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Date: Fri, 2 Oct 1998 22:05:38 +0900
To: aml@jca.ax.apc.org
From: Hitotsubo Kantoh <hankach@jca.ax.apc.org>
Subject: [keystone 693] 沖縄の未来を切り開く学習会(1/2)
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一坪反戦地主会の学習会のお知らせです。10月10日から原則として毎週土曜日、
日米関係の変遷、新ガイドラインと関連法、アメリカの軍事戦略、基地被害、沖縄の
労働事情と基地労働者、自立経済などのテーマで21回(うち1回は基地視察)を予
定しています。
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          沖縄の未来を切り開く学習会(講座)要綱

               沖縄から軍事基地をなくすために

    1.学習会の目的と位置づけ
        21世紀の沖縄を、軍事基地のない平和な島にするための、運動の担い手を
       養成することを目的とする。そのためには、沖縄の戦いの歴史と現状を点
       検・検証して、受講者が自信と確信をもって、運動を展開する契機となる学
       習会にする。

    2.なぜ、今学習会か
        日本政府は、沖縄の人々の軍事基地に対する意志が、[県民投票」「名護
       市民投票」で明確になっているにも関わらず、日米安保の要となる沖縄の基
       地は必要だとして、SAC0の最終報告に固執し、県民の意志を無視して、基
       地を県内移設によって再編強化し、固定化を計ってきている。
        そして、そのために沖縄側の抵抗手段を、米軍特措法の改悪によって奪う
       と同時に、振興策と基地をリンクすることによって、基地反対の世論を分断
       し、あらゆる手段を弄して、大田県知事に対して県内移設を容認するよう圧
       力をかけ続けている。また一方では、「新ガイドライン関連法案」を今国会
       でおし通して、戦争推進体制の確立を計らんとしている。
        このような情勢の中で、今、私たちに求められているものは、まず第一
       に、在沖米軍基地の再編・強化を推進している日米両政府の動きを、「県内
       移設反対」を掲げる沖縄民衆の力によって阻止していること、つまり、追い
       込まれているのは沖縄側ではなく日本政府であること、そして、闘いは沖縄
       から基地を追い出して行く重要な局面にあることをしっかり認識すること。
        第二には、日本政府のあらゆる策動の欺瞞性を具体的に暴露することによ
       って、沖縄民衆の団結を強化すること。
        第三、これまでの闘いを点検・検証することによって、「改正」米軍特措
       法後の闘いの具体的手段・方策をつかみ取ること。
        第四に、基地を押しつけてきている日本政府の有り様を全国民に問うと同
       時に、新ガイドライン反対の闘いと積極的に結合させ運動すること。
        以上の立場から、これらの歴史的任務を推進する担い手を養成すること
       が、緊急に必要とされていると考える。

    3.どのような内容の学習会か
           1.なぜ、日米両政府は、これ程までに沖縄に基地を押しつけてくるの
              か。日米安保体制とは?その変遷と現状。
           2.沖縄の米軍基地はどのようにしてできたか、それはどう使われてきた
              か。それに対して沖縄の人々はどう考え、どう行動してきたか。
           3.なぜ、米軍基地を追い出せないでいるのか。(たとえば、フィリピン
              の人々は追い出せたのに)
              基地をなくすことについて、種々の不安があり反対する人もいるが、
              それはどうしてか。どのように考え、どう解決されなけれはならない
              か。

    4.受講料
       会場使用料・資料代・講師謝礼等にあてるために、受講者から受講料を徴す
       る。
        (受講料 1人 10000円)
       *受講料は、一括納付を原則とする。また、講座ごとの受講は原則として認
       めない。
    5.運営体制

       一坪反戦地主会が主催し運営する。

    6.具体的講座科目と日程等(21講座のうち実習1講座)
       1998年10月10日〜1999年1月の間(4カ月間)
       毎週土曜日の午後6時から(10分前に集合のこと)
       (*初回及び最終回の講義では、開講式・閉講式を行う。)

    7.問い合わせ:098-854-3335(比嘉)

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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
http://www.jca.ax.apc.org/~sei-u/hitotsubo_kanto/index.html

 東京都千代田区三崎町2-2-13-502
   電話:030-910-4140、ファックス:03-3386-2203
   郵便振替:00150-8-120796
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  • 1998年
  • 3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

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