白保サンゴ定点親側調査の報告と
吉嶺全二さんを偲ぶ集い
30年以上にわたって沖縄のサンゴを写真に撮り続け、沖縄の海の危機に警鐘を鳴
らし続けてきた吉嶺全二さんが、昨年9月に沖縄北部の宜名真の海で亡くなっでから
はや1年が経とうとしています。
私たちは今年の3月、吉嶺さんが3年前から取り組んできた白保の海でのサンゴの
定点観測調査を、吉嶺さんとともにやってきた「白保・サンゴと赤土調査団」の皆さ
んと行いました。赤土などの流入による白保の海の悪化はこのところたびたび指摘さ
れており、今こそ吉嶺さんのやり始められた定点観測調査を継続していく必要がある
と考えたからです。その結果はサンゴの新たな死滅部分が観察され、赤土の流入も危
険な状態になっていることが明らかになりました。
第1部ではその調査結果をカラーのスライドを使い、調査団団長の高橋宏明さんの
解説を交えながらあらためて報告したいと思います。また吉嶺さんとともに活動され
てきた宇井純先生にも沖縄の自然破壊の現状についてお話ししていただきます。
また第2部では泡盛や沖縄料理などを口にしながら、吉嶺さんが取り組まれた活動
を振り返りお人柄を偲ぴたいと思います。そして今後の私たちの運動の活力にもして
いきたいと考えています。吉嶺さん自作のスライドや案内役として出演されたビデオ
の上映、パネルの展示も行います。さらにお連れ合いの繁子さんにも参加していただ
き吉嶺さんの素顔も披露していただこうと思います。皆さんのご参加をお待ちしてお
ります。
■日時 9月26日(土)午後2時〜8時
■会場 岩波セミナールーム(岩波アネックスビル3F 1Fは岩波ブックセンタ
ー)
地下鉄新宿綿・三田線・半蔵門線 神保町駅1分
神保町交差点 第一勧銀となり 03-5210-4400
■内容
1部(2時開場)
・「白保サンゴ定点親測調査」の報告 高橋宏明さん
(白保・サンコと赤土調査団団長)
・講演「沖縄の自然破壊の現状と今後の課題」
宇井純沖縄大学教授
2部(5時30分開会〜8時)
・吉嶺全二さんを偲ぶ集い
吉嶺全二さん自作のスライド上映、ビデオ上映
パネル展示、スピーチ、吉嶺繁子さんのあいさつ 等々
■参加費 1部500円 2部3000円(飲食付)
■お願い
・2部ついては料理等の準備の都合がありますので参加される方は9月23日ま
でにできる限り下記留守番電話(またはFAX)までその旨ご連絡下さい(当日の飛入
りも歓迎)。
・この集いにはいつも以上の費用が必要です。皆様からの賛同金(1ロ1000
円)をお願いいしたいとおもいます。
■主催 八重山・白保の海を守る会 電話:03-3220-3529(FAX共用)
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参考文献:
・『沖縄 海は泣いている』(吉嶺全二)高文研
http://www.jca.ax.apc.org/~kaymaru/Okinawa/Okinawa_books/oki3/Yoshimine.html
・『環境読本 消えゆく沖縄の山・川・海』沖縄時事出版
http://www.jca.ax.apc.org/~kaymaru/Okinawa/Okinawa_books/oki6/MRS.html
・『沖縄 やんばる 亜熱帯の森』(平良克之・伊藤嘉昭)高文研
http://www.jca.ax.apc.org/~kaymaru/Okinawa/Okinawa_books/Yambaru97.html
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MARUYAMA K. kaymaru@jca.ax.apc.org
2GO GREEN
http://www.jca.ax.apc.org/~kaymaru/2GG_JCANET.html
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