日本科学者会議沖縄支部は、下記の通り、シンポジウムを行います。どうぞ、皆さ
んお誘い合わせの上、ご参加下さい。
沖縄の基地をどうするか
おきなわの未来像をかんがえる
と き 10月16日(金) 午後6時45分〜
ところ 那覇市民会館中ホール 入場無料
講 演
武居 洋:核兵器廃絶の課題とアメリカの世界戦略
(日本科学者会議(JSA)沖縄支部代表幹事。沖縄米軍海上基地学術調査団(1997年
5,11月)副団長)。
河井智康:海上基地と新ガイドライン体制
(JSA平和問題研究委員長、JSA東京支部代表幹事、元JSA事務局長。沖縄米軍海上基
地学術調査団(1997年5,11月)事務局長。元水産庁水産研究所部長。専門分野の研究
と並んで、平和の課題に一貫して携わる。著書に「核実験は何をもたらすか−核大国
アメリカの良心を問う−」(新日本出版社)、「日本の漁業」(岩波新書)、「大衆
魚の不思議」(講談社ブルーバックス)など。)
来間泰男:沖縄の地域経済−いま何が問題か
(沖縄国際大学教授・経済学。基地と沖縄経済、フリー・トレード・ゾーン(自由貿
易地域)構想などの、いまの沖縄の根幹に関わる経済問題の第一人者として活躍。こ
れらの問題でタイムス、新報への解説の執筆も数多い。著書に「沖縄経済論批判」(
日本経済評論社)「沖縄経済の幻想と現実」(同)「米軍基地と沖縄経済」(「経済
」1996年1月号)など。)
コーディネーター 仲地 博(琉球大学法文学部教授・憲法学)
沖縄県民総決起大会から3年。基地撤去を求める沖縄県民のねがいは、県民投票や
名護市民投票でくり返し示されました。しかし、政府はいまも、海上基地建設を柱と
する基地強化の方針をとり、沖縄振興策は、基地負担の見返りと位置づけられていま
す。
インド、パキスタンのあいつぐ核実験など、新たな核開発や軍拡が進められていま
す。これに対して、日米両政府は、世界の有事に即応して日本の軍事基地をフルに稼
働させ、必要があれば、自治体や民間の施設や人員も動員することで対応しようとし
ています。基地の島・沖縄は、このような新ガイドライン体制の中心におかれること
になります。また、未臨界核実験や戦域ミサイル防衛構想などの問題も生まれていま
す。
基地をなくすことと沖縄の振興とが本当に両立するのか、どうすれば両立できるの
か、多くの県民が関心をもっています。基地と基地への依存によって、豊かで平和に
なるでしょうか。基地に代わるどのような未来像を、沖縄に描くことができるでしょ
うか。そのために何をするべきでしょうか。沖縄の基地の現状と、くらしや自然への
基地の影響、沖縄経済のあり方について考えます。
なお、現在、浦添新軍港の建設「誘致」問題についての報告も準備中です。どうぞ
、お知り合いやご同僚にも積極的に宣伝していただき、皆さんでご参加下さい。
◎このシンポジウムは全国のJSA会員からのカンパをもとに実現しました
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亀山 統一 かめやま・のりかず
日本科学者会議沖縄支部事務局
琉球大学農学部森林保護学研究室 気付
903-0213 沖縄県西原町千原1
電話・FAX 098-895-8794
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~kameyama/JSAOKI.html
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