島川です。
At 4:16 AM +0900 98.10.1, Hamada Tadahisa さんwrote:
> こんにちは、浜田です。
>
> ピースネットニュースに「市民運動とインターネット」という連載をしていま
> す。なるべく実際の運動に活かせる使い方を紹介し、マスメディアが作った
> 「インターネット=ネットサーフィン」のようなイメージを払拭したいと考え
> ています。10月号で keystone を取り上げさせていただきましたので、報告い
> たします。
keystoneMLの紹介をしてくださいまして、ありがとうございました。
たぶん、まとまった記事として「活字」では初めてのことかと思います。
思えば、旧marine-mlの初期のころに、MLで沖縄・安保関係のビデオを見る
会をやりたいという話題があって、その時にお顔の広い浜田さんが装置等の
あるNGOの会議室を借りてくださり、そこで初めてお目にかかったのでした。
(そんな昔のことではないのですが、JCA・JCA-NETも含め、何かずいぶんと
遠くへ来たという感じもしますね。浜田さんは最近に結婚をされるとのこと
で、更なる旅立ちということになります)。確か、ひがさんと最初に会った
のもこのビデオ会の時だったように思います。会場を借りたお礼に浜田さん
がパソコンの調整をし、平田さんと私で旧式ビデオの配線組立などをやって、
こういうお客ならいつでも来てほしいと喜ばれたのでありました。
それで思い出したのですが、このkeystoneの先駆たるmarine-mlの活動につ
いては私も紹介文を書いたことがありますが、keystoneになってからはそれ
に触れたことがありませんでした。記録を残す意味で、いくつかの紙の原稿
について記しておきたいと思います。
(1) 「日・琉・米を結ぶインターネット」『世界』2月号(1996)
(2) 「沖縄・安保問題と『marine-ml』」小倉・栗原編『市民運動のためのイ
ンターネットー民衆的ネットワークの理論と実際』 社会評論社(1996)
(3) 「運動の情報センターとしてのホームページ」民衆のメディア連絡会編
『市民メディア入門』 創風社出版(1996)
(4) 「沖縄・米軍基地問題資料 --インターネットとフロッピーディスク--」
『わだつみのこえ』103号 日本戦没学生記念会(1996)
(5) 「『民衆のメディア』としてのインターネット」『歴史地理教育』98年2
月号 歴史教育者協議会(1998)
(1)は2ページの短いものですが、草創期のmarine-mlがインターネットとい
うメディアについて、いかに「実際の運動に活かせる使い方」を試みていた
かという点を中心に書いています。
最も詳しいのは(2)の本で、小見出しは「ホームページとメ一リングリスト
の併用/「幸せへの黄色いはがき」/『沖縄・米軍基地問題資料』の集積と
配布/県民投票意見広告運動/沖縄特別立法反対署名運動」となっています。
(3)(5)では、他の分野の話題とともに少し触れている程度です。
(2)と(3)の本は、書店では見かけなくなっていますが現在も刊行中です。
keystoneMLについては、<[keystone 387] 紹介:『くさてぃ 公開審理闘争
の記録』>に転載した書籍紹介の中で、数行触れているくらいです。
安田幸弘『市民インターネット入門』(岩波ブックレット)など、他の方々
が書いてくださった文章や、それぞれのメンバーのそれぞれの「運動」を扱っ
た数多くの報道記事など、いずれkeystoneのホームページにmarine時代の紙
の記録をリストしておきたいところですね。
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島川雅史 mshmkw@tama.or.jp
mshmkw@jca.ax.apc.org
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