保護するなどと
いうのは、本末転倒なのだと思うから。
+----------(ここまで)------+
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