Date: Tue, 2 Jun 1998 08:01:22 +0900 (JST)
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To: keystone@jca.ax.apc.org
From: "MARUYAMA K." <kaymaru@jca.ax.apc.org>
Subject: [keystone 298] Re: 運用構想
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At 11:45 AM +0900 98.6.1, Nakada Hiroyasu wrote:
> 相模原の仲田です。
>
> 速報
>
> 海上航空基地問題で米国防総省の運用構想(上)が載っています
> 米国防総省の内部文書「普天間飛行場移設に関する国防総省の機能分析と運用
> 構想」(97/09/03)の分析です。
>
> 6月1日沖縄タイムス朝刊

 この記事自体はまだホームページにありませんが、関連記事があります。

・海上ヘリ基地は基本案超える機能(沖縄タイムス 5月28日)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/199805281300.html#no_1
 衆院安保委員会での上原康助衆院議員(社民)の質問に関する記事
======================= 一部引用 ===============================
(前略)
 上原氏が入手した米国防総省の内部報告書「運用所要と運用概念―普天間飛行場の
移転」は、一九九七年九月二十九日付の「最終案」で、(中略)

 運用機の種類と数を基に施設規模を算出、長さ千五百メートル、幅八百メートルで
、海上施設上に設置される構造物によって幅千メートルまで拡張する必要があるとし
ている。政府基本案は長さは同じだが、幅は六百メートルと短く、米側が想定した規
模は公表された計画より大きい。

(後略)
===================================================================
政府が言っていた計画よりも米軍はかなり大規模な海上基地を考えているようだ。

・オスプレイ36機の配備検討/上原氏が米軍内部資料入手(琉球新報 5月28日)
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/1998/9805/980528a.htm
======================= 一部引用 ===============================
(前略)

 上原氏が入手した資料は「米国防総省・普天間飛行場の移設に伴う運用所要と活動
理念」(最終案)と題するリポートで、昨年9月29日付の作成。琉球新報社が先月
入手した米軍分析リポート(昨年9月3日付)と大枠では一致する。ただ、オスプレ
イが36機、AH−1Wヘリ18機、CH53ヘリ16機、UH−1Nヘリ9機と航
空機の数を明示。全体の機数が現在の普天間飛行場より2割程度増え、中でもオスプ
レイが約半数を占め主力機として位置づけられていることが明確になった。
===================================================================
自明だったとはいえ、オスプレイを中軸に配備する計画だというのがはっきりした。
 

・古堅氏、オスプレ配備問題を追及 (沖縄タイムス 5月29日)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/199805291300.html#no_6
 衆院外務委員会での古堅実吉議員(共産)の質問に関する記事
======================= 一部引用 ===============================
(前略)

 古堅氏が米側は海上基地に新型機配備を要望しているのかと質問したのに対し、防
衛庁側は「米側から具体的な要望はない。将来的な米軍運用により別のヘリを使用す
る可能性がないとは言えない」と答えた。

(後略)
===================================================================
 米軍は配備予定の機数まで明示しているのに、「具体的な要望はない」などと我が
防衛庁はのんびりしたもんだ。
 

 共産党のホームページには、古堅議員の質問に関連した記事があります。
・海上基地計画米国防省報告書 最新鋭オスプレイ配備も
  古堅実吉議員指摘 防衛庁、可能性認める(「しんぶん赤旗」 5月29日)
http://www.jcp.or.jp/Giin/Kokkai/142-3/furugen-0529.html
======================= 一部引用 ===============================
(前略)
同報告書は「海上施設は、MV22を含むすべての占有航空機のための支援的運用や
訓練に必要な条件を満たすことになる」「最新のテールフック航空機、垂直離着陸機
(AV8)、KC130(空中給油機)を支援し駐機することができる」と明記する
など、基地機能の強化をはかろうとする米側のねらいを示す内容となっています。
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 報告書が手元にないので表現の曖昧なところを確認することができないが、米軍は
ハリアー(AV8)の使用も考えているらしい。
 

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 MARUYAMA K.  kaymaru@jca.ax.apc.org
    2GO GREEN
  http://www.jca.ax.apc.org/~kaymaru/2GG_JCANET.html
 


  • 1998年
  • 3月4月5月6月、7月、

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