Mime-Version: 1.0
Date: Thu, 15 Oct 1998 03:30:56 +0900
To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "M.Shimakawa" <mshmkw@tama.or.jp>
Subject: [keystone 735] [aml]'97ガイドライン安保・有事法に反対する全国FAX通信25号
Sender: owner-keystone@jca.ax.apc.org
X-Sequence: keystone 735
Precedence: bulk
Reply-To: keystone@jca.ax.apc.org
 

   (from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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 Date: Thu, 15 Oct 1998 02:35:31 +0900
 From: Toshimaru Ogura <ogr@nsknet.or.jp>
 Subject: [aml 9799] Zenkoku FAX Tsushin" No.25 desu...
 

こんにちは。全国FAX通信の最新号です。
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  ∨∨∨ YYYYYYYY YYY   YY  YY ∨∨∨
   ∨∨ YY    YY YY   YY YY  ∨∨
   ∨  YYYYYY YY  YY   YYYY   ∨
   |  YY   YYYYYYYYY  YY YY  |
   全国 YY  YY    YY YY  YY 通信
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   '97ガイドライン安保・有事法に反対する
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●「'97新ガイドライン安保・有事法に反対する全国Fax通信」の、ファクシミ
 リと郵送での購読料は半年間3千円です。
●この「電子版」は、より多くの方々に読んでいただきたいという趣旨から公
 開していますが、*是非カンパをお送りくださるよう*お願いいたします。
 下記の郵便振替口座をご利用ください。

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'97新ガイドライン安保・有事法に反対する 全国FAX通信【電子版】
No.25 1998年10月14日(月2回発行)

東京都千代田区三崎町3−1−1 近江ビル4階
TEL:03-5275-5989
FAX:03-3234-4118
Eメール:tokada@jca.ax.apc.org
購読料 3000円(半年間)
郵便振替 00110-4-408708 全国FAX通信
*〈Fax通信〉は情報の受け手が同時に発信者となるメディアを目指します。
*全国からの情報、企画、意見をお待ちしています。
*バックナンバーは
http://www.jca.ax.apc.org/~toshi/NoG_News/NoG.index.html
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目次
●多様な運動が主体的に運動の体験と構想を提示し、
  相互交流する11.3反新ガイドライン安保行動へ!
●小さな希望でも、こだわり続けたい!
  −−府県単位でのネットワークで全国的陣容の強化を【広島から】
●【東京・朝霞、練馬】11/1自衛隊中央観閲式反対行動へ!
●【神奈川】10/18ピース・フェスティバル&10/19「徹底検証・周辺事態法」
●ていこうせん
●【長崎】施設の軍事利用を許さない意見広告
●【東京】15,250名の有事立法反対署名を提出
●【山口】県議に対し「周辺事態法反対」決議を求める請願を提出
●【関西】在日米軍駐留経費/返還訴訟第5回報告
●沖縄ニュースクリップ 10/1〜10/9
●【10/21】沖縄民衆の怒りと希望を東京に!
●【10/22 富山】新ガイドラインを考える学習会
●新ガイドライン問題で東京都に申し入れ
●【10/31】「安全保障」を日米の女性が問い直す
●国会対策プロジェクトが準備中!
●米紙意見広告はあと一歩だ!(3)
●「11・3全国共同行動」へ!!
●各地集会・行動予定(10/22〜11/21)
●Fax通信・事務局からのお知らせ

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多様な運動が主体的に運動の体験と構想を提示し、
相互交流する11.3反新ガイドライン安保行動へ!

