仲田です。
10月5日の朝日新聞9面は沖縄特集でした。
その中で相も変わらず、「『小指の痛み』本土と壁」と情緒的なタイトルがトッ
プになっているのをみると、未だに沖縄基地問題の本質が逸らされているのを感
じます。
紙面の構成も、普天間基地の問題が県外移設か、県内容認かとなり、沖縄のため
に一所懸命だったといわれる橋本政権の「移設」の土俵内の論議になっています。
リード部にある「本土復帰後」という記者の(朝日新聞の)政治的認識レベルは
さておくにしても、次の政府関係者の発言は論理的に理解ができません。また、
それを突っ込みもなく掲載した朝日の感覚も疑われるものです。
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(前略)。海兵隊全体を本土に移すことについても、「安保に対する国民の関心
は薄く、現実には無理だ」(政府関係者)と見られている。
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仲田博康
nakada_h@jca.ax.apc.org
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