朝日新聞（asahi.com）の記事によると、防衛庁首脳が名護市民投票を「やるべきで
はなかった。日本で直接民主制を取っていないのは、衆愚政治は国を滅ぼすという考
えからだ」と批判したそうです。怒髪天を衝く。
http://iij.asahi.com/flash/fnational.html#fnational_715

頓珍漢も甚だしい。これほど噴飯ものの批判も珍しいな〜。

直接民主制をとってないのは、非効率だからだよ。国民みんなが四六時中政治をやる
わけにはいかんだろうが。しょうがないので、あくまでも次善の策として、補完する
制度として、政治家や官僚に「やらせている」のだよ。政治家は選挙では「お願いし
ます」と連呼するではないか。国民がお願いして「やっていただいている」のではな
いぞ。だから、政治家や官僚がまともでないときは、我々が直接決める権利がある。
鉄棒の小野、自転車の橋本、根性の森田のどこが賢いの？

さらにこの愚官は、以下のようにも言ったとのこと。全く嗤ってしまう。

「多数の利益のために、少数の反対があっても押しつけざるを得ないことはある。そ
れは、間接民主制だからこそ可能だ。例えば、ごみ処理場をすべて住民投票で決めた
ら、どこにも造れなくなる」

現在のゴミ処理の政策が続いたら日本中ゴミだらけになるのは目に見えているけど。
根本的な政策転換をしろと言うことだよ。

　参考文献：『法学セミナー』９８．７　特集　ゴミで死にたくない！

　「多数の利益」といっても、米国の利益ではね〜。

　しかし、ここまで「民主政治」のなんたるかを理解していない愚か者がいるとは、
とほほ。愚官これに極まれり。

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