島川です。
At 2:38 AM -0400 98.4.23, Yoko Taniguchi さんwrote:
> Hi, I am a student at the University of Maryland at College Park.
Hi, Wellcome!
> I wrote this message in English, but I can read Japanese with my
> computer, so please feel free to write in Japanese.
Yoko Taniguchi さんは、日本語を読むことができるとのことですので、I
feel
free to write in Japanese.
Yoko Taniguchi さんはメリーランド大学の大学院生で、"Management
Strategies"
という科目(これはどう日本語訳すればいいのでしょうね。「経営戦略」とか
「組織運営方法論」あたりでしょうか?)を履修されていて、その授業での自
分の研究テーマとして沖縄米軍基地問題を選び論文をまとめようとしている、
ということですね。
ヘリポート建設に関わる環境破壊の問題や米兵の犯罪行為など沖縄米軍基地問
題の全般に留意しつつ、沖縄基地の運営・運用について、基地の内部から、特
に指揮官の下級兵士に対する統制や指導という点に焦点をあてて考えてみたい、
ついては公開されたWeb情報にはどんなものがあるのだろうか、基地内部の情報
などは入手できないだろうか、ということを言われているわけですね。
Webなどで既に公開されている資料については、丸山さんが詳細に紹介をしてく
れていますが、これだけでも膨大なものになりますね。まだ公開されていない、
基地内部の情報という点では、先ずは各基地や在日米軍の広報担当やWeb担当者
に問い合わせること、究極的には、情報公開制度に則って資料請求することで
しょう。情報公開制度では時間も手数もかかって、急な場合には間に合わない
でしょうが、日本人にもこの困難な調査を長年月続けて在日米軍と在沖縄米軍
の実態について2冊の本を書いた人がいます。
著者の名前は梅林宏道という方で、丸山さんが作っている「沖縄・基地・安保
関連の書籍」のリストでいえば、
<http://www.jca.ax.apc.org/~kaymaru/Okinawa/Okinawa_books/Okinawa_books.html>
30.『情報公開法でとらえた 在日米軍』(高文研)1992.12.10
34.『情報公開法でとらえた 沖縄の米軍』(高文研)1994.2.10
の、2冊です。この2冊は直接にYoko Taniguchiさんの関心に応えるものでは
ないかもしれませんが、沖縄基地をめぐる話題のいわば前提条件としての軍事
戦略の問題やそれに相応する基地機能の問題のリアリティが浮かび上がってき
ます。
その他の本を含め142冊をリストアップしている「沖縄・基地・安保関連の書
籍」は日本の側から見た沖縄米軍基地問題へのアプローチとして有用なリスト
だと思います。
今後の調査の結果、何かがわかったら、私たちにも教えてください。
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島川雅史 mshmkw@tama.or.jp
mshmkw@jca.ax.apc.org
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3月、4月、5月、6月、7月、