名護の海上ヘリ基地に関する雑誌記事です。
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・『軍事研究』1998年9月 特集:新世紀主力ウエポンの現実
・主力はMV-22オスプリ 沖縄海上施設の実態
キャンプ・シュワブ沖に建設予定の海上へリポートはMV-22の海上展開基地だ
石川巌(軍事リポーター・元朝日新聞編集委員)
========= 前書きから =======
米軍内部文書を読んでビックリ。日本政府や防衛施設庁が「海上へリポート」と呼
んでいるキャンプ・シュワブ沖に建設予定のそれは、MV-22オスプリの海上展開基地
であり艦載機やハリアーも使える「海上基地」であることが明記されていた。なのに
、地元での説明会では“オスプリが配備されるとは認識していない”と……。海兵隊
待望のオスプリは、強襲揚陸艦なしに沖縄から直接、日本周辺の紛争地帯に展開でき
る能力を有しているのだ。「海兵航空隊MV-22海上基地」の本当の姿を見てみよう。
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米軍内部文書とは、
「海上施設――普天間飛行場移設に関する機能分析と運用構想」
米国防総省(97年9月)
「在沖米軍の影響削減に関する問題点」
米会計検査院(98年3月)
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前者に関しては、[keystone 298]で紹介しましたが、沖縄タイムスと琉球新報に記
事があります。
・海上ヘリ基地は基本案超える機能(沖縄タイムス 5月28日)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/199805281300.html#no_1
・オスプレイ36機の配備検討/上原氏が米軍内部資料入手(琉球新報 5月28日)
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/1998/9805/980528a.htm
・古堅氏、オスプレ配備問題を追及 (沖縄タイムス 5月29日)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/199805291300.html#no_6
また、沖縄タイムスの98年6月1日〜3日に要約がでています。これはトップペ
ージで検索するとでてきます。
http://www.okinawatimes.co.jp/index.html
1. [米国防総省・海上基地運用構想](下)/陸部に兵舎を配置/有毒物の浄化用具保管
<1998年6月3日> 朝刊 1版 総合3面(水曜日)
2. [米国防総省海上基地運用構想](中)/多量の燃料保管/航空機洗浄7日間に1回
<1998年6月2日> 朝刊 1版 総合3面(火曜日)
3. [米国防省・海上基地運用構想](上)/基地の幅は100メートル超も/移設期間も9
〜10年/政府の基本案上回る規模、機能
<1998年6月1日> 朝刊 1版 総合3面(月曜日)
さらに、共産党のホームページにも解説があります。
http://www.jcp.or.jp/Kenkai/Anpo2/kaijokiti-0831.html
政府が固執する沖縄・米軍海上基地 狙いは米海兵隊“殴り込み”能力の強化
1998年8月31日付「しんぶん赤旗」
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後者に関しては、[aml 7815]と[marine-ml 5989]に青木さんの紹介があります。米
会計検査院(GAO)のホームページから入手可能です。
http://www.access.gpo.gov/gao/index.html
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従来、海上基地建設計画については生活被害や環境への影響面から論じられること
が多かったわけですが、この論文は軍事的な側面の解説をしています。
計画されているのは、強襲揚陸艦に頼らずに一回の空中給油で台湾まで行けるよう
な自力展開能力をもつMV-22オスプリ配備を前提とした本格的な海上基地である。あ
くまでも移転は作戦運用に基づく米軍の要求であって、橋本の言うような基地被害の
軽減のためではなく、もちろん海上「ヘリポート」などという代物ではない。
「ヘリポートは机上の空論」という投稿([keystone 644]、[aml 9596])がありま
したが、塩害による腐蝕から機体や機器を守る「腐食防止センター」や最新式の機体
洗浄施設の設置が予定されています。いずれにしても、「普天間飛行場に関するSACO
最終報告」には「今後5乃至7年以内に、十分な代替施設が完成し運用可能になった後
、普天間飛行場を返還する。」と書いてありますから、使いものにならなかったら、
別に普天間飛行場を返還する必要はないわけです。
http://www.jda.go.jp/policy/SACO/saco.htm#2
建設費も移転費用も、さらに維持費も日本が出すようですから、米軍にとっては全
くリスクはないといえます。いや〜、ホストとしては最高だね。
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『週刊金曜日』第234号 (1998年9月11日)
名護市民投票裁判が問いかけるもの
・住民投票は民主主義の原点(浦島悦子)
・民意を無視した前市長の責任(高作正博)
原告準備書面などの資料は以下にあります。
http://www.jca.ax.apc.org/~sei-u/hitotsubo_kanto/Heliport/nago_lawsuit.html
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MARUYAMA K. kaymaru@jca.ax.apc.org
2GO GREEN
http://www.jca.ax.apc.org/~kaymaru/2GG_JCANET.html
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月