 10月13日の『読売新聞』にこうある。
 「政府・自民党は12日、第二次補正予算案の審議のための次期臨時国会を、12
月に召集する方向で調整に入った。同日夜、政府筋が明らかにした。新たな日米
防衛協力のための指針(ガイドライン)関連法案の審議は、来年1月開会の国会以
降に先送りする方針だ」。
 11月上旬に「新ガイドライン安保」関連法案を集中審議する臨時国会という話
から、金融・予算関係も臨時国会でということになり、「補正予算」だけの12月
臨時国会へという流れになってきたようだ。
 11月3日の集まりは、少し早すぎることになったのでは、というようなことが
、私たちの身のまわりでも語られないわけでもない。しかし、そんなことはない
のだ。
 私はこの間、9月20日の「全国結集」を準備しながら、「国会攻防の山場は、
いつになりますか、その時には、たくさんで行きたい」。こういう声をよく耳に
した(特に「地方」に行った時に)。交通費の問題もあり、決定的な局面にこそう
まく参加したい。こう考えるのは、あたりまえだと考えないわけではなかったが
、正直なところ少々とまどった。私たちが、全国各地の運動体験を豊かに交流さ
せる集まりをつくりだそうと試みているのは、全国的な抗議の声を国会にブッつ
けようという意図からでは、もちろんある。
 しかし、それだけではないのだ。国会に、ガイドライン関連法案が提出された
ら、今、国会の中でそれをストップしていく力量はほとんどない状況である。も
ちろん、それでも可能なかぎり、反対派議員を増すべく働きかけて、ギリギリま
で闘おうという気持で私たちは動いてきているし、さらにそのための動きも、あ
らためて今、開始している。そのことは前提にしていうのであるが、国会のスケ
ジュールに受動的に対応するだけで、いいわけがないのだ。
 スケジュール闘争の山場ではなく、「反新ガイドライン安保」運動の山場は、
自分たちが運動的につくりだしていくものではないのか。
 新ガイドライン安保体制づくり、すなわち具体的に戦争遂行可能な国家に戦後
国家を転換し、日本社会の軍事化(軍隊が動きわまり、軍需産業が拡大し、人々の
軍事協力が日常化)するコースへの動きは、すでに開始されている。
 私たちは、これに抵抗する各地の様々な動きを、有機的に結びつけて、この日
常化された攻撃に、日常的に反撃し、大衆的な抵抗線をあみあげようと試みだし
ているはずである。
 だとすれば、本当は、法案審議−−成立(国会の動き)にふりまわされるばかり
ではなく(もちろん、これに注目し、その動きに対応する行動をつくりだすことは
あたりまえであるが)、状況が、危機的であるにもかかわらず、抵抗の運動は、バ
ラバラに分断され、大きな政治的まとまりを、つくりだせていない現実を前に、
私たちがなすべきことは、多様なエネルギーを結びつける、政治的なリーダーシ
ップを運動的につくりだしていくことではないのか。
 法案攻防で終いというのではなく、実質的に進行する「戦争国家=軍事社会」
化に具体的に抗する力強い運動を、一歩一歩拡大する。「戦争国家=軍事社会」
化をストップさせ、反対に「非武装国家=非軍事社会」化させる方向に押しもど
す。こういう運動的なうねりを現実のものにしなければならないはずである。
 全国各地での、個別のテーマの(地域の)持続的運動は、すでにそういう内実を
持って多様に展開されているではないか。
 国会(権力の動き)への受動的対応という運動のスタイルをこえて、新しい政治
運動を積極的に構想する必要が、運動主体が劣勢に押し込められてしまっている
、今こそ私たちに必要なのではないだろうか。
 「9・20行動」をふまえた、「11・3行動」に各地から、新たな運動の政治的
イニシャチブをつくりだす、運動の交流を目指して、積極的に参加しようではな
いか。大きな組織が、個々の運動主体の「外」から「上」から号令をかける大き
な枠組での結集という政治的リーダーシップは、好かれ悪かれ解体に向かってい
る。
 私たちの小さなイニシャチブが大きく交流・連帯する運動をつくりだす試みは
、1日でも早く、1日でも多くつくりださなければならないはずである。
 11・3を、新ガイドライン安保に抗する多様な運動主体が、主体的に運動の体
験と構想を提示し、相互に交流する、そうした試みを豊かに実現する行動の日に
すべく、全力を傾注しよう!
(事務局・天野)

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小さな希望でも、こだわり続けたい!
−−府県単位でのネットワークで全国的陣容の強化を【広島から】

