仲田です。
NEPAの会発行の「12号バースで、いま、なにが、おきているのか」をも
とに報告します。
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◎98年度の「思いやり予算」で12号バースの延長工事計画が発覚
◎「受入国負担化計画」(「思いやり予算」の元となる米軍の日本政府への要
求をまとめた計画書)、90年、91年の資料の中に。12号バースの延長
計画が見つかる
◎工事計画図によると、工事は単なる延長工事ではなく、新たな区画を作り、
拡張された埠頭には各種補給設備等の強化も計画されている
◎その計画の主要な点は、現在277mの埠頭を137m延長し、414mの
大型埠頭とすることである
◎防衛施設庁は延長の理由を、「空母の係留、整備、補給等に支障を来してい
る」からと説明
#横須賀を母港とする次期空母は先に見たように原子力空母である。と言うこ
とは、12号バースの拡張計画は、原子力空母のためにのみあると言えよう。
◎3月31日、米国防総省のベーコン報道官の発言
「原子炉の補修だけは米国内などで実施し、他の補修については日本で行うな
どさまざまな方式が考えられる」
◎50億円もの税金が使われる。98年度は調査で14億円(鉛汚染除去のた
め一時凍結)、全体で50億円もの資金が投入される
(文責仲田)
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ひとつびとつ外堀が埋められ、私たちの足下が崩される。どこでも軍用機や軍艦
が我が物顔に往来し、気がつくと軍人が大手を振って歩く世の中になる、許して
はならないと思います。
仲田博康
nakada_h@jca.ax.apc.org
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