(from 『オルタナティブ運動情報メーリングリスト』 改行位置等若干変更)
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Subject: [aml 9140] Kaku Haizetu to Nihon no Shinro
From: KC4K-NGN@j.asahi-net.or.jp (Nagano Kouji)
Date: 19 Jul 1998 22:35:07 +0900
日本アジア学生交流センター(JASIC)の永野と申します。もう
間近にせまっているのですが、以下のような取り組みを行います。
主に20代を対象にしていますが、あらゆる世代の方のご参
加も大歓迎です。
講師の吉田康彦さんは朝日新聞6月23日付『論壇』で
「北東アジアの非核化へ行動を」という記事を書かれるな
ど、この問題で積極的に発言されています。
それでは、よろしくお願いします。
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『核廃絶と日本の進路
〜平和な21世紀へ向けて私たちに何ができるか』
今年に入って、インド、パキスタンは核実験を行い、世界に大き
な衝撃を与えました。「核拡散の危機」が現実のものとなったわけ
ですが、この責任は、不平等な条約によって核独占体制を維持して
きた核保有5大国、とりわけ核軍拡競争を仕掛け、圧倒的な核軍事
力を背景に国際政治における覇権を握ってきたアメリカが、まず負
わねばなりません。
世界の多くの国は、軍縮を怠ってきた核大国への批判を強め、核
独占体制はゆらぎはじめました。そうした中、日本は、被爆国であ
りながら、アメリカの政策の追随するばかりで独自の平和外交をな
しえていません。冷戦時代の遺物である「日米安保条約」にしばら
れて、アメリカの「核の傘」の下にいるからです。核廃絶のために
何をなすべきか、日本の今後の生き方が厳しく問われています。
同時に、インドネシアなど、昨年来の通貨危機で困難を強いられ
ているアジア諸国に対して、日本がどう積極的に対処できるかも大
きく問われています。
私たちは、21世紀を担う私たちの世代から、世界の平和に貢献
する日本、アジアや世界から信頼される日本の生き方を見いだすた
めに、真剣に議論をまきおこしていく必要があると考えます。今後
、各界で発言されている方から問題提起をうけて、私たちがどう考
えるか、何をなすべきか、議論を積み重ね、行動に移していきたい
と思います。
まずは、核問題で積極的に発言されていらっしゃる国際原子力機
関(IAEA)元広報部長の吉田康彦・埼玉大学教授をお招きして、講
演・学習会を以下の日程でもちます。先生からの問題提起をうけて
、参加者からの発言も募りたいと考えております。
みなさんのご参加をお待ちしております。
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『核廃絶と日本の進路
〜平和な21世紀へ向けて私たちに何ができるか』
講師 吉田康彦 埼玉大学教授(元国際原子力機関広報部長)
日時 7月28日(火) 18時30分より
場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
(小田急線 参宮橋駅下車徒歩5分)
センター棟会議室4階
主催 日本アジア学生交流センター(JASIC)
TEL:03-5343-8472
e-mail:kc4k-ngn@asahi-net.or.jp
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日本アジア学生交流センター(JASIC)は、フィリピンをはじめと
するアジア諸国の青年・学生との交流を通じて、国際社会における
日本のありかたをみつめなおすことを目的とした団体です。首都圏
や関西の大学生を中心として、スタディツアーの派遣、ツアー報告
会、シンポジウムの開催などを行ってきました。
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永野 浩二
東京都中野区中野5ー14ー11ー202
TEL:03-5343-8472
e-mail:kc4k-ngn@asahi-net.or.jp
3月、4月、5月、6月、7月、