 参院選での自民党敗北を契機に、景気対策をめいうった法案審議が、予想以上
に手間取り、新ガイドライン関連法案の審議は当初予定と比べ大幅に遅れている
。その上、防衛庁の装備調達をめぐる背任、証拠隠しと相まって、11月臨時国会
における成立も流動的である兆しも見えてきた。
 必ずしも主体の成長によってできた情勢ではないが、無党派層が、参議院選挙
で自民党単独過半数を阻止した結果であるということからすれば、民衆の選択が
生み出したものであることも事実であろう。
 戦争マニュアルの具体化であるガイドライン関連3法案を廃案にさせようとす
る私たちにとって、この猶予期間を最大限活用する必要がある。確かに「戦場は
国会に移っている」。そのことを前提として、各地でどのように取り組み、私た
ちの力を活かしていくのかが問われている。
 広島では、9月第2週の5日間を費やして、全市町村を回るキャラバン行動を
行った。全県下の87、岩国・山口県を含めて89自治体を10コースに分けて、延べ
500人以上が何らかの形で行動に参加した。事前に申入書と、いくつかの質問事項
を連絡し、当日は、広島とガイドラインの関係に関わるややボリュームのある資
料集を作成し、その中身を丁寧に説明して回ることが目的であった。
 残念ながら、半分に当たる52市町村は、周辺事態法など読んだこともなく、関
心の低さをあらわにした。「防衛・外交といった国政に関わることに、一自治体
が意見を述べる立場にない」といった雰囲気が一般的なものであることを改めて
思い知らされた。
 しかし、そこで持参した資料集を説明し、「芸北町、熊野町など県内のいくつ
かの自治体は、基本的人権の侵害や地方自治権の侵害という観点から有事立法に
は反対であるという議会の意見書をあげてますよ」と話していくと、かなり様子
がかわってきた。約30の自治体は、これを機に勉強し、市町村会や議長会などを
通じて、何がしかのことができないかどうか検討すると回答したのである。いく
つかの町では、より積極的に町独自でも、議会と相談してみると話した。広島空
港を持つ本郷町では、軍事利用はしないと言うことで空港に賛成したが、既にと
きどき米軍機が飛来しており、約束が違うと強い抗議の意思を表明している。猶
予期間ができたことで、場合によっては12月議会を目途に、市町村議会での反対
決議をあげていける要素が出てきた。広島では、キャラバンの成果として、この
点を広い範囲で追及していきたい。
 またキャラバン参加者の感想からも伺えるが、私たち自身、地域で「新ガイド
ラインと私たちの暮らし」との関係について十分世論をつくり得ていない現状を
再確認する機会にもなった。10月24日、キャラバンの報告集会として新ガイドラ
インに反対する集会・デモを行うべく準備中である。それまでに、全コースにつ
いての感想文も交えた報告集を作成する。これを活用して、裾野の広い世論をつ
くる作業も行いたい。
 全国的にも、神奈川・熊本の自治体アンケート、長崎の意見広告など、府県単
位でのネットワークをつくっての運動が出てきている。この流れが各地で続々と
起こっていけば、参議院で自民単独過半数がない国会の情勢に追い打ちをかける
ことも不可能ではない。
 11月3日には、9月20日に次いで再度の全国的な共同行動が予定されており、
それら一つ一つを節目として、一歩づつでも、積み上げていくことが求められる

 広島では、さすがにキャラバンの疲れが出たが、一息はついても、再度10月24
日の報告集会を機に、キャラバンでまいた種を県内の各地で芽ぶかせていく取り
組みにとりかかりたいと思っている。お互いに刺激しあいながら、何とか全国的
な陣容を強めていきたいものである。
(ピースリンク広島・呉・岩国 湯浅一郎)

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11.3全国共同行動 新ガイドライン安保反対の声を!
●11月3日(火・休日)●上野水上音楽堂●12:00〜●集会後デモ●発言:広瀬隆
(作家)《防衛庁と軍需産業に見る腐蝕の連鎖》/太田昌国(新しい反安保III)
《アメリカの」正義」と「新ガイドライン安保」》/全国各地からの報告とアピ
ール/歌:多摩じまん、定塚才恵子(3面)参照

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【東京・朝霞、練馬】11/1自衛隊中央観閲式反対行動へ!

 96年には茨城百里基地(航空自衛隊)で、昨年は相模湾(海上自衛隊)で行わ
れた自衛隊観閲式が、3年ぶりに陸上自衛隊朝霞基地に戻ってきました。
 朝鮮民主主義人民共和国による「ミサイル」騒動を利用した危機管理キャンペ
ーンやTMD日米共同研究の決定、その一方で発覚した悪質な防衛庁の汚職。こんな
防衛庁と自衛隊の「力」を誇示する観閲式は、周辺の住民の不安をかきたて住環
境を悪化させる以外のなにものでもありません。
 そうしたなか観閲式当日の早朝、練馬、埼玉の反戦運動団体を中心にこの軍事
パレードに抗議する二つの行動が呼びかけられています。
 多くの参加を!            
平和のつどいイン練馬・1998
日時◆11月1日(日)10時から
会場◆区立大泉公園(練馬区大泉町6-25)
   集会後、朝霞駐屯地にむけてデモ。
主催◆つくろう平和!練馬ネットワーク(連絡先:池尻成二/3922-8719、井上澄
夫/03-3923-8555)

