8月15日に戦争のための大演習のお知らせをするのは残念ですが、過去だけでな
く今を見なければ反戦を実践するのは難しいでしょう。
この秋に行われる日米共同3軍統合演習(実動演習)についての防衛庁のリリース
を転載します。「新ガイドライン」策定以降初めての日米統合演習になります。すで
にご案内しました霧島演習場での日米合同演習はこの統合演習の一部として行われる
訳です。
同時に行われる岩手山の演習については、手元に情報が何もありません。地元の方
で何かご存じの方はお知らせ下さい。
前回の日米共同統合演習(実動演習)は、96年11月4日から17日にかけて行
われています。
陸の実動演習の参加部隊の所在地は次のとおり。第5普通科連隊(青森市)、第2
5軽歩兵師団(ハワイ)、第24普通科連隊(えびの市)、第4海兵連隊(沖縄キャ
ンプシュワブ)。
−−−−−−−以下最後まで転載−−−−−−−−−−−−−−−−−−
10.8.6
防衛庁
(お知らせ)
平成10年度日米共同統合演習(実動演習)について
下記のとおり平成10年度日米共同統合演習(実動演習)を計画しています。
記
1 目的
日本防衛のため、自衛隊及び米軍の共同対処行動に必要な各自衛隊相互及び日米の
部隊間における連携要領を実動により演連し、共同統合運用に関する練度の維持・向
上を図る。
2 時期
11月上旬〜中旬
3 実施場所
北海道、東北、九州の演習場及び我が国周辺海・空域等
4 統裁官
(1)自衛隊:統合幕僚会議議長
(2)米軍:在日米軍司令官
5 主要演連実施部隊等
(1)自衛隊
統合幕僚会議事務局等
陸上自衛隊:陸上幕僚幹部、北部・東北・東部・西部方面隊等
海上自衛隊:海上幕僚幹部、自衛艦隊等
航空自衛隊:航空幕僚幹部、航空総隊等
(2)米軍
在日米軍司令部、在日米軍各軍司令部、在日米陸軍、第7艦隊、第5空軍、第3海
兵機動展開部隊等
6 その他
日米共同統合演習(実動演習)は、今回で5回目(第1回目は、昭和61年度)。
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10.8.6
防衛庁
(お知らせ)
日米共同訓練(実動訓練)の大要について
陸上自衛隊は、次により平成10年度の日米共同訓練(米陸軍との実動訓練、米海
兵隊との実動訓練)を実施する。細部については、現在調整中である。
本演習は、平成10年度日米共同統合演習の一部として実施される。
<米陸軍との実動訓練>
目的:陸上自衛隊及び米軍の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を
実施する場合における相互連携要領を実行動により演連する。
期間:10.11.上旬〜11.中旬
場所:岩手山演習場等
担任官:陸自 第9師団長 :米軍 在日米陸軍司令官
実施部隊:陸自 第5普通科連隊基幹 :米軍 第25軽歩兵師団第1−27歩
兵大隊基幹
<米海兵隊との実動訓練>
目的:陸上自衛隊及び米軍の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を
実施する場合における相互連携要領を実行動により演連する。
期間:10.11.上旬〜11.中旬
場所:霧島演習場及び大矢野原演習場
担任官:陸自 第8師団長 :米軍 第3海兵師団長
実施部隊:陸自 第24普通科連隊基幹 :米軍 第4海兵連隊第3−3大隊基幹
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なお、ご質問等ございましたら、下記へお問い合わせ下さい。
防衛庁運用局訓練課長 長谷川
同 部員 岩池・村田
TEL 03-3401-5973(直通)
03-3408-5211(内線3723)
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青木雅彦
Masahiko Aoki
btree@osk.3web.ne.jp
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