過疎地では、「迷惑料」目当てに、自衛隊施設誘致に積極的なようですが、秋田県男鹿
市も例外ではないようです。この場合の「迷惑」の範囲は「人間」だけのようですが。
いまは、「一議員のたわごと」と受けとられているようですが、今会期も同議員が、「
人口減と活性化対策に自衛隊を」とチラと口に出したようです。ナントカも百遍言えば
ナントカとも言いますし・・・
現在男鹿市には、自衛隊員が二百人くらい住んでいます（住民の約0、6％）。

平成８年６月　男鹿市定例会　一般質問　議事録より

議員
　第三点は、船川港への海上自衛隊基地誘致についてであります。前回の船川の特別委
員会（船川港湾周辺活性化対策特別委員会）でも話題になりましたが、また、数年前の
議会でも質疑されたとの情報もあり、私は、前回も人口減の歯止めとなり得るため、経
済効果、更には雇用拡大につながる国家的な大プロジェクトを誘致すべしと進言してお
ります。わが男鹿市では、冷戦時は一番危険な航空自衛隊のレ−ダ−基地があり、秋田
市には陸上自衛隊の駐屯基地、さらには、秋田空港には海難救助隊が常駐されておりま
す。今や、世界の超大国はデタント時代に入り、一触即発の危機は遠のき、国民の生命
と財産を守る目的の自衛隊であると国民に認知されておるのであります。特に、本市は
、三方を海に囲まれており、海上自衛隊基地の必要性は密出入国者、海難事故、そして
海上輸送、海上交通時代到来の対応として、日本海側に、舞鶴に次ぐ第二の海上自衛隊
基地を船川港に誘致することは大変大きなメリットにつながるものと確信するものであ
ります。このことについては、先輩議員で調査した話でありますが、例えば、一隻の艦
船は定員二百名で、交替要員を含め六百名編成となるそうです。その家族を合わせると
大変な経済的にも大きなメリットがあると思われます。より以上、平和を祈念して、さ
らには環日本海時代を視野に入れての進言であり、市長としても国家石油備蓄基地完成
後の国家的プロジェクト誘致について、その決意をお伺いするものであります。

市長
　次に、海上自衛隊基地の船川港への誘致についてでありますが、海上自衛隊基地の誘
致につきましては、市民の合意形成が何よりも優先されるものと考えておりますので、
ご理解を、賜りたいと存じます。
　なお、密入国者、海難事故、海洋地震、海上輸送、海上交通時代への対応につきまし
ては、海上保安部などがその責務を執行しているものと存じております。

以上

んで、ついでに、こういうことをやっているところもありますので、ご参考まで。５５
人の定員の所へ５７名が申し込み。当初昼食については、計画になかったのが、自衛隊
側からの提案という形。エサに吊られてまあ。事務局である教頭は、あちこちからの問
い合わせにあわてているようです、いま頃。教組の話では、自衛隊からの見学などの勧
誘は今までないし、ＰＴＡ見学も初めてとのこと。
 
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１０年６月１０日

保護者各位
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋田市立＊＊小学校
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＴＡ会長　　＊＊＊＊
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　研修企画部長　＊＊＊＊

　　　　　　　秋田魁新報社・自衛隊秋田駐屯地見学のご案内

　梅雨の季節となりましたが、皆様にはお元気にお過ごしのことと思います。
さて、この度　研修企画部では、市内見学として普段あまり見ることのない、秋田魁新
報社と自衛隊秋田駐屯地を選ばせていただきました。つきましては、下記の日程で行い
ますので皆様方のご参加をお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　記
１、期日　平成１０年７月１４日（火）
２、日程　新屋図書館発−−−魁新報社−−−自衛隊−−−新屋図書館着
　　　　　　9:40　　　　　10:00~11:00　　11:20~2:00　　　　 2:30
　　　　　＊　9:30まで新屋図書館前にお集まり下さい。
　　　　　＊　昼食は一食なんと1,200kcalの自衛隊でのランチ
３、会費　昼食代とバス代で１、０００円
４、申し込み期限　　平成１０年６月１７日（水）　学級担任まで提出してください。
　　　　　＊会費は当日いただきます。
 

3月、4月、5月、6月、7月、

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