自衛隊中央観閲式粉砕!軍事パレードを許すな!11・1朝霞現地行動
日時◆11月1日(日)9時から
場所◆東武東上線朝霞駅北口で集会後、10時からデモ出発(予定)、終了後上記
行動への合流を呼かけ
主催◆実行委員会(連絡先 東水労・芝崎03-3814-3795)

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【神奈川】10/18ピース・フェスティバル&10/19「徹底検証・周辺事態法」

 神奈川県では、8月のキティホークの横須賀配備からさまざまな動きがあった
。まず、8月から9月にかけて予定されていた県下の米軍基地の一連の公開日が
すべて延期となった。スーダン、アフガニスタンへのトマホーク攻撃のあおりで
ある。9月末には空母の艦載機が夜10時までという、これまでよりも時間を延長
したNLPを強行した。第5空母航空群は機体、パイロットの入れ替わりがあり、未
熟なパイロットが新たにやってきたせいか、騒音は一段とひどかった。キティホ
ークは9月30日、横須賀を出航した。10月24日からの米韓合同演習に参加するも
のと思れる。横須賀を母港とするブルーリッジが横須賀から直接指揮をとると報
道された。こうした動きの中で、10月18日のヨコスカ・ピースフェスティバル、
10月19日の集会「徹底検証・周辺事態法」、また民間港の軍事利用に反対するた
めの横浜港の見学ツアー(湾岸戦争の時に軍事利用された場所、やり方などを実
地検証する)も11月14日に予定している。横須賀では、21世紀冒頭に予想される
原子力空母の配備に反対すべく、「原子力空母の母港化に反対する市民の会(仮
称)」の結成にむけた準備もすすんでいる。
(すべての基地にNO!をファイト神奈川/木元茂夫)

【ピース・フェスティバル'98】
日時:10月18日(日)9:00〜16:00
場所:三笠公園(京浜急行横須賀中央駅)
入場料:無料(有料企画あり)
展示:12号バース延長問題、反基地運動50年史、NLP爆音体験ゾーンなど。ほかに
も基地ウォッチング、コンサート、こどもお祭り広場、模擬店など盛りだくさん
前夜祭:17日17:00〜(有料)
主催:同実行委(0468-41-0346 全造船浦賀分会)

【徹底検証・周辺事態法 戦争協力法の正体を読む!】
日時:10月19日(月)18:30〜
場所:かながわ県民センター(横浜駅西口・三越裏)
コメンター:田巻一彦(脱軍備ネットワークキャッチピース)、新倉裕史(非核
市民宣言運動・ヨコスカ)、湯原清隆(かながわ・平和憲法を守る会)、木元茂
夫(派兵チェック編集委員会)
主催:すべての基地に「NO!」をファイト神奈川

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ていこうせん

 一見にぎやかな「防衛庁背任事件」だが、週刊誌の報道はサッパリだ。NEC=大
手公告主のゴキゲンは損ねたくないかねぇと思っていたら、『週刊新潮』10月1
日号に、どうして腰が引けてるかがちゃんと出ていた。「世間漫録」なる連載エ
ッセイで、井尻千男はテポドン渦中の諸富逮捕を「謀略説が囁かれても不思議じ
ゃないほどのタイミング」とする。つまりテポドン隠しの汚職報道だったのだ。
逆は逆なりに逆の謀略なんだなぁ。加えて「軍人恩給がない」「(自衛官は)国
家という共同体の守護者として市場原理とは正反対の時空を生きている」のだか
ら(ホントかよ)、「その退役者たちを路頭に迷わすようになったら、経済大国
の国辱というもの」で、天下りくらいさせてやれ、というわけだ。「この就職難
に……」なんて書いた私なんざ国賊だな。まあこれほどでないまでも、どの記事
のオチも「こんなんで日本が防衛できるのか!」というのはやっぱり気になる。
 いやあ、だけど防衛庁からの天下り受け入れが「旧軍世代」の「義侠心」だと
は知らなかった。(こ)

