●６月２３日付け、[aml 22365]（題名：首相靖国参拝中止求め署名開始）
ほか、同日つけのメーリングリストでのお知らせにつき、
その後、要請本文の訂正（ほんの少し）と、
要請名義（呼びかけ人・団体等）の追加、
一部肩書の訂正などありましたので、お知らせします。
事務担当の徐翠珍さんによれば、これで「最終稿」ということです。
●なお、「小泉首相の靖国神社公式参拝に抗議の声を！」の呼びかけ文も
届きましたので、追って別便にてお知らせします。（01/06/25 和田）
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以下のような内容と名義（呼びかけ人・団体）等で署名運動が開始されています。
７月末日に集約、８月はじめ首相に提出の予定。ご協力お願いします。
署名用紙の取り寄せ連絡先は次のところです。（折り返し郵送）
◆FAX番号：06-6562-6905（フリースペース・ローカル）
◆E-mael：<jjj@msd.biglobe.ne.jp>
◆署名集約郵送先（７月末日までに・・）、
〒530-0047 大阪市北区西天満4-6-3 井上二郎法律事務所
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小泉首相の靖国神社参拝の中止を求める署名
小泉首相は、八月一五日に「靖国神社」に首相の立場で参拝を公言しています。Ａ級
戦犯までまつり、戦前の日本の戦争遂行の柱として利用された靖国神社に参拝すること
は、戦争で犠牲になった遺族への冒涜であるだけでなく、侵略を受けたアジア近隣諸国
の感情を逆撫でする許すことのできない行為です。
戦前、国は強固な天皇制ファシズムをつくりあげ、アジアヘの侵略戦争を遂行してい
きました。その被害者は二千万人とも三千万人とも言われています。国内では言論をは
じめ、すべての自由と人権は封殺され、戦争に「赤紙」一枚で動員された三百万人近く
が亡くなりました。国家神道の中心施設靖国神社は、「天皇のため、国のため」に戦死
した人を「英霊」としてまつり、戦争の精神的主柱として機能してきました。
その反省から敗戦後、国家神道は解体され、憲法に「政教分離」が明文化されたので
す。
大阪では、一九八五年の中曽根首相による公式参拝に抗議して六人の遺族による訴訟
が提訴され、国に違憲の疑い有りと警告を発する判決、岩手での裁判では明確に「違憲
」という判断（仙台高裁）が示されています。歴史の反省のないところに日本の将来は
ありません。肉親を国に奪われ、もう二度と戦争はいやだという遺族の心情、そして二
一世紀こそ平和な日本・アジアにしたいと願う多くの人々の世論の声を大切にすべきで
す。憲法を尊重・擁護すべき首相の靖国神社への参拝は許されるものではありません。
中止されることを強く要求します。
二〇〇一年六月
内閣総理大臣 小泉純一郎様
真宗遺族会／井上二郎（京都大阪靖国公式参拝違憲訴訟・元弁護団）／金城実（同
上・元原告）／郡島恒昭（九州靖国裁判・元原告団）／玉光順正（播磨靖国裁判・
元原告）／安西賢誠（愛緩玉串料訴訟記念集会代表・元原告団）／神坂玲子（箕面
忠魂碑違憲訴訟・元原告）／熊野勝之（同上・元弁護団）／加島宏（大嘗祭・即位
の礼違憲訴訟・元弁護団）／反天皇制市民一七〇〇ネットワーク（大嘗祭・即位の
礼違憲訴訟元原告団有志）／即位の礼・大嘗祭違憲神奈川住民訴訟の会／東京都即
位の礼・大嘗祭違憲住民訴訟の会／関口精一（津地鎮祭違憲訴訟・元原告）／今村
嗣夫（同上・元弁護団）／中谷康子（自衛官合祀拒否訴訟・元原告）／小池健治（
同上・元弁護団）／井上二郎（岩手靖国違憲訴訟・元原告団）／菅原一郎（同上・
元弁護団）／波多野智通（滋賀献穀祭違憲訴訟・元原告団）／吉原稔（同上・元弁
護団）／島田雅美（大分大嘗祭「抜穂の儀」違憲訴訟・元原告団）／河野聡（同上
・元弁護団）／大橋一夫（昭和館問題訴訟・原告団）／内田雅敏（同上・弁護団）
／瀬川信彦（八王子遺族会補助金違憲訴訟・元原告）／小山七積（多摩市慰霊祭住
民訴訟原告） ＜六月二三日現在・順不同＞
（連絡先：井上二郎法律事務所 大阪市北区西天満四−六−三）
※以下、本文とも縦書きで氏名・住所の５名連記形式になっています。
集約は７月末日、連絡先まで郵送お願いします。