大島です。
普天間包囲行動に参加し、帰ってきました。はっきり言って、疲れています。
17日午後2時前、平和行進団西コースに参加した労働組合とともに、15日に名
護を出発し60km以上を歩いて普天間に到着しました。17日は、行程中、初めての
炎天下でした。
誘導に従って、正面ゲートから、フェンスに沿って、向かって左側に回ります。
予定時間の2時が近づき、隣の大阪市職労の隊列と手をつなごうとすると、突然、
空からはスコールのような雨。
あっという間にズボンはビショ濡れ。雨を突いて、基地に向かっての1回目の
包囲行動が行われました。
「包囲失敗!」
実行からの放送に、「どこがとぎれたんだろう」と思いました。
そう思い、20分後の2回目を待つ間、続々と家族連れなどの参加者が到着します。
隊列の中には、道行く市民に参加を訴えたところもあったかもしれません。
2回目直前、雨があがった。今度は基地を背に包囲。
沖縄国公労は、手作りの張りぼてを掲げて雰囲気を盛り上げます。空には、取材
のヘリコプターが飛んでいます。
「成功!」
参加者から大きな拍手が起こります。
15分後の3回目を前に、参加者は3コース、それぞれ50km以上を歩いた身体を休
めます。子ども連れで歩き、妻の足にコールドクリームを塗る男性の姿もありまし
た。
ゲートのすぐ横で、70歳以上の男性を見かけました。この方も、行程の内30kmを
歩いたそうです。
100名以上で参加した大阪市職の組合員の音頭で、休みの間に基地に向かって
シュプレヒコール。
「普天間基地を返せ!」
「ガイドライン糾弾!」
「日米安保粉砕!」
「基地のたらい回しを許さないぞ!」
3日間、交代で街宣車のマイクを握り、叫び続けたコールです。
その間、沖縄テレビや琉球放送など、地元マスコミが取材活動を行います。
さすがに、東京と違って機動隊はいません(暑いしね)。
「今日は多い方ですよ」とアナウンサー。インタビューの後は、にっこり笑って
「頑張ってください」。気持ちいい取材ぶりです。
3回目の包囲も成功!
気づいたとき、ビショ濡れだったGパンは、すっかり乾いていました。
その後、県民総決起大会が行われました。
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Katsuhiko Oshima (大島克彦)
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