島川です。
At 0:31 PM +0900 98.5.2, YAMADA Junji さんwrote:
> 山田@広島です。
山田さん、情報をどうもありがとうございました。
> 「ピースリンク叢書 No.11 ガイドライン見直しとヒロシマ 〜憲法9条をふ
> みにじる日米防衛協力指針」(全68ページ、頒価700円)
これは、ぜひ読ませていただきたいと思います。他の「叢書」につきまして
も、「販売態勢」が整いましたら、是非keystoneでもご案内をお願いします。
崎山さんが< [aml 8464] [Tips]行政情報の検索システム>で教えてくれた
<http://www.clearing.admix.ne.jp/>を試してみました。
「岩国 AND 沖合」というキーワードを入れてみたら、次の4件がかかりまし
た。
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ホームページ検索−検索結果一覧
1-4件表示します(4件ヒット)
省庁名とタイトル
防衛庁:第5章第4節 地域社会と防衛施設
観点から、岩国飛行場滑走路沖合移設事業及び空母艦載機着陸訓
練場の確保に係る施策などについて、日米安保条約の目的達成と
周辺地域社会の要望との調和を図りながら、問題の解決のため鋭
意努力してきているところで
省庁名とタイトル
首相官邸:NONTITLE
る。(1) 岩国飛行場滑走路移設事業 山口県に所在する岩国飛行
場は、米海兵隊及び海上自衛隊が使用している。政府としては、
地元岩国市などの要望を受け、同飛行場の運用上、安全上及び騒
音上の問題を解決し、在日
省庁名とタイトル
環境庁:96.11.22 公有水面埋立て(岩国市三角町地先)について
面埋立て(岩国市三角町地先)について添付ファイル事業内容位置
図情報源名称:環境庁報道発表資料公有水面埋立て(岩国市三角町
地先)について
省庁名とタイトル
防衛庁:地域社会と防衛施設
係る施策ア岩国飛行場滑走路移設事業山口県に所在する岩国飛行
場は、米海兵隊及び海上自衛隊が使用している。政府としては、
地元岩国市などの要望を受け、岩国飛行場における運用上、安全
上及び騒音上の問題を解決し
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3番目の環境庁のものは96年11月の報道発表資料で、「事業概要」と「位置図」
がついています。内容的にはまさに「概要」程度ですが、「専門家の指導、助言
を得て...最大限、新たに藻場及び干潟の造成に努めるとともに、藻の定着状況
及び干潟の形成状況を計画的に監視する等により極力維持に努めること」などを
「環境庁長官の意見」として書いていますね。埋め立ての実施を前提とする文書
ですから実効性実現性などには疑問がありますが、防衛庁文書とは違い問題点の
指摘はあります。
この件については、JCA-NETsearch では、目次だけですが、
*『週刊金曜日』第104号 1995.12.22
<http://www.jca.ax.apc.org/kinyobi/mokuji/W104.html>
*田村順玄「米軍岩国基地拡張の意味するもの 沖合移設事業、いよいよ始まる」
という記事があることがわかりました。
gooでは、次の資料を見つけました。
*アジア太平洋ネットワーク[NPA] Journal of Pacific Asia 2号 [1995]
<http://law.rikkyo.ac.jp/npa/020201j.htm>
*中逵啓示(広島大学)「利益誘導型基地運動の登場--岩国基地沖合移設はなぜ『成功』
したのか」
この文章はテキストで85Kバイトに及ぶ長文のレポートで、沖合移設推進派の事情
をその初期段階から政治ルポ風に跡づけています。環境問題や反対運動についての
記述がほとんどないことに不足感を覚えますが、推進派側の論理と運動については
わかりやすくまとめられています。
この「NPA」ページには、
*我部政明(琉球大学)「沖縄が新規日米安保体制に抵抗」
<http://law.rikkyo.ac.jp/npa/ng33j.htm>
*島袋純(琉球大学)「沖縄県民投票における政治過程」
<http://law.rikkyo.ac.jp/npa/ng304j.htm>
*五十嵐暁郎(立教大学)「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」
<http://law.rikkyo.ac.jp/npa/ng305j.htm>
*リー・ライトー(シンガポール国立大学)「封じ込めを越えて〜アジア太平洋におけ
る米軍駐留の将来的効用 〜 東南アジアからの視座」
<http://law.rikkyo.ac.jp/npa/020301j.htm>
という論考なども納められています。
反戦派市民運動の側からは、青木さんのところの他に
*<追跡!在日米軍>の「岩国基地拡張工事」ページがあります。
<http://www.rimpeace.or.jp/jrp/iwakuni/iwakakucho/iwkakucho.html>
*「「日米安保」と岩国基地 纐纈厚先生講演会」
<http://stu.sv.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~b2713/tusin4.html>
は<山口大学ユネスコクラブ>です。
あと、96年の貴舩岩国市長の「新春対談:拡大強化にならない沖合移設を目指して」
<http://www.joho-yamaguchi.or.jp/iwakunij/96nendo/96taidan/taidan.htm>
と、いうのもありました。
「2大事業(基地沖合移設事業・愛宕山地域開発事業) が始まれば、経済的な波及
効果は大変なものがあります。造成工事等各種工事の 実施の他たくさんの作業者が
入りますから随分、宿舎の建設、食料品、衣料品や 日用品の販売、更に、街の飲食
店が潤うとか、随分、波及効果があると思います。 私は、少しでも早く、岩国の経
済を活性化させたいと思っております。県東部 の経済の活性化というのは、ここ2
・3年の内に相当なものになります。」
とのことです....。
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島川雅史 mshmkw@tama.or.jp
mshmkw@jca.ax.apc.org
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3月、4月、5月、6月、7月、