転載お願いします。
憲法改悪を憂慮する緊急アピ−ルが届きましたので紹介します。
要請先と21世紀につなぐ憲法50周年運動事務局の要請文も一緒
お忙しいでしょうが、よろしくお願いします。
産経新聞5/22夕刊によると
「改憲議連」では、憲法調査委員会設置を求める自民党議員254人(衆院178人
、参院76人)の署名を集め、21日には議連幹部が森喜朗総務会長と会談し委員会設
置を議題とするよう要請。石橋一弥衆院議員(党憲法調査会長)、板垣正参院議員らが
26日の総務会で、憲法調査委員会を正式に決議するとともに、員会設置のための国会
法改正などを党議決定するよう提案することとなった、とのこと。
記者会見での愛知和男氏「署名者が自民党内の議員の過半数をはるかに越えている。
きわめて重い意味を持つ」
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憲法調査委員会設置阻止のための緊急のお願い
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21世紀につなぐ憲法50周年運動事務局
STOP!改憲。市民ネットワ−ク事務局
金曜連続講座アクショングル−プ
電話 03-3221-4668
FAX 03-3221-2558
憲法改悪に反対する各地の市民運動のみなさん。
報道によれば、「改憲議連」(中山太郎会長)は、改憲のための「憲法調査委員会」
を国会に設置するための「国会法改正」「衆参両院規則改正」を党議決定しようと、い
よいよ今月26日の自民党総務会にはかることにしました。
PKO法改悪案がすでに参議院にまわされ、インドネシアの事態に付け込んで自衛隊
機を派遣し、さらに自衛隊法の改悪をいそぎ、次の国会には有事法制を成立させようと
するきわめて危険な流れがあいつぐ中で、いま自民党の改憲派は懸命に憲法改悪の布石
を打とうとしています。
これらを許してはなりません。ただちに声をあげ、26日の自民党総務会での「了承
」という事態を阻止したいと思います。いちおう、自民党総務会は「全会一致」を原則
(これは怪しいものですが)としています。総務会で、民意の動向を危惧して不賛成の
声があがるよう、全総務委員に電話やFAXをぶつけてください。
この時期をのがさず、ただちに対応しましょう。「誰かがやってくれる」ということ
で人任せにしないで、ぜひ、ひとりひとりの皆さんがただちにとりくんでください。少
しでも多くの人びとに協力をお願いしてください。そして改憲議連の危険な企てを阻止
しましょう。
なお、FAXなどを送った場合、こちらにも写しを送信していただければ幸いです。
草々
自民党総務会 電話 FAX
会 長 森 喜朗 03−3508−7059 3580−8904
会長代理 中川昭一 3508−7170 3580−5556
副会長 愛知和男 3508−7093 3502−5012
同 江藤隆美 3508−7468 3591−3063
同 森田 一 3508−7213 3502−5092
同 森山真弓 3508−7026 3597−2753
同 吉川芳男 3508−8423 3502−8857
総 務 石橋一弥 3508−7904 3502−5256
同 衛藤征士郎 3508−7618 3595−0003
同 奥田幹生 3508−7202 3508−3202
同 梶山静六 3508−7529 3508−7714
同 粕谷 茂 3508−7325 3508−7325
同 亀井静香 3508−7145 FAX不明
千代田区永田町2−2−1会館1−635号
同 河野洋平 3508−7503 FAX不明
千代田区永田町2−2−2会館2−503号
同 佐藤静雄 3508−7901 3593−2257
同 鈴木俊一 3508−7314 3502−5880
同 中山利生 3508−7088 3502−5554
同 原田昇左右 3508−7413 3502−8956
同 船田 元 3508−7412 3500−5612
同 宮下創平 3508−7272 3502−5059
同 村田吉隆 3508−3540 3593−7145
同 山中貞則 3508−7164 3508−3714
同 山本有二 3508−7232 3592−9069
同 板垣 正 3508−8631 5512−2631
同 狩野 安 3508−8719 3597−0440
同 鎌田要人 3508−8263 3502−8856
同 佐々木満 3508−8339 3507−0013
同 世耕政隆 3508−8409 3503−7837
同 高木正明 3508−8428 3591−0339
同 松浦孝治 3508−8432 3502−8832
【要請文】
自由民主党総務委員会の皆さん
21世紀につなぐ憲法50周年運動事務局
一部有志議員による憲法調査委員会設置をめざす動きに抗議します。貴党総務委員会
がこれを了承しないようにしてください。
報道によれば、「憲法調査委員会設置推進議員連盟」(中山太郎会長)に参加する自
民党の一部有志議員は、本月26日に開催される自民党の総務委員会に、今国会に「憲
法調査委員会」を設置するための手続きをとるよう了承をもとめる提案をするといわれ
ています。
しかし、いまおおくの人びとが国会に求めていることは憲法の条文をいたずらにいじ
る事ではなく、憲法の精神を政治に生かすことではないでしょうか。PKOの法改定と
言い、自衛隊法の改定と言い、そして有事法制の提起と言い、この急速な軍事大国化へ
の政治の流れを多くの人びとは憂慮しています。事実、昨年夏、自民党憲法調査委員会
が実施した世論調査でも「国会に憲法調査委員会を設置する」という選択に賛成したの
はわずか17%にすぎませんでした。
こうした現実を無視して、一部報道機関があおりたてる性急な改憲論議にいたずらに
くみすることは、国論を二分し、社会の針路を危ういものにするおそれきわめて大であ
ります。彼らは「論憲」の名のもとに常任委員会を設置しようとしていますが、国会議
員として本当に憲法の理念を実現し、そのために議論したいのであれば、国会のすべて
の場は完全に開かれているはずです。ことさらに常任委員会を設置するという動きの真
のねらいは何でしょうか。論憲などという姑息な政治主張に隠れてはいても、そのねら
いが平和憲法の明文改憲であることを多くの市民は見逃さないでしょう。
すでに、これを憂慮する全国の市民団体が共同して実行委員会を結成し、署名運動を
はじめ、いくつかの超党派の国会議員を通して衆参両院議長に総計6万名の署名を添え
て請願しました。
私たちは改めて自由民主党総務会の皆さんに対し、中山氏らの「改憲議連」の憲法改
悪のねらいを含んだ提案を拒否し、全国からの署名に見られるような市民の声に耳を傾
け、「憲法調査委員会」の設置の動きに反対されるよう、つよく訴える次第です。
1998年5月22日
連絡先・「21世紀につなぐ憲法50周年運動」
東京都千代田区三崎町2の21の6 管波ビル302 市民ネット気付
電話・03・3221・4668 FAX・03・3221・2558
3月、4月、5月、6月、7月、