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【長崎】施設の軍事利用を許さない意見広告

 11月3日付の長崎新聞に、新ガイドラインと有事立法に反対し、長崎の空港や
港湾、公立病院など、県や市が管理する施設の軍事利用を許さないことを主張す
る意見広告をだすことにしました。
 長崎県内には183の自衛隊施設があります。これは北海道に次いで全国2位です
。また、米軍基地数も、沖縄、神奈川に次いで全国3位です。
 新ガイドラインの具体化のための3つの有事立法が成立すれば、県内全域が後
方地域になります。加えて、長崎空港、長崎港、佐世保港、各公立病院などが使
用を求められます。そうなれば、私たちの日常生活や職場まで戦争に巻き込まれ
ることになります。
 この意見広告は周辺事態法案などの成立をなんとか阻止するとともに、市民、
県民が広く反対していることを行政や企業に伝えることが目的です。趣旨に賛同
していただいた個人名、団体名をすべて新聞に掲載させていただきます。(県外
の方もOK)

*賛同していただける方は、次の郵便振替口座まで。
 口座番号:01700−6−22550
 加入者名:新ガイドラインを許さない県民の会
*個人1000円・団体10000円(両方とも何口でも結構です。)
*払込票の通信欄には複数の名前が書けます。ご家族や友人と連名にして複数口
申し込みいただけると助かります。お名前にはふりがなをつけてください。
*お名前を掲載したくない方は、掲載不可とご記入ください。
*振り込みの最終締め切りは10月20日(火)です。この日以降のかたは掲載でき
ないことになります。

新ガイドラインと有事立法に反対し、長崎の空港や港湾、公立病院など、県や市
が管理する施設の軍事利用を許さない県民の会
連絡先:長崎市筑後町2−1 教育文化会館市民ネットワーク内
TEL&FAX:095−822−4098(事務局 崎山)

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【東京】15,250名の有事立法反対署名を提出

 9月21日に行われた「9・20行動」の国会行動に私たち「沖縄の基地をなくせ
!有事立法をとめよう緊急署名」も参加し、議員要請行動の後、議員を交えた懇
談会において、第3次提出分として4750名の署名を提出、駆けつけた各議員に対
し、ガイドライン関連法の成立を許さないよう要請しました。
 提出した署名はこれで計15250名分、協力、賛同人も600名を超え、北海道から
沖縄まで幅広い参加を得ています。今後の国会情勢は流動的ですが、今国会にあ
わせて次の署名集約を11月3日に決めました。同日に行われる全国共同行動など
と共に随時提出行動を行い、11月、12月には国会への波状的な行動も考えたいと
思います。次回街頭署名は10月18日(日)12時、数奇屋橋付近にて「沖縄民衆の
怒りと希望を東京に!」の街頭情宣と併せて行います。お気軽にご参加下さい。
(緊急署名事務局)

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【山口】県議に対し「周辺事態法反対」決議を求める請願を提出

 新ガイドラインに反対する山口ネット(ガネット)は10月4日、「労働現場か
ら新ガイドラインを考えるシンポ」を山口市内で開いた。市職、教育、民間中小
、新聞の組合から、「新ガイドライン下では労組の社会的意味が問われる」こと
が話された。当日、全日海下関支部から「立場、考え方の違いを越えて新ガイド
ライン反対の声を大きく」のメッセージが寄せられた。
 ガネットは県議会に対し、「周辺事態法反対の決議」を求める請願を提出。9
月30日の岩国港への米軍チャーター船の地位協定を根拠にした入港についても、
県に申し入れを行う。下関市では9月議会に市民グループと共産党系団体が共同
で、周辺事態法反対を求め請願を提出(社民、共産市議が紹介)し、継続審議に
持ち込んでいる。      (ガネット・大谷正穂)

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【関西】在日米軍駐留経費/返還訴訟第5回報告

 10月5日、第5回口頭弁論の日は秋晴れでした。傍聴者は約70名くらいでしょ
うか。年配の方が多い中で、今回は若い傍聴者がいつもより少し多めって感じで
した。また、東京の訴訟団からは、上原成信氏と内田雅敏弁護士も駆け付けて下
さいました。
 今回は、梅山、遠藤両弁護士による(第7、第8準備書面)弁論がありました
。(1)税金の収入と支出は別物であるという被告側の論を一層丁寧に反論。国
費の支出は憲法規範の拘束の下にある事を戦後、財政法ができてきた経緯などか
らも主張。(2)地方自治上の住民訴訟制度の審議過程から見ても、国費の支出
に対して、納税者の立場から直接その司法的統制を求めるのは当然ではないか。
 (1)憲法訴訟においてはその立法事実の検証が不可欠であること。(2)砂
川最高裁判決、沖縄職務執行命令訴訟最高裁判決は先例的価値を有しないこと。
(3)安保条約の違憲審査と立法事実について。
 なかなか説得力のある弁論で、つい拍手してしまったら、「拍手やめなさい!!
」と裁判長にしかられてしまいました。次回弁論は(12月14日10時より)いよい
よ沖縄米軍基地の実体論です。
(異議アリ!思いやり予算・関西)

