既に概略はお知らせしておりますが、6月4日に予定されている「米軍用地強制使
用裁決報告集会」の詳細が決まりました。反戦地主・池原秀明さん、反戦地主弁護団
・松島暁さんの報告と寸劇「安保が自宅にやってくる〜那覇防衛施設局職員の訪問」
が予定されています。11回にわたって行われた公開審理と沖縄県収用委員会の裁決
を総括し、今後の取り組みを考える集会です。多くの皆様のご参加をお待ちしており
ます。
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関係各位 様 98・5・30
6・4米軍用地強制使用裁決報告集会への参加要請
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
電話:030-910-4140、ファックス:03-3386-2203
沖縄県収用委員会は昨年5月15日に期限が切れ、現在「暫定使用」されている米
軍用地の新たな強制使用の裁決を5月19日に下し、発表しました。その内容は公開
審理や収用委員会の調査で明確となった地籍不明地すべてを却下しましたが、それ以
外の強制使用申請されていた軍用地がある嘉手納基地では「5年」、普天間基地では
「4年」など、強制使用裁決を下しました。
却下された軍用地は本来ならばただちに原状回復し返還しなければなりませんが、
那覇防衛施設局一政府は「日米安保条約による基地の安定的使用」のためと昨年改悪
された特措法に基づいて建設省への不服申し立てをおこなうことで「暫定使用」を延
長させ、明け渡さないと考えられます。
このように軍事基地として使用するために人権を無視して半永久的に土地を取り上
げることこそ新ガイドラインそのものであり、改悪特措法は有事立法であることがあ
らためて確認されます。まさに沖縄の基地を撤去させるために具体的にたたかってき
ている反戦地主のたたかいは、安保条約、新ガイドラインを脅かすものであることは
言うまでもありません。
そこでこの強制使用裁決の内容を明らかにし、沖縄の基地撤去に向けた今後の取り
組みをみなさんとともに考えていきたいと考えます。緊急の重要な集会となりますの
で、ぜひ参加してください。
要項
名 称:『土地を明け渡せ!米軍用地強制使用却下裁決報告集会』
日 時:6月4日(木)午後6時30分開場、午後6時50分〜9時
場 所:「シニアワーク東京」B2F講堂
飯田橋駅徒歩5分(総武線、東西線、有楽町線、南北線)
入場料:800円
主 催:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
【報告】
池原秀明さん(反戦地主会事務局長)
松島暁さん(反戦地主弁護団)
【寸劇】 「安保が自宅にやってくる〜那覇防衛施設局職員の訪問」
強制使用裁決を下した軍用地を所有する地主に対して、強制使用の最後の手続き一
損失補償金の授受のために那覇防衛施設局職員が訪問してきます。それに対してどう
対応するか提案します。
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収用委員会が地籍不明地の強制使用申請を却下!
沖縄県収用委員会は、5月19日、地籍不明地13筆の強制使用申請を却下しまし
た。その土地は以下の通りです。却下された嘉手納飛行場の土地には、私たち一坪反
戦地主の共有地も含まれています。
キヤンプシールズ(1件、1筆)
牧港補給地区(1件、2筆)
普天間飛行場(1件、2筆)
嘉手納飛行場(2件、8筆)
強制使用期限は、1年から5年
残り229筆の多くは、申請の半分=5年間の強制使用裁決がなされました。しか
し日米で返還合意されている土地については、強制使用期限が短縮されました。
瀬名波通信施設 強制使用期間:1年
楚辺通信所(象のオリ〉 強制使用期間:2年半
普天間飛行場 強制使用期間:4年
嘉手納飛行場 強制使用期間:5年 など
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収用委員会・公開審理闘争の記録「くさてぃ」(違憲共闘会議編)販売中!
294ページ、1000円。報告集会当日、会場でお求めください。又は関東一坪
までご連絡ください。
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沖縄・一坪反戦地主会 関東ブロック
http://www.jca.ax.apc.org/~sei-u/hitotsubo_kanto/index.html
東京都千代田区三崎町2-2-13-502
電話:030-910-4140、ファックス:03-3386-2203
郵便振替:00150-8-120796
3月、4月、5月、6月、7月、