大分県湯布院町の浦田です。

５月17日（日）、沖縄で普天間基地の包囲行動の行われた同じ日、同じ時間に、
大分県の日出生台（ひじゅうだい）の「竜門の滝」でも
米海兵隊の撤退を求めて、「おやまは緑・日出生台源流まつり」が
おこなわれました。

前日まで大雨洪水警報まででていた大荒れの天気で、
午前中はまだ雨雲が垂れこめていたのですが、
「まつり」の開始とともに５月の初夏間近の日差しが差し込んで来ました。

雨上がりで水量の増えた「竜門の滝」を背にしての、
大分の太鼓と沖縄のエイサーの競演に
約300人の参加者は時間を忘れて、ひとときを過ごしました。

また、前日まで沖縄での行動に参加していた私ともう１人が沖縄の報告をし、
沖縄で録音をしてきた「基地軍隊を許さない行動する女たちの会」の
高里鈴代さんと沖縄県議の伊波洋一さんからの連帯メッセージをテープで
流しました。

この源流まつりについての報告を
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/localnet/lonets.html
に写真とともに載せました。

以下は、源流まつりの最後に日出生台の女性が読み上げた「源流まつりアピール」

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お山はみどり…

そう、今まさに私たちのふるさとのお山も、草原も、
みんな・み・ど・り。

そっと耳を傾けてみてください。
草原の野の草や、山々の木々の若葉が
やさしく歌っています。

そして、そのメロディーに和音を重ねるように
小さな沢や小川を流れ出るせせらぎの音が
私たちの心をゆったりと満たしてくれています。

時には、激しい滝の音となって、
私たちと同じように熱い思いを伝えようとしています。

こんな美しい、素晴らしいふるさとに生まれ、育ったことに
今日、あらためて感謝をすると共に
私たちの子供たちにいつまでもこのふるさとの大切さを
自然が育んでくれるこの豊かさを伝え、残していかねぱなりません。

平和の源は、
この美味しい空気、この透き通った水、
そして、これらを産んでくれる山や草原。

平和の源は、そんな身の回りの息遣いに、
そっとやさしく体を委ねられる人。

争いことも、もめごとも、
みんなきっと忘れてしまうに違いありません。

戦争の練習を私たちのふるさとで、
日出生台でおこなうなんてとんでもないことです。

外国の、アメリカの兵隊さんが
この私たちのふるさとにやって来て
大砲や小銃を撃つことの馬鹿らしさに気が付き
すべての武器を放り投げ、
山や、川や、小鳥たちと
歌を歌ってくれることを願います。

でも、もし、そうできないならぱ、この地には立ち入らないでください。
軍人である限り、私たちのふるさとに立ち入らないでください。

海兵隊という血なまぐさい、荒々しい心を待った兵隊さんである限り、
私たちの町には来てほしくないのです。

私たちの宝物は、山々が育み、流れくる水と風と気。

いつまでも、いつまでも、お山がみどりであることが
私たちのふるさとにとって、貴重な、貴重な宝物なのです。

みんなでしっかり守っていきましょう。

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浦田龍次　Ryuji Urata
　　　　　　　〒879-51大分県大分郡湯布院町川上1525-12
〔e-mail〕　yufukiri@fat.coara.or.jp

■大分県・日出生台（ひじゅうだい）への米軍演習移転問題
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/localnet/lonets.html

■米海兵隊は日本にいらない！全国アクションプロジェクト
http://www.coara.or.jp/~yufukiri/　　　　　　
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