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沖縄ニュースクリップ 10/1〜10/9

【10月1日】在沖縄米軍の実弾砲撃訓練が11月に予定されている宮城県王城寺原
演習場の着弾地に近い大和町三畑地区の住民が、集団移転を求める要望書を同町
を通じて仙台防衛施設局に提出していた、と琉球新報。
【10月2日】日米両政府が、那覇市の米軍那覇軍港の一部土地約2.3ヘクタールの
返還と共同使用について、持ち回りで開いた日米合同委員会で正式に合意した。
▼浦添市職労やコカ・コーラ労、ブルーシール労など9労組でつくる浦添地区労
組協議会が、住民投票も視野に入れて「那覇軍港の浦添移設に反対する市民の会
」(仮称)を結成する準備を進めている、と琉球新報。▼在沖米海兵隊が、米軍
キャンプ・ハンセン演習場で、赤土流出の防止を目的にヘリコプターから植物種
子を投下した。
【10月3日】「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」や「ヘリ基地・NO
女性の会」など13人で構成する第2回「アメリカ・ピース・キャラバン」が、ロ
サンゼルス空港に到着。同市で行われた「世界・基地環境のためのフォーラム」
に参加。
【10月5日】沖縄県土木建築部が、旧海軍司令部跡の公園に、戦争の悲惨さを伝
え平和を願うメモリアル施設「海軍壕公園ビジターセンター」を建設することを
発表。同公園整備の一環として建設されるもので、建設費は約33億円。▼沖縄県
本部町議会の9月定例会の一般質問最終日。旧上本部飛行場への海上自衛隊P3
C通信施設建設問題について仲栄真盛順町長が、町内への建設を容認したこれま
での発言を事実上取り消した。
【10月7日】沖縄県北中城村比嘉の国道で、米海兵隊員の運転する普通乗用車が
、宜野湾市の高校生の乗る原付バイクに追突、そのまま逃げた。被害者は意識不
明の重体。沖縄署はひき逃げしたとみられる海兵隊伍長の男性と、同乗していた
海兵隊員から事情を聴いているが、海兵隊員は酒を飲んで車を運転し、ひき逃げ
した事実を認めているという。▼政府が、この日までに那覇防衛施設局を、米軍
嘉手納飛行場を抱える嘉手納町に一部移転させることを決めた。基地行政を担う
施設局の移転を切望していた嘉手納町では、職員や関連業者の出入りが増えるこ
とは活性化につながるとの声も広がっている。
【10月8日】沖縄県議会の9月定例会が最終本会議で、自民党から提案された「
那覇軍港の跡地利用と浦添西海岸開発促進に関する決議」を賛成多数で可決。こ
れは同軍港に限った決議だが、県議会として米軍基地の県内移設を初めて容認す
るもの。▼女子高校生が米兵の運転する車にひき逃げされた事件で沖縄署が、運
転していた米海兵隊伍長(容疑者)の逮捕状を取り、身柄を引き渡すよう在沖米
海兵隊憲兵隊司令官に要求した。米軍側は拒否している。▼ピースキャラバンの
13人がワシントンDCに到着。第2回国際女性会議に参加。
【10月9日】第3回APECエネルギー大臣会合が宜野湾市で開幕(10日まで)
。▼沖縄県北中城村議会が臨時議会を開き、7日に同村で起きた米兵によるひき
逃げ事件に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

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沖縄民衆の怒りと希望を東京に!
●日時:10月21日(水)午後7〜9時
●場所:代々木公園B地区野外ステージ(NHK放送センター隣)
●主催:同実行委員会(電話&FAX:03-3905-1579)
●プログラム:
*午後7〜8時半 アピール:水垣奈津子(新しい反安保実V)、浦田龍次(「
米海兵隊は日本にいらない!」米紙意見広告運動’98)、久場たつの(カマドゥ
小たちの集い)、波平キク(沖縄東京県人会)
*午後8時半〜 音楽:いちばん星、シーサーズ

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新ガイドラインを考える学習会
富山で下記の学習会が開かれる。春におこなった天野恵一さんを招いての学習会
に続く第二弾!
●テーマ:「新ガイドライン」と「民間・自治体協力」
−−新潟の現状と取り組み−−
●お話:中山均さん(市民新党にいがた)
●日時:10月22日(木)午後6時30分〜
●場所:サンフォルテ(県女性総合センター)2階団体交流室
●参加費:1000円
●主催:新ガイドラインを考える会
●連絡・問合せ先:電話&FAX:0764-92-7808(小倉)、0764-38-5905(内田
)、E-mail:ogr@nsknet.or.jp(小倉)

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新ガイドライン問題で東京都に申し入れ
●事前打ち合せ・学習討論会:10月28日(水)午後6時半〜/会場:日本キリス
ト教会館(地下鉄東西線早稲田駅、アバコブライダルホール隣)
●東京都との話し合い:11月9日(月)午後3時、都庁第一庁舎1階ロビー集合
(参加者は数名に限られます。希望者は事前に下記まで問い合わせを)
●報告と今後に向けた討論会:11月11日(水)午後6時半〜/会場:日本キリス
ト教会館(同上)
●主催:周辺事態措置法を憂慮する都民ず
●連絡先:電話&FAX:03-5370-6431(山本)

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「安全保障」を日米の女性が問い直す
●緊急集会:新ガイドラインNO「安全保障」を日米の女性が問い直す−−東ア
ジア・米国女性ネットワーク・ワシントン会議報告
●日時:10月31日(土)午後6時半〜
●報告:松井やより、高里鈴代
●参加費:800円
●会場:東京ウイメンズプラザ1階視聴覚室(JR渋谷駅ほか)
●主催:「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(FAX:03-5337-4088、E-
mail:vaww-net-japan@jca.ax.apc.org

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国会対策プロジェクトが準備中!
 婦人民主クラブでは去る8月に、国会議員を対象とした新ガイドライン安保と
一連の有事法制についてのアンケート調査を行った。これを足がかりにしながら
11月臨時国会に向けた取り組みとして、10月中に新ガイドライン問題に関する資
料を作成し、国会議員全員に配布するという「国会対策プロジェクト」(仮称)
が、婦人民主クラブ(連絡先・電話:03-3402-3238)と11・3行動事務局(連絡
先・電話:03-5275-5989)を中心に準備中。

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米紙意見広告はあと一歩だ!(3)

 米紙ニューヨークタイムスへの意見広告掲載を目指す「米海兵隊は日本にいら
ない」意見広告運動の賛同金集約状況は10月10日段階で710万6000円。目標額の9
00万円まで、あと190万円となった。
 この目標額は、掲載実現のための費用と、その後に賛同者全員に掲載報告ニュ
ースを発信するところまで含めた目標額。同意見広告事務局では「掲載後の報告
ニュースの作成、発送費用が少し不足しそうですが、掲載そのものは、このまま
円高が続けば、10月末(または11月初旬)には可能と思います。どうぞ、ご支援
、ご協力よろしく」と呼びかけている。
●「米海兵隊は日本にいらない!」米紙意見広告運動’98・事務局:〒879-51大
分県大分郡湯布院町川上1525-12
●意見広告の賛同カンパ(1口 1000円より)振込先:郵便振替口座:01710-3-5
7680、口座名義:米紙意見広告を実現する会

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11・3全国共同行動へ!!

●11・3全国共同行動−−新ガイドラインに反対の声を!
●日時:11月3日(火・休日)12時〜
●場所:上野・水上音楽堂(JR上野駅・御徒町駅、地下鉄千代田線湯島駅ほか)
●発言:「防衛庁と軍需産業にみる腐蝕の連鎖」広瀬隆(作家)、「アメリカの
『正義』と新ガイドライン安保」太田昌国(新しい反安保実V)、全国各地から
の報告とアピール
●音楽:多摩じまん、定塚才恵子
●入場カンパ:500円
●集会後デモ出発
●連絡先:東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル4階 市民のひろば気付 11
・3全国共同行動(電話:FAX:03-3234-4118)
●呼びかけ・賛同を募っています。(1口個人1000円、団体3000円。郵便振替:
口座番号 00190-7-11558、加入者名 新ガイドラインに反対する行動)ぜひ協力を
! 参加を!

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各地集会・行動予定(10/22〜11/21)

10月22日(木)裁判所は人権を守れるか?市民の集い 時間*18:30〜/場所*
カンダパンセ506号室(都営新宿線神保町駅ほか)/報告*田鎖麻衣子/お話*秋
山賢三、神坂直樹、福島瑞穂/主催*破防法・組対法に反対する市民連絡会/連
絡先*日本消費者連盟(03-3711-7766)ほか
10月24日(土)広島発・許すな!新ガイドライン広島県内全自治体キャラバン報
告集会 時間*13:00〜/場所*幟町文化会館(広島市中区)/デモあり/800円
・主催*同キャラバン実行委/連絡先*040-652-7772(三木)
10月25日(日)徹底追究戦争犯罪とは何か?第2回 小林よしのり『戦争論』で
遊ぶ 時間*14:00〜/場所*全水道会館(総武線水道橋駅)/報告*上杉聡/
主催*歴史の事実を視つめる会(0426-44-3140 前田)
10月31日(土)李政美コンサート1998 時間*14:30〜/場所*上野公園野外ス
テージ(上野駅)/ゲスト*小室等/当日3000円、前売2500円/主催*アジアー
ト/問い合わせ*オフィスとんがらし(03-5670-4585)
11月3日(火・休)こどもたちに原っぱを! 砂川秋まつり 時間*10:00〜15:
00/場所*秋まつり原っぱ(中央線立川駅よりバス拝島行き砂川4番下車)/雨
天*砂川公民館11:00〜/フリーマーケット、展示など/主催*同実行委(042-
524-9863)
■地球市民時代の「主権」とは 時間*13:00〜/場所*かながわ県民センター
(横浜駅西口)/発言*川崎あやほか/500円/主催*かながわ憲法フォーラム(
045-231-2479)
11月7日(土)ゴラン高原7次派兵に反対!小平集会 時間*13:00〜/場所*
小平中央公民館(西武多摩湖線一橋学園)/講師*吉川勇一/集会後デモ/主催
*ゴランPKO派兵に反対する 三多摩行動(042-525-9036)
11月12日(木)自由主義史観を問う 世界の変容と歴史修正主義 時間*18:30
〜/場所*豊島区民センター(山手線ほか池袋駅)/講師*鵜飼哲/主催*北部
労働者共同闘争会議(03-3961-0212)
11月15日(日)立川駐屯地祭反対行動 時間*10:00〜/場所*いこいの場(予
定・中央線立川駅北口)/デモあり/主催*立川自衛隊監視テント村(042-525-
9036)
11月21日(土)98反戦反核東京集会 時間*18:00〜/場所*文京区民センター
(都営三田線春日駅)/主催*同実行委員会(03-3263-9913 反戦反核平和運動連
絡センター)
■命どぅ宝・平和世コンサ−ト 詩人・山之口獏をうたう 時間*16:30〜/場
所*浅草雷5656会館ときわホ−ル(都営浅草線ほか浅草駅)/出演*高田渡、佐
渡山豊、大工哲弘ほか/当日3000円、前売2500円/主催*命どぅ宝ネットワ−ク
(03-3905-1579)

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Fax通信・事務局からのお知らせ
★今号から第3期が始まりました。第1期、第2期の購読者の皆さんには、申込
書と郵便振替用紙を同封してお送りしています。第3期の購読をよろしくお願い
します! 今後は不用という方は、お手数ですが事務局までご一報下さい。
★Fax通信の会費(講読料)はこちらへ
郵便振替:00110-4-408708「全国Fax通信」
★Fax受信ご希望の方は、電話番号と同じ場合でも、Fax番号として必ず明
記して下さい。
★郵便振替用紙は、郵送の方には毎回同封させていただいています。また、Fa
x送信でエラーとなった場合は、その場で郵送に切り換えて発送させていただい
ています。ご了承下さい。
★会費(講読料)についての領収書が必要な方は事務局までご連絡ください。
(事務局)

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OPOZICIU LA LEG^ON DE S^TELAU^SKULTO!!
NO!! WIRETAP BILL
** toshimaru ogura **
** ogr@nsknet.or.jp **
** http://www.jca.ax.apc.org/~toshi/ **
NO!! WEB